「人でルームシェアするところに、一人の男が住み始め、これまでの生活に...」パレード(2010) キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
人でルームシェアするところに、一人の男が住み始め、これまでの生活に...
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人でルームシェアするところに、一人の男が住み始め、これまでの生活に少しずつ歪みが生じていく。変化ではなくユガミ。
一見したら家族のような雰囲気を出しながらも、それは表面的な付き合いで、みんな他の人に思いはあるが、いがみ合いや争いをおこすことなく、すごしている。
男が住み始めて、それまで家にうごめいていた見えない「モンスター」が動き始めるかのよう。
犯人探しというよりかは、都会の隣人も知らないようなサバサバした関係をルームシェアに持ち込んでいるような感じがした。
メイトの中の犯人もだいたい分かっているのに、誰も追及もしないし、何もなかったようかのよう。それを問題とも思わないような空気。
素を出しているように振る舞う怖さ。それが根底にありそう。
直輝がサトルを尾行する意味を知りたい。
男娼役って難しいとは思うけど、大変だねぇ。
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