劇場公開日 2009年11月7日

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「期待せずに見に行ったが、面白い」僕らのワンダフルデイズ kokkoさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5期待せずに見に行ったが、面白い

2009年11月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

家族と仲間たちの最高に笑って泣ける感動エンタテイメントです。
末期ガンで余命半年と知らされ場合、自分はあんなに前向きに一生懸命生きることができるのか?
内容をチラッと見たときは、病気と闘う重いストーリーかと思いましたが
実際は物語全体に竹中直人ワールド炸裂で
悲しくて涙がこぼれてしまうのに笑いも同時に出てしまうほどです。
周囲のやる事成す事、全てを悪い方に受け取ってしまう、思い込みの激しい主人公を竹中さんが、
そのコメディセンスを如何無く発揮して演じています。
高校時代の旧友と久しぶりの再会を果たし、やがてもっとも輝いていた高校時代のバンドを復活させ残された時間を
『コンテスト優勝』という同じ夢に向かって練習を重ねていく姿は、自分の学生時代の仲間の大切さを再認識させてくれます。
宅麻伸さん、斉藤暁さん、段田安則さん、浅田美代子さんと素晴らしい役者さんたちと竹中さんの掛け合いも
とても笑わせてくれます。
普段肩に力が入りすぎて頑張りすぎてるサラリーマン、毎日の生活に追われている主婦、先が不安で見えないと悩んでいる方、
現代の我々に生きることの大切さを教えてくれる心温まる映画です。
是非とも映画館で泣き笑いを体験して欲しい作品です。

kokko