「.」呪怨 白い老女 瀬雨伊府 琴さんの映画レビュー(感想・評価)
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自宅にて鑑賞。番外篇乍ら、時間軸も含めたバラバラのエピソードが繋がって行くのは本家シリーズの正統派継承作。端を発する姿見の謂われが描かれていれば、もっと佳かった(本作の三宅隆太監督『怪談新耳袋劇場版('04)』内の『姿見』と関連が有るらしい)。キャスティングでは“磯部美帆”のあらいすみれが印象に残る。星野晶子演じる“白い老女”は描写がヤリ過ぎな上、存在自体に無理矢理な感があり、登場の度に失笑してしまう。また持っているバスケットボールが人の頭の伏線かと訝しんだが、肩透かしを喰らう。60/100点。
・本家本元の清水崇は原案と監修だけに留まり、フォーマット提供とアドバイス程度の関わりではと思われる。本作の“柏木一”役、宮川一朗太と“佐伯俊雄”役、宇都秀星の二人は、公開時、同時上映だった『呪怨 黒い少女('09)』にもほぼ同じ様な役所で出ている。
・鑑賞日:2013年2月25日(月)
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