「海の家のバイト仲間」大洗にも星はふるなり odeoonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
海の家のバイト仲間
2006年に舞台上演された作品の映画版で、妄想シーン以外は「海の家」の中だけのワン・シチュエーション・コメディ。
大洗海岸の海の家「江の島」で、ちょいワルオヤジでマスター(佐藤二朗)の元で働くバイト仲間、勘違いナルシストの杉本(山田孝之)、オクテなサメマニアの松山(山本裕典)、モテないくせに浮気願望が強い猫田(ムロツヨシ)、ハイテンション・バカの仁科(小柳友)、天然・カラ回りキャラの林(白石隼也)、アルバイト女性のよしみと江里子(戸田恵梨香)。ムロさんと佐藤次郎さんは福田組の風神、雷神だからお馴染みですね。
「海の家がまだ残っているのでクリスマスイブに会いましょう」と言う江里子の手紙を受けた男たちが集合、そこに海の家の取り壊しを迫る弁護士が加わる。男たちは皆、自分だけが呼ばれたと思っていたから、我こそはと言い争いが止まらない。話を収めるために弁護士がMC役で誰が江里子の本命か聞き取り調査で各人の思い込みや妄想が続きます。
結局、江里子は登場せず、手紙は余命僅かと知った林が皆に会いたくて送ったものだった。まあ、悲劇に様変わりかと思ったら、とんでもない聞き間違いで一件落着、また夏が来ました・・。
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