ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれないのレビュー・感想・評価
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だらけた大人が見るからこそ面白い
2chの実話に基づくブラック会社のお話。
上司にひたすらイライラ。
藤田さんが神すぎて惚れる。
ストーリーとしてはありがちかもしれないけど、思ったより全然面白かったです。
アイマスクの上原さんに一番笑った。
明日も頑張ろう社会人!!!
長くなるならスレタイ立てろ笑
題名の通り。
制作者の誰も、このスレタイ立てろという意味不明さに気が付かなかったのでしょうか。
スレタイの意味を調べなかったのでしょうか。
映画開始数分で、この言葉が写ります。
その瞬間、「ああ、よく調べもせず、いい加減に実写映画化したんだな」
ってわかりました。
エンターテイメント性を重視した、コミカルさ、一般ウケが大事なのはわかりますが
ブラックさもさほど表現できていない。ただ理不尽なだけの会社です。
理不尽なスケジュールで毎日泊まり。
でも最終的にはみんなで一致団結して、納期に間に合いました
いやーよく頑張ったね
なんていうブラックな体制を肯定すらするような展開には
「くだらないフィクション感」が満載です。
漫画にもなっているので、そちらを読んだほうが賢明。
ただまぁ、これはこれでエンターテイメントとしては
ちょっとだけ笑えるところもあるので
かろうじて評価は1.5点。
これがブラック会社・・・・なのか?
今は就活やら不況やらで働くということに対していろんな悩みがあるとは思います。そういった学生はこれを見ると何かわかってくるのではないいでしょうか・・・そういう私も学生ですが(汗)
映画に出てくるこのブラック会社は確かにめちゃくちゃではあります。しかし、これはあくまで学生である私の意見ですがこの会社をブラックとは思えなかったのです。
ていうのかその会社をブラックかどうかなんて所詮は自分の主観的な意見であって他人から見れば別にブラックでもなんでもないのではとこの映画をみて思いました。確かに楽ではありませんが働くっていうのはこんなものではないのかと思います。まあでもこの映画は少々ソフトにブラック会社を映し、何よりかなり笑えるコメディ映画にもなっているからそう思えるのかもしれませんが(笑)
というわけでこの映画は働くということについていろいろ考えさせられる映画です。特に学生にはなかなかためになるのではないかと思います。
学生こそみた方がいい!
2チャンネルの実写化だから少しコミカルさが気になるけど、
実際働くっていうのはこういう事なんやろうね。
色んな会社で働いて来たけど何がブラックなのか、
何がホワイトなのかは当人にしかわからないけど、
この主人公が働いてる会社は
就業時間も守られてないし、仲も悪く、体質が問題あるけど
ある意味ではきっちりとした仕事をしてる気がするのは
今までの自分の経験がゆがんでるせいなのかな?
やりがいとか給料とか将来性とか
人によって仕事に対する希望は違うからこそ
働く前にある程度覚悟する為に今の学生にはお勧めの作品やと思う。
『キサラギ』の監督!?(泣)
ラストの特別出演は蛇足だったけどw『キサラギ』は私が邦画も捨てたもんじゃないと思い改めさせられて、よく観るようになったきっかけでもある本当に大好きな作品(まだの方は是非!)で、
今回も惹かれないタイトルや心配なキャストというハードルを一瞬にして無くしくれたのは“あの佐藤監督作品”という魅力があってこそ。
ある意味観てみてこんなに「観なきゃよかったー(泣)」と思ったのは初めてかもしれません。もちろん内容も内容なんですがそれより…。。一応点数は“『キサラギ』の監督さん”という先入観なしでつけました。
私が佐藤監督を買い被ってただけなのかもしれないけど、いっそ買い被り続けたかったwあんなに光ってたセンスが感じられないんだもの。基本的に寒いのが大ショック。
コミカルと感動のさじ加減がすっごくつまらない。笑わせようとしてるところも感動のシーンもスベってるまま終わっちゃった感じ。特に笑えて笑えて最後には考えさせられる、みたいなコメディ色に期待してたのでがっくり。
せっかくタイトルにまでしたのに掲示板という特徴も活かせてなくて(エンドロールは面白かった)、こんなテイストならむしろ蛇足なくらいでした。元ネタは知らないんですが多分そのスレを見てる方が面白いんだろうなと感じました。
おまけに脚本も安易というか出来すぎというか。(マ男(この呼称がまたクドくてサムい)の頑張りは尊敬しますが)化けそうな題材なのに勿体ない。
映画なんだからそれでいいんだけど実話を売りにしてるならリアリティは欲しかったです。下世話ながら2ちゃんねるの書き込みから制作サイドの演出なんじゃないかと勘繰っちゃう。
上で“心配なキャスト”と書いたのは小池さんと品川さんのことなんですが、残念ながら予感が的中してしまいました。
小池さんは演技はいいんだけど(熱演には株が上がりました)この主人公の設定には綺麗すぎる気がするし、「バーカ!」のリーダーは芸人の品川さんじゃ逆に笑えない。
お二人だけじゃなくなんか全体的に「仕事だから演技してます!」という空気が拭えてない感じがしました。上手いし頑張ってるのにノッてないとでも言いましょうか。
例えば田辺さん。元々『11人』の最終回も面白かったということで田辺さんというキーワードからこの作品にたどり着いたのですが、良心である藤田さんもなんとなく“無理”を感じるというか。
これはキャラクター設定と『11人』を観た後だからというのもあるかもしれないけどw、全くの気のせいではないはず。(唯一笑わせてくれたのが田辺さんの孔明でもあるんですけどねw)
作り手がノリきれてない物にはこちらもノれない。
とは言うものの、かなり頑張れるマ男が限界を感じた出来事ってなんなんだろう?と先が気になったし主人公の希望かつ根本的なブラックな部分が垣間見える終わり方(特別出演は蛇足だったけどw)には働く、お金を稼ぐ(戴く)ということについて考えさせられました。
雇う、雇われる。買う、売る。ギブアンドテイクで、ひとつひとつの“コマ”があるから成り立つんですよね。誰の代わりもいくらでもいるしそうじゃなきゃ社会が回らないけど、“意味”を見いだすには、
せっかく何かの縁で一緒に働けることになったんだから“働いてやってる”でも“働かせてやってる”でもなく“一緒に働かせてもらってる”と思える環境作りを一人一人がすることが大切だなと改めて思いました。
この映画ではそういう事は言ってないけど一日の大半を過ごすのに給料(生活すること)だけが目的なんて勿体ない!とも改めて思いました。
でもやっぱりそういうのでフォローできないくらい観たくなかった…w
社会人は辛い
自分の職場だったら最悪(笑)
期待しないで見てみたら
めちゃめちゃ面白かったです!
20代の社会人の方に特にオススメ(^-^)
頑張ろうって気持ちになれます(^^)
小池徹平くんが可愛かった〜(^-^)✨
なんのために働くのか
自分の知らない理系の会社のブラックな部分をみることができ、そんな世界もあるんだと興味を持って最後まで観れました。
主人公以外の人たちがとてもキャラが立っていて面白かったし、主演の小池徹平の好演でクライマックスがしっかり盛り上がり、主人公の背景もきちんと描かれているので共感できます。
構成も上手く、エンドロールの後まで観ることをお勧めします。
ただ、あまり映画館のスクリーンで観るほど迫力がないかなとも思いました。
自分はまだ大学生なのですが、将来何のために働くのか考えさせられる、意外と奥の深いコメディでした。
ブラック会社を面白おかしく映画化。ラストのラストが怖いw
同じIT業界で働く身として、あるある!と楽しく時にはほろりとさせてくれる楽しい映画でした。各登場人物のディフォルメ化がとても旨く、そこが面白かった要因かと。
IT中小のデスマーチ→達成感→またがんばろう→デスマーチ という無限の不のスパイラルを感動的に書ききるところがリアルであり、当事者としてイラッとするところでもありました。
ラストのラスト、社長の一言がすべての締めくくりとして、僕にも怖い現実を教えてくれた。
「笑いあり、涙あり」
DVDを見た後に原作のスレッドを読みました。
原作とは少し違っているけど、全然映画自体も面白い作品になっていると思いました。
配役も結構ハマっていて、品川さんと池田さんのウザさ加減は最高でした。
私のお気に入りは「カオス」の場面です。笑
「笑いあり、涙あり」ていう抜群に言葉が似合う作品です。
笑って考えさせられる傑作
ブラック会社ではなくとも、働いている人ならどこかしら「あるある」と思う部分があるのでは。
かなり過酷な労働環境の会社が舞台だが、見ている側が辛くならないような笑いの匙加減が良い。リーダーや上原さんのキャラなど、「こういう人いるよな~」という部分を損なわない程度に上手くデフォルメされている。個人的にはマイコ演じる派遣社員の、女子特有の空気読めなさと無神経さ、「分かる~」と思った。
過酷な労働条件、下請けの苦悩、低学歴やニートに冷たい就職戦線、人間関係が希薄になってきている職場環境…どんな人が見ても何かしら考えさせられる、実はかなりの社会派作品だと思う。
生活のために働かなければならないが、働くことに何か意味を見出せなければ明日へのエネルギーが沸いて来ない。キレイごとは言っていられないが、キレイごともなければ生きていけない。
最後に少しの希望を持たせる、救いのあるラストが清々しかった。
それにしても小池徹平はイジメられ役が嵌るよなぁ。
内容はないよう
エンタテイメントとして観れば面白いですね。
社会問題になった「ブラック会社」という題材だけど、
社会風刺性は全くないので単純に楽しめますよ。
リアリティもほどほどになく「へぇ、こんな世界もあるんだ~」で終わるので、
単純に最後まで楽しめますよ。
ただし、それ以上を求めたら金と時間の・・・。
テキトーにハム速で内容把握すれば十分。
映像としてみたければレンタルDVDでネタとしてドーゾ。
オタク文化(でいいのかな?)発祥のエンタテイメント。
電車男と同カテゴリです。
劇場で見なければ【B】くらいには楽しめるかな。
黒い限界を超えて。
まさかこの作品で、泣くとは思わなかった^^;
いや~感無量。こんな痛快作だとは題名から思いつかん。
それにしてもなんでやけに長い題名、と思ったら
もともとは2ちゃんねるへの書き込みが原作なのらしい。
私はまた、ブラック会社!?というタイトルから
その経営自体が怪しい会社なのだと勝手に推測していた。
あ、いや…怪しいといえばそんな要素もあるのだが^^;
経営が怪しいというより、働く側からみてあり得ない会社。
こんな会社を選ぶはずないだろ、という意味だったのね。
…でも選んでしまった。これって皆そうなんじゃないだろか。
だってこのご時世。仕事にありつけるだけでも有り難い。
だいたい仕事なんて、働いて初めて分かることなんだから。
いちいち漫画チックにその実態が明かされていくところ、
ほとんどこれはコメディだ。と思っていた。
そしてこの調子でずっと小池徹平が散々な目に遭うのだと
いま流行のゆるい?笑いのブラックコメディだと(それもある)
本当にタカをくくっていた。
…ところが!
違うのだ。ものすごく切ない。ものすごく共感できる。
この主人公ほどではないにしても(プログラマさんは真実?)
なんでこんなに過酷な労働条件で、来る日も来る日も働いて
働いて働いて働いて…なのに少ない○○。って、泣ける!!
そりゃぁ、限界もくるわな。。
少し前まで、この主人公はニートだった。
いじめをうけ不登校になり、引きこもり、家族に心配をかけた。
一念発起して働こうとした矢先、母親が事故で死んでしまう。
あとで分かることだが、父親もリストラに遭っていた。
もう後がない!こんなことってあるのか?と思う不幸の羅列が
主人公を襲い、無責任な同僚たちへの我慢も限界になる。
学歴詐称を疑われ、差別までされる。どんなに頑張っても所詮
人は学歴でしかモノを見ないのか。仕事は成果を挙げたのに。
それでも諦めないで頑張ることに意味があるのか?たった一人
でも、自分を助けてくれる人間がいるから頑張れたってことか?
泣いても喚いてもどうにもならないとはこういうことだ。
なぜかあり得ないこととは思えないくらい観るものに迫るのだ。
実は自分の会社も(こんなではないが)よく似ている。
プログラマさんは(もちろん私は違う)身近にはいないのだが、
納品だ、〆切りだ、とその脅迫!?に常にビクビクしている。
できないです!ムリです!そう言えたらどんなに楽か…。
下請けは親会社に頭が上がらない。他より少しでも実績を上げ、
こちら側へより多くの発注を出してもらうしかない。キビシイ…。
ブラック会社であろうとなかろうと、毎日頑張っている人への
相当の応援歌になること請け合いの作品だ。スッキリしよう!
しかし小池くん、やたら不運が似合う俳優になったなぁ。。^^;
(品川嫌いな人はもっと嫌いになれる?かなり個性的な顔ぶれ)
あまり期待せずに見たら思わぬ大穴でした!
時間つぶしのつもりで見にいったら、あまりの出来映えに釘付けになりました。爆笑モノの濃いキャラ設定、飽きさせないスピーティな展開、そして徹平クン大熱演のクライマックス。かわいいだけのアイドルと思ってたら(ごめんなさい)中々にすばらしい演技で見直しました。肝は原作にないラストシーン。この構成、うますぎる。泣けました。
厳しいことを言えば、小池徹平はさわやかすぎてニートあがりの負のリアリティがなく、最初だけでも違う役作りがあってもよかったんじゃ、とか、業界特有の絶望的労働環境があまり描かれてなくて「限界」が感じられなかった、とかもありますが、それでも、、、今年見た映画の中でベストかも。
すごい監督ですね。キサラギの人だったんだ。大笑いして、泣いて、そして打ちのめされました。
エンドロール後の映像のあまりのブラックさには、思わずひきつってしまいましたが、、、(笑)
いいあんばいの手堅いコメディ
自ブログより抜粋で。
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“2ちゃんねる”に立ったスレッドが原作ということくらいしか予備知識もないまま、それほど期待せずに観たんだが、これがなかなか侮れない“アタリ”だった。
シーンの大部分はオフィス内だし、登場人物も最小限。そのキャスティングにしても比較的地味で、いわゆる低予算なお気楽コメディ映画だとは思うんだけど、作りはけっこう真面目。
時間経過を示す、ありがちなオフィス街の夕方の実景に、超望遠で撮影した、ばかでっかい夕陽を持ってくるなど、きっちり絵づくりしてるなぁと感心させられる。
なによりマ男の背景を丁寧に描いた脚本に手抜かりがないことに好感が持てる。
笑いを誘いながらも社会や人生の一面を切り取っていく手際の良さ。
硬派な社会派映画ではないし、リアリティという意味ではマンガっぽい内容だとは思うが、デフォルメされた憎めない曲者上司たちの振る舞いの中にも、どこか「あるある」とニンマリさせられる。
コメディ主体の前半から一転、マ男がいよいよ限界に追い詰められて放つ感情の爆発も、奇をてらわない王道。
こういう映画なら当然こういう落としどころだよね、と安心して観ていられる大詰めの感動的な展開も、意外性は乏しいものの、ちょうどいいあんばいの湯加減で心地いい。
単調な会社内のセット撮影の連続になりがちな内容を、CGをふんだんに使った妄想シーンを挟み込んだり、開放感のある屋上に場面を移したり、と、絵変わりさせる工夫も手慣れたもの。
陰で会社を支える、切れ者の藤田さん(田辺誠一)のミステリアスな存在感が牽引役となり、観客の興味を最後まで飽きさせないのも巧いと思った。
ただ、2ちゃんねるを模した匿名掲示板「Bちゃんねる」は必要なかったなぁ。
一世を風靡した『電車男』(2005年、村上正典監督)と違って、“名無しさん”たちはまったく登場しないし、物語の展開にもまったく影響を与えていなかったもの。
ブラック会社に勤めていなくても・・・
いじめ→高校中退→ニートという、現代の様をそのまま表しているかのような主人公のマ男。
不況で、就職困難。
やっと就職したけれど、労働環境は厳しい。
弱いものいじめのリーダーや、その取り巻き。
我関せずという人。
自分のことで精いっぱいの人。
でも、そんな中でも、藤田さんという優しく、頼もしい人がいた。
上手に喋れなくても、ちゃんと言いたいことをわかってくれる人。
そんな人がいて、温かい言葉をかけてくれ、励まされれば、もう少し頑張ってみようかなと思えるよね。
「今、目の前にある世界を変えよう」と、必死になって闘っている人間の姿に勇気をもらえる。
人を思いやる気持ちや言葉が、人を育て、自分をも成長させるのですね。
周りの環境を変えたければ、まず、自分が変わること。
思うことが言えないでいたら、ぜひ、勇気を出して言葉にして、心の底から叫んでみよう。
しないでいるよりは、イイよね。
なんて、思える作品でした。
画面にセリフを文章にして表したり、掲示板の書き込みをそのまま画面に出したり、面白かった。
デスマ(死の行進)、ソルジャー、ガンダム、三国志などのネタをはさんだり、若い女性の中西さんには、リラックマを添えたり。
マ男の心の内を吐露させるのに、紙人形を使ったり。
遊び心が功を奏している。
小池徹平の爽やかさと全体の明るさが、暗くなりがちなストーリーを救ってくれた。
それにしても、品川の「ばぁ~か!!」は、うるさい。
それと、社長!! おぬしがワルよね~。
あなたの采配で、変わるでしょうに!!
あれだけ、≪キサラギの監督の~≫と書かれれば、どうしても「キサラギ」と比べてしまうけれど、「キサラギ」のような≪謎解き≫がない分、「面白さ」という点では負けるかもしれない。
でも、実話を基にしているという現実味がある。
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