劇場公開日 2010年3月13日

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フィリップ、きみを愛してる!のレビュー・感想・評価

全46件中、41~46件目を表示

3.5ここまで愛し愛されたら本望でしょう

2010年3月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

これ実話ベースなんですよねぇ
ここまで愛を貫けるなんてすげぇなぁ
あと、この人、頭良すぎですよ

~~~

とてもリラックスして楽しませてもらいました。

愛のために、ここまでしてしまう行動力にも
圧倒されましたが、ここまで数々の詐欺を考え出し
実行する行動力の、頭脳明晰さにも驚かされました。

もっと他の分野で、この頭のよさを生かせばいいのに、
と思うわたしは、立派な凡人なのでしょう(苦笑)

大事故を起こした後、
「自分に正直に生きる」と決意しながら
詐欺を働き、嘘を言い続けて生きる矛盾。

本当、人生とは一筋縄ではいかないものです。

ただ、嘘といっても、
嘘から出た真っていうのもあるのは事実で、
仮病のつもりだったのに、気づいたら本当に
その病気にかかってしまったなんてこともありますからねぇ。

本当、人生とは一筋縄ではいかないものです。

☆彡     ☆彡

詐欺で終身刑なんて
後にも先にも、この人だけではないでしょうか。

愛しぬくために、
嘘をつき、脱獄を繰り返す。
ある意味、自分の夢・理想を
追い続けているわけですから、
犯罪者に対する表現としては
適切ではないかもしれませんが、
“素敵で素晴らしい人生”と言えると思います。

フィリップ、きみを愛してる!

大迷惑だっただろうけれども、
フィリップも、今後ここまで、
愛されることも、愛することもないでしょう。

フィリップにとっても
“素敵で素晴らしい瞬間”だったに違いありません。

本当、愛も一筋縄ではいきませんね。

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septaka

3.5ゲイ!ゲイ!ゲイ!ゲイ!

2010年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

3月15日渋谷HTCにて観賞
まずゲイ×4発というジム・キャリーの発言にはホントに飲んでたウーロン茶吹き出しました!
んで内容は特に
ユアン・マクレガーがまた新たな境地を見つけてしまったんじゃないでしょうか?
あまりにも繊細そうなユアンは見ていてほっとけない!って感じ
作品自体もそんなに「ゲイ気持ち悪っ」て印象も無くケラケラ笑いながら何も考えないで観られます。
なんかジム・キャリーの走る姿って笑えるなぁ。ついでに結構カッコ良い顔だったりすると再認識しました。
おススメ!

ところで原作の主人公を本気で見てみたいって気になったのは俺だけ?かなり興味ある人間だ!

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ゲオルゲ・ハジ

4.5楽し〜〜!そして、実話ってのがびっくり

2010年3月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

IQ169の天才詐欺師が、あの手この手で、一目惚れした彼女(?)のために奮闘する姿が楽しい!一見、異色のラブストーリーに見えるけれど、誰かを好きになった事がある人であれば、その気持ちは理解出来るはず。

キャストではジム・キャリーもいいけど、圧巻なのはユアン・マクレガー!本物にしか見えない好演を見せていて、映画を観た人は「ユアン・・・かわいい!」と思うはず。

しかし、これが実話に基づいてるってのがびっくり。終盤の展開には誰もが息を呑むことだろう。オススメです!

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ダース平太

4.0プリズン・ブレイクシーンはイマイチだけど、空前絶後の大ペテン師映画だ。

2010年3月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 コミカルな天才詐欺師でしかもゲイという役をやらせたら、ジム・キャリーがまさにはまり役。彼のファンなら、必見の一本でしょう。ベッドシーンも体当たりでこなしていました。いやはや対した役者根性です。
 そして恋人役が、ユアン・マクレガーというイケメンのヤサ男だったので、ゲイという違和感をあまり感じさせませんでした。

 ストーリーは、まず主人公のスティーヴンが普通の結婚生活を営んでいるノーマルなシーンから始まります。妻と教会に行き、オルガン奏者として活躍するありふれた家族の映像。しかしスティーヴンには秘密があったのです。
 ある夜のスティーヴン夫妻のごく普通のセックス。でも下半身のアップから全身のアップにパンすると、なんとまぁ、スティーヴンの相手は男ではありませんか!そうです、彼は、ゲイだったのです。この切り替わりには、大笑いしてしまいました。

ジム・キャリー作品だけに爆笑シーンも満載ですが、その側面にはスティーヴンの自分探しというテーマも潜んでいました。そのため何度かカットバックされて、彼の生い立ちが示されていきます。
 スティーヴンは、赤ん坊のときに養子に出された事実を養父母から聞かされ、そのショックが癒えませんでした。警察官になったのも、その立場を利用して自分を見捨てた実母を探しあてねためだったのです。しかし、実母に詰め寄っても、冷たく門前払いを食わされのでした。

 その交通事故に遭って真摯の状態のなかで「啓示」を受けたスティーヴンは、「自分に正直に生きること」を決意。ゲイであることを家族にカミングアウトして、単身フロリダへ移住します。そこでラテン系のジミーと知り合い、気ままなゲイライフを満喫するのです。けれどもジミーを喜ばすために、プレゼントのほか、高級クラブやら、フィットネス・ジムやら、レストランなど贅沢三昧。すぐに資金繰りに困ってしまいます。そこで、IQが169のすごい頭脳の持ち主だったスティーヴンは、いろいろな苦肉の策を「考案」していきます。しかし、そのどれもが詐欺行為でした。それでも彼には全く悪意はありません。きっと、潜在意識的には実母捨てられた人への仕返しとして、彼を無意識のうちに犯罪へと駆り立てたのでしょう。
 その手口は、わざとスーパーの床にオイルを垂らし、転んで怪我して治療費をせしめたり、何枚ものクレジットカードの偽造して使ったり、その才能を発揮します。
 一度捕まって、刑務所から脱獄した後も、医療保険管理会社の財務担当者にまんまんと就職ししまうするほどの凄腕だったのです。そこで落ち着けばよかったものの、長く努めると詐欺師の虫が騒ぎ出し、その会社の金を横領して、またまた捕まってしまいます。

 テキサスの刑務所に移されたスティーヴンは、金髪で青い目をしたフィリップに一目惚れ。そこからラブコメの定番のように、ふたりの出会いと別れを綴っていきます。常識を越えたあの手この手を使って、なんとかフィリップと同房に移送させようとするところが、いじらしいのです。
 自分だけが別の棟に移送させられてしまうと、釈放書類を偽造したり、一般市民や医者の服を手に入れたりして、何度も脱獄を試みる始末なのです。
 ただ大胆なプリズン・ブレイクの手口を考案したスティーヴンでしたが、残念なことに中盤からテンポアップして、その華麗な手口をじっくり描き切れていません。
 結局4度も試みて、そのたび逮捕されてしますが、かなりその過程を省略されてしまいます。それと詐欺師ということがフィリップにバレて、別れてしてしまったあとのふたりの関係も、かなり省略されているのです。お互いの気持ちの変化がはっきりしないことが不満として残りましたね。

 そしてスティーヴンは、文字通り生命をかけた大勝負に出るのです。
 脱獄後再逮捕されあげく、フィリップとは別な刑務所に収監されたスティーヴンは、突然不治の病にかかって、瀕死の状態になります。そのことを知ったフィリップは独り嗚咽します。そのピュアな思いには、見ている方も思わずもらい泣きしたものでした。ああ、これでこの話はもう終わりなのか、でも単純なストーリーだなぁと思っていたら、ありゃりゃ大違い!
 スティーヴンという天才詐欺師の本領は、この瀕死の状態(同じシーンがプロローグにも登場して、伏線として彼の死期が近いことをくどいように暗示していました。)から始まります。なんという大どんでん返しでしょうか。実話に基づくものとしては、空前絶後の展開といっていいでしょう。もう開いた口が塞がらないほど、びっくり仰天させられたシーンとなりました。
 天才スティーヴンがどんな大勝負に打って出たのかは、スクリーンでぜひ確認ください。

 本作で印象に残るのは、冒頭とエンディングで描かれる雲です。雲は、形を変えて何にでもなれます。自由のシンボルです。それに比べて、一切の自由を拘束されてしまった主人公のスティーヴンが病室や監獄での自由を奪われたところをかぶっていきます。その対比させたシーンが凄く印象に残りました。

 奇天烈な男の人生が描かれる作品でした。でも、ひっょとして監督は、見ている側の観客の固定概念をおちょくるために、ゲイの恋愛ドラマを描いたのかも知れません。
 ~自由な発想のために。

●実在のスティーヴン・ラッセルについて
 余りにも簡単に脱獄してしまうので、90年代当時のテキサス州知事だったブッシュは困ったあげく、特殊な独房にスティーヴンを閉じ込めてしまったのだそうです。
 ちなみに現在52歳になったスティーブン、テキサス州の更生施設にて144年の懲役刑を受け重罪の為独房監禁されています。そのため外部との接触もほぼ出来ない状態にあるようです。
 映画が公開されるにあたってスティーブンは、刑務所内でちょっとした有名人になって看守からたまにサインを求められたりしているのだそうです。演じたジムとユアンについては正確に演じられていて心打たれたと取材した記者に語ったそうです。

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流山の小地蔵

4.0ハートフル

2010年3月4日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

幸せ

始めはゲイの映画なんてと思っていましたが奇想天外とっても楽しく観られました。元気わきました、映画をみて落ち込むのもありますがこれは楽しいです。あんなに愛されてみたいなと。。

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キット

3.0ユアンが可愛すぎ!ジムは悪人面すぎ!

2010年2月26日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

萌える

試写会で観賞。

実話を元にした映画ということですが、何と言えばいいのか、、、
この、正直「本当にあった嘘のような実話」を映画にする場合、いろんなバリエーションが考えられるような気がするのですが、実話を元にしながらナンセンスコメディの様な路線にしちゃったところが、ある意味スゴイ、、、なあと。
自分は異性愛者なのですが、同性愛者の方が見たら、どういう印象持つんだろう、この映画に対して、と思いました。若干、ゲイであることを笑いに繋げているような部分もあるんですよね。気にしすぎかしら。

どうせなら、愛とか感動とかそんなの微塵も感じさせないようなナンセンス&ブラックコメディ路線でカッ飛ばして欲しかったかもー。ヘンにいいシーンがあると、逆に違和感があったりするんだもん。

でも、一番の見どころは、ユアン・マクレガーの殺人的な可愛さでしょう。
すんごーーーーーーーーーーく、かわゆいです。
笑顔が。
泣き顔が。
堪りません!
あー、可愛かった。
ジム・キャリーは悪人面すぎて笑えます。ほんと、ハマリ過ぎ!
振り返ると、『マスク』のときとかって、ジムが大男っていうイメージなかったんですけど、おっきいですよね〜。今回、その体格がすごく生かされてたと思いました。減量もお疲れさま。。。

R15ついてますが、これは性的描写の影響のレーティング?
ベッドシーンはちょこっとありましたが、そんなに過激な性描写あったっけ?って思うけど、過激じゃなくても同性愛モノだから厳しくしてあるのかな。
暴力シーンや流血シーンもそれなりにありますが、そっちもそんなに過激でもなかった、と思います。

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shinamon