ゴールデンスランバー(2010)のレビュー・感想・評価
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いい…いい。いい!
とても考えさせられる映画。
主人公の青柳が、国家権力に仲間とともに翻弄される。友人が死ぬ前に残した、人間の武器は、信頼と習慣であるという言葉。青柳はビートルズでいてばポールマッカートニー的存在で、バラバラになった仲間を引き合わせてくれる、また青柳には深い信頼がある。変わらない習慣が仲間同士の行動を支えてくれる。
今俺はリクルートに落ちてリブセンスに行くことに決めた。リクルートで落ちた理由の中に、お金大好きという考えに合わなかったというのがあると思う。また、優秀な人は根回しがうまいという記事も読んだ。正直者はバカを見るというものだ。
しかし、深い信頼は直球野郎にしか得られないはず。そう信じて、今まで以上に周りの人を大切にして、みんなから信じてもらえるような人間になりたいと思った。
面白かったー
原作の方が良いかな
キャスティング良し
何らかの国家レベルの陰謀に巻き込まれ首相殺しのテロリスト犯とでっち上げられた主人公の逃亡劇。冒頭の雰囲気はサスペンス仕立てになっているが、犯人探し、犯人への復讐を遂げるための作品ではない。むしろ「他人・仲間を信じる事」がテーマというドラマ。
まぁ警察は間抜けだし、いろいろと御都合主義だが、その辺はファンタジーの娯楽作品として気にならない人なら楽しめると思う。堺雅人をはじめ、キャスティングが良い。竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとり、香川照之 、柄本明、濱田岳、ベンガル、貫地谷しほり、伊東四朗、木内みどり、永島敏行、ソニン 、でんでん、滝藤賢一……どれも仁にあっている。キャスティングの良さがなければ単なる凡作になってただろう。
堺雅人の演技、初めて見た
原作は未読、堺雅人もCM以外見たとない状態での鑑賞。
正直、長~く感じた。
サスペンス映画としてこれは不合格。
得体のしれない恐怖・脅威を描くならリアリズムが無いと無理でしょ。
荒唐無稽というかファンタジーじゃないの?というような流れが多すぎ。
堺雅人の良さが存分に出てた、とも言いにくい。
香川照之は相変わらずノリノリで演技してたけど。
ラストのニヤリ感がなければ最低点ついてたかも。
良かったのはそこだけ。
脚本が酷いんじゃないかな。
むかしの仲間っていいよね!的な映画。。。
劇場でも観たけど、このまえ、あるチャンネルの「伊坂特集」でまた観た。。
基本的に「逃げる」映画わ好きなので、この映画も、けっこう好き。。
あと宅配ドライバー仕事的にまえやったのでwうなづける設定とかあって、そこわ、個人的に「うんうん」とうなづけたw
原作版の「近未来風」の監視システムとかの描写(たしか)とかわ、極力無い感じで、すごく今に身近感だそうとしてた感じ。。
主演の堺雅人の「人の良い感じ」がすごく好感度ある。この物語の映画化わきっと彼が適任だったんだろうなぁ。と感じた。。
展開的に、もちろん、「え~、ご都合過ぎ・・」と感じる部分も多々あったけど、全体の流れで全然OK..
あと、カローラわ、タイヤわ、大丈夫かなwとか少し脳裏を掠めたけど、(あとデスビわよwとか)
これわ、一種のファンタジーだからべつに良いよね。。
あとキルオ役の、伊坂さんの分身的俳優の濱田岳が最高に良い!
すごく良い。。なんか良い。。
けっきょく、むかしの仲間って、やっぱ良いですね、みたいな感想だとしても、いまの自分の行動の積み重ねが、すげ信頼につながりますなぁ。。
だから習慣て、何気に大切なんだなと、あらためて考えさせられたw作品でした。。
彼らにしかわからない合言葉
決して褒めれるものではない映画、しかし憎めない映画でもあるといった感じでした。
まず前半の逃走劇の緊張感のなさは見ていて眠くなってしまうほど。途中永嶋敏行さんの変な演技(?)や濱田岳さん演じる妙に人思いの殺人鬼などそれなりに楽しいものの、脱力感のある展開は見ていてきついです。
しかし後半辺りからの主人公と彼をよく知る人物の思い出話がどんどん絡みだしてから面白くなってきました。
にしても他人を信用するかどうかはその人と実際に面と向かって話さないといけないものなんですね。主人公を知らないマスコミなんかは大口叩いてさんざんけなすが、主人公をよく知る人物達は彼を人柄を誰よりも理解していて何の疑いもなしに彼を信用する場面は、自分も主人公同様にちょっとうれしさがこみ上げます。特に主人公の父親がマスコミに向けて一喝するシーンにはどことなく爽快感がありました(実はこの映画、反マスコミ映画?)
そう思えるのもやっぱり父親役、伊藤四朗さんの演技あってのものでしょうね。
主人公に手を貸すキャスト陣もどこか心優しそうな役者さんばかりなのでそれも功を奏しているのかもしれません。
後主人公たちにしかわからない思い出のピースを終盤付近で存分に利用している物語も割かしよかった気がします。特にラストのシーンの数々は彼らにしかわからない合言葉のようで、見ていて何とも言えない充実感と幸福感をを覚えてよかったと思います。
・・・とはいえやっぱり序盤あたりの退屈感はいただけないと思う。せめて首相暗殺シーンだけでももっとうまく見せられなかったのでしょうか。後半がよかっただけにちょっと残念です。
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