劇場公開日 2010年1月30日

ゴールデンスランバー(2010)のレビュー・感想・評価

全160件中、101~120件目を表示

4.5良質な日本映画の典型

2010年3月23日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

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わたぼう

4.5ハラハラどきどき!

2010年3月22日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

堺雅人さんが好きで見に行きました。
私は見ていて面白いと思いました。結構好きな映画です。
周りの役者さん吉岡さんとか伊東さんいい味出してます!
ただ、細かいことが気になる方にはお勧めできない映画かも…

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ニンジン娘

5.0お金を払う価値がある【核心には触れない程度のネタばれ】

2010年3月7日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

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いずる

2.0盛り上がらないまま・・・

2010年2月24日
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鑑賞方法:映画館

単純

ものがたりしょっぱなの「首相爆破」シーン・・・ではなく、
警官が発砲するシーンでビクッとなっただけで、あとは盛り上がらないまま
終わったって感じ。

ストーリもまったく面白くない。
何よりキルオの設定とか、犯人に仕立てられた理由・背景などが適当で、
あまりにも消化不良。

最後のグダグダなオチでは、思わずスッコケそうになった。

和製本格アクション!?サスペンス!?という風に期待して観たけど
・・・結論。ダメだったなぁ。

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hibachan

2.0非現実的で中途半端??

2010年2月23日
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鑑賞方法:映画館

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楽しい

興奮

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タイクーン

4.0や、やってません!

2010年2月22日
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鑑賞方法:映画館

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怖い

興奮

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ハチコ

4.5うまい!

2010年2月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

贅沢な俳優陣の使い方にも唸ったし、会話や過去エピソードが場面場面で出てきて繋がってるのがうまいなぁと思った。

途中、それはちょっと無理やりすぎない?って思うところもあったけど、家族だったり友人との心のつながりみたいなものに泣かされました。

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むらこ

5.05回も観てしまった・・・

2010年2月20日
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鑑賞方法:試写会、映画館

泣ける

笑える

興奮

同盟小説「ゴールデン・スランバー」が秀作だったため、
この映画を観るまでは、小説の面白さが損なわれないか本当に不安だった。
だか、1回観ただけでその不安は吹き飛び、すぐに2回目が観たくなるほど
完成度の高い映画に仕上がっている。

主人公の逃亡中に、パズルのピースがバラバラに散らばり、
最後に散らばったピースがはまっていく様子は、本当に痛快。
重ねてみるたびに、新たな発見があり、5回も観てしまった。

堺雅人と竹内結子は「ジェネラルルージュの凱旋」でも
共演しているが、この作品では両者とも素に近い役で
とてもしっくりくる。
とくに「ジェネラルルージュの凱旋」の竹内結子は上滑りしていた感があるから。

この映画は、感動、スリリング、笑いの全てを楽しめる上等なエンターテイメントだと思います。

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堺雅子

4.5黄金のまどろみ

2010年2月19日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

楽しい

興奮

個人的には伊坂作品映画化の中で一番の出来だと思ってます。

シーン冒頭、構成の仕方が卑怯だ!原作を読んでから観た人なら思うはず。
ニヤニヤします。

劇中の音楽がいちいち、かっこいいです。

ちゃんと笑える所は笑えて、
銃撃ありの追走劇はハラハラして、
仲間の絆に感動。

犯罪者の為に涙が出るなんて・・・

「びっくりした?」
濱田岳くん演じるキルオが本当にいい味だしてます。

花火打ち上げのシーン、アイツが吹っ飛ぶシーンが必要だったのかは微妙・・・
ですが、観終わった後の充足感がたまらない作品でした。

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nano

4.0面白かったけど・・・

2010年2月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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クラムチャウダー

4.0さすが伊坂

2010年2月17日
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鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

原作は未読ですが、伊坂幸太郎であれば面白くないわけがない。
中村義洋監督、堺雅人、竹内結子とくれば、「ジェネラルルージュの凱旋」じゃないですか。
面白くないわけがない。特に中村監督は、伊坂幸太郎スペシャリストですから。

仙台で首相凱旋パレード中にラジコンヘリが首相の頭上で爆発。(ここでも凱旋だ。)
首相暗殺事件と何のかかわりもない宅配ドライバー青柳(堺)。
身に覚えがないのに犯人に仕立て上げられ、知らないうちに陰謀に巻き込まれ、あっと言う間に指名手配。
仙台一体に張り巡らされた包囲網をかいくぐって、逃げる青柳。
逃げ切れるのか、青柳。

誰が何のためにこの事件を起こして、何故、青柳が犯人に仕立て上げられたのか。
全てが謎です。何故、青柳かということは映画の中で明らかになりますが、事件の真相については語られていなかったように思います。
僕は巨大な陰謀の影を表わしてほしかったのですが、あえて語らず、政治や権力の不気味さを余韻として残したかったのかもしれません。
情報操作や警察権力の正義を盾にした横暴、民衆はあっという間に騙されます。
ねつ造された証拠・用意された替え玉を見ると、現実にも行われていたら騙されているなと思ってしまいます。
ブラックな棘がささるようです。
奇しくも、新政権が誕生した日本では、映画と同様の世情であり、ひょっとしたらどこかで誰かが暗躍しているかもしれません。

緊迫した逃走劇とは逆に、逃走中に触れ合う人たちや大学時代の仲間の助けにより逃げ続けるところに、ハートウォームでウェットな人というものを挿入し、救いのある物語となっています。
会社の同僚、入院患者、花火屋、アイドル、大学の後輩、そして元彼女。
人は人との繋がりで生きている。
だから、ゴールデンスランバーなんですね。ポールはもう一度繋ぎ合わせたかった。

青柳を知る人には、彼が首相殺人をするはずはない、という妙な信用があり、逃走を継続することができます。

サスペンスの形をとっていますが、友情・人情の物語だったんですね。
青春回想シーンは甘酸っぱく、ベタです。バイトの花火屋、デートに使った古い車、思い出とともに伏線に使われています。
他にもいろいろ伏線がありますが、きっと使われるだろうと伏線は、期待通りに使ってくれます。全部拾ってくれるので、見ていて満足するくらいです。

逃走し続けることができることには、ちょっと都合がよすぎるようには感じましたが、結構、感情移入して、映画館全体で逃走を応援する空気になってきます。

この映画の魅力は、主役の堺雅人はもちろんのこと、キャラクターの素晴らしさです。
元彼女の竹内結子は、とても充実していて更に美しくなったように思います。
劇団ひとりは堺を喰うくらい良かったし、キルオの浜田岳は勝手にやっちゃてる感じがすごく良かった。
香川照之は相変わらず怪演ですし、永島敏行の不死身ぶりも楽しい。
柄本明は全部アドリブに見えるほどお気軽な感じですしね。
個人的には、出演シーンは少なかったですが、青柳の両親役の伊東四朗と木内みどりが気に入っています。ラスト少し前のシーンなんか、すごくいい味出してるんですよ。

ただ、最後はあれでよかったのかなあ、と微妙な違和感が僕の中ではあります。
でも、最初で最後、デパート?のエレベータに繋ぐシーンは、最後まで暖かくしてくれて、よかったなあという気分になりました。

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kaz104

3.0一生懸命

2010年2月16日
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楽しい

怖い

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mayone

3.5なかなか良かった

2010年2月16日
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鑑賞方法:映画館

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悲しい

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visi

3.5仙台ってファンタジー王国なの?

2010年2月14日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

一言で言ってしまうと、子供っぽい。首相暗殺という大犯罪を描いているわりに、物凄く設定がフワフワしていて、展開が都合よすぎ。童話絵本の様だった。

 原作は未読なのだが、伊坂幸太郎の個性としてかわいらしさがあるのだろう。映画化で急に硬派に変身できる訳もなし。

 考えずにエンタテイメントとして流して鑑賞してしまえば、十分に楽しめる。役者は一流だし、見せ方は上手だから。

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小太郎

2.5堺正人は良かった

2010年2月14日
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鑑賞方法:映画館

興奮

難しい

幸せ

脚本が単純なのか構成に難があると感じました。
ジェネラルルージュの凱旋みたいに話に引き込まれる展開を期待していたので残念です。

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たれパパ

4.0日本でこの映像をッ

2010年2月11日
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泣ける

笑える

萌える

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モピコ

5.0涙が止まらなかったです

2010年2月11日
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泣ける

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ka-ko

4.5厳選した感、配役の素性そのもの、実に飾ってない良さだった。

2010年2月11日
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楽しい

興奮

ゴールデン・スランバー;Golden Slumbersは、1969年のビートルズ後期のアルバム「アビイ・ロード」に収録された曲。
ポール・マッカートニーの作で、引き続き「キャリー・ザット・ウェイト」「ジ・エンド」、アンコール・ナンバーの「ハー・マジェスティー」と流れていくメドレー構成のもの。
おそらく回復不能となりつつあったビートルズの結束力を羨むかのような、ポール自身の告白的な部分が占めている曲だ。
昔、家路に帰る道があった・・・などという歌詞の出だしからも、4人が再び集まり愉快なひと時を過ごせることをどこかで望んでいた節が窺える。
だからこその「黄金のまどろみ」という名目なのだろう・・・実際には、実父のジム・マッカートニー宅へ行った際、腹違いの妹に読み聞かせた絵本のタイトルからの引用だったという。

誰しも忘れられない望郷の日々や、当時の仲間たちとの楽しい時間、あるい自分だけの大切な空間があるはず。
それを非現実的な逃亡劇とアクション感覚で表現したのが、2007年に出版された伊坂幸太郎の小説「ゴールデンスランバー」、その待望の映画化である。

国家権力に操られ、平凡な宅配ドライバーの青柳という青年が迷走していくストーリ展開だ。
原作ではいくつもの伏線が張られた四部作になっているらしいが、劇場版では複雑な部分はカットされ、青柳の逃亡ぶりをそのまま活かした構成だという。
仙台(原作者が学生時代を過ごし、そのまま定住している)を舞台にした内容のため、全てのシーンが同市内で撮られている。

とある宅配ドライバーが総理大臣暗殺犯に仕立てられるというのが、普通は信じられない選択だ。
ところが、人には言えないプライバシーや不当なものでさえ無意識に仕込まれてしまうという意味で、意外と宅配業者は盲点なのである。
著名人物から荷物の配達や集荷を承ることもあり、各人の自宅に窺うケースもあり得る。
実は街の情報通なのである・・・ある意味、彼らを敵にしてしまうと、その町に住めなくなることも考えられる。
逆にそんな宅配業者の盲点を突き、権力者が不当な横流しや流入に活用したところで、ほぼ発覚するケースは知られていまい。
だから、原作者の伊坂が主人公を宅配ドライバーという設定にしたのも、盲点を突く意外な存在感であることを何気に示唆している可能性もある。

各配役が見事なほどに当てはまっている。
主人公青柳役の堺雅人など、ほとんど地でやっている感じだ。
人柄そのものも、青柳と大して変わらないほど素朴で分かりやすいのかもしれない。
本当のところはわからないが、時折見せる彼のオフな姿などは、きっと表裏を気にもしない人というイメージだ。
その他、竹内裕子のちゃきちゃきとした溌剌さや、劇団ひとりの朴訥さ(実際の当人は人見知りが激しいシャイな人らしい・・・)など、きっと演技指導も何もないまま当人たちに「お任せ」だったのだろうと、中村義洋監督の手法が窺える感じだった。
更に脇役的なベンガルや江本柄の東京乾電池組の存在感は何とも言えない・・・お互いに顔も知らぬまま妙な連帯感で青柳をフォローしていく。
なぜかコミカルな暗躍ぶり、もっとも謎めいた人達だ。

大きな権力や陰謀に飲み込まれ追い込まれていく中、青柳は不思議な縁で命拾いを繰り返す。
そこでは、アンダーグラウンドな連中が彼の広告塔的(要は指名手配されたという)立場を利用していくのだが、次第に彼の素朴さや純真さに加担していく。

最後に残された武器は、人を信じることだから・・・

という青柳の一貫したポリシーに、関わる人たちのほうが次第に打ち解けていくあたりは、ヒューマンドラマタッチだった。

それに、青柳の父親役である伊東四郎のさりげない演技力は見ものだ。
息子の無実を徹底的に信じていることと、息子をかばう物言いと態度が、スクリーン全体でひと塊りになって向かってくるほどに熱く微笑ましい。
もっとも心に残った。

あり得ない導入部分だから、あり得ない展開と、あり得ない結末へと向かっていく・・・主人公の青柳を含めた関係者たち(一連の騒動に一役かった人たち)の「黄金のまどろみ」とは、むしろ過去の懐かしい想いではなく、この先いかなることがあろうと、何かを信じて止まない思いの中にあるようだ。

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jack0001

4.0映画化の必要性を問う

2010年2月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

伊坂幸太郎好きで、原作は読了済み。

原作を忠実に再現し、キレイにまとまっている。
観やすい。
引き込まれるし、見入ってしまう。

原作の泣き所も活かしていて、
そこに斉藤和義のサントラが乗ったらもう泣かないわけがない。
素晴らしい。

ただ、わざわざ映画にしなくてもいいんじゃないかと。。
映画化して良かった点は、斉藤和義が乗ったことくらい?
もしくは本を読む時間がない人向けか?

本と映画は別物なのは解っているけれど、
映画で焼き直す必要性があまり感じられなかった。

斉藤和義が良かったから良しか?
勿論、堺雅人、竹内結子と役者陣も素晴らしいが。

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TOKUSHI

4.5引き込まれました!!!

2010年2月8日
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鑑賞方法:映画館

興奮

原作は読んでいませんでしたが、完璧なストーリー構成でした。
また、伊藤四郎と意外に濱田岳がいい味出してました(笑)
『?』と思うところもありましたが、いい意味で期待を裏切られました。
途中部分、部分に笑えるところもあり、また父親役の伊藤四郎の言葉に
ホロリときたりで、誰でも楽しめる映画だと思いました。

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Ccoma