「やっぱりスカッとする」セックス・アンド・ザ・シティ2 ikuradonさんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱりスカッとする
いわずと知れたアラフォー・バイブル「セックス・アンド・ザ・シティ」の劇場版第2弾である。
ネタバレになるのでストーリーには触れないが、全体の雰囲気は前作よりもオプティミスティックか。「世が世なら、正のオーラを出していかないと!」って意気込みを感じる。もちろん、結婚によって失われるロマンスや理想も大きなテーマのひとつ。あの4人のような生活を送る人は一握りだし、あり得ない展開だらけだけど、そこにリアリズムを追求する作品じゃないことは見る人のほとんどが承知だろうし(「SATC」初体験だと「なんだこのビッチたちは」とならざるをえないだろう)、構成も変なところに律儀で変なところで穴だらけだけど、やっぱりスカッ!とする。
映画を媒体とする女性賛歌にも色々な形があるけど、この4人はやっぱり奇跡的。
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