タイタンの戦いのレビュー・感想・評価
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良くも悪くもザッツ・エンターテイメント!
これぞハリウッドエンタメ!!て感じの映画ですわ。
冥界の神ハデスの放つ刺客、襲い掛かる大サソリ群、メデューサとの消耗戦など、アクションシーンは盛り沢山かつ派手。
数多のモンスター、街や遺跡の風景、武器や衣装などの小道具、それらのデザインもどれもクールだし凝っている。
主人公ペルセウスが神を憎むようになる過程や、仲間や家族との絆、神々同士の策略など、様々な要素を孕んだ物語もそつなくまとめられている。
話のスケール感も申し分無い——特に神々の描写。
『パーシー・ジャクソン〜』で登場した神々はモンスターエンジン未満の神々しさしか感じられなかったが(役者は良いんだけどさ)、リーアム・ニーソン等が演じる今回の神々は威厳ありまくり。人類の創造者たる傲慢さ・愚かしさも感じさせて“神々感”全開である。
……けど何かが足りんように思えるんですわ。
アクション、ビジュアル、ストーリー、全てそつなくこなしているが、どれも70〜80点くらいのビミョーなライン。
アクションは目まぐるし過ぎてケレン味が些か損なわれているし、クリーチャーデザインはクールだがオリジナリティでいえば今ひとつ。
なにより、勿体無い使われ方をされるキャラが多いこと!
ペルセウスの仲間となる兵士達、盗賊2人、砂漠の民、またはハデスの放つ刺客、王女アンドロメダ。
物語を重厚にしたり軽妙な味を加える要素に成り得るだろうこれらのキャラが、活かされきれないまま終わるのは実に偲びない。勿論、エンタメ映画として重苦しい要素や小難しい要素を排除したとか、尺の関係とかもあったのだろうが……やはり勿体無い。
しかしひとつ、明らかに他映画に比べて群を抜いていると思える部分があった。
予告編でもインパクト十分だった怪物“クラーケン”だ。こいつが海からゆっくり立ち上がってくるシーンは文句ナシに素晴らしい。重量感といい迫力といい、超大作のクライマックスをバッチリ盛り上げてくれる。僕が観たのは2D版だが、ここだけは確かに、3Dで観る価値アリと言えそう。
なんでもルイ・レテリエ監督は『ゴジラ』リメイク版の監督候補に挙がっているとかいう噂だが、なるほど重量感や迫力といった部分だけは期待できるかも知れない。
という訳で、難しいこと考えずに楽しめるという点では出来の良いエンタメ映画でした。GWに観るならピッタリの映画……もうGW終わっちゃったけど。
<2010/4/25鑑賞>
暴れて壊して最後にチュー。チューは無かったが・・・
最近ハリウッド御決まりの暴れて、壊して、最後にチューの映画。
つまらない。
神話という重々しさが無い。
1981年に見たタイタンの方が面白かった。
セリフもハリウッド調。かるっぽい。
3種の神器の説明がない。
隠れ蓑が出てこない。
クロニクルが出てこない。チラリ出るが…。
ポセイドンが出てこない。
クラーケン?海底2万マイルの巨大イカだろそれって。
そして、やたら悪側のやり手が一人現れて暴れるいつものハリウッド構成
神話にはあんなの居ないぞw
誰かが安い特撮ヒーローものだと言っていたがその表現がピタリの映画。
見る価値…なし。
ハリウッド…こんなんじゃ皆映画みなくなるよ。ホント。
一人だけでなんでもこなす主人公。
仲間の存在が、、トホホ。。
ハリウッドいつもの自爆キャラ・・・「くたばれ・・・」言い残し、ボーン
何をとってもアメリカ人風。
ラストサムライも忍者がアメリカの特殊部隊風だったし、相変わらず人の国のカルチャーを理解出来ない民族なんだね。アメリカは。
3Dじゃなくても・・・
3Dじゃなくても、というか3Dじゃないほうが楽しめる映画だと思います。
3Dだと本筋以外で期待してしまうので、もっと驚きが欲しいというか、もの足りないというか。その点ではアバター同様いまひとつという感じ。
2Dの映画として楽しむなら、スケールの大きさといい娯楽映画として単純に楽しめると思います。
それにしても、3D用のメガネってなんであんなに疲れるんでしょうか。
平面的な日本人には合わないあの形と重さ。
なんとかならないですかねぇ・・・
王道?ベタベタ?
タイタンの戦い観て来ましたよーo(^-^)o
なんと言いますか、面白がったです。
神と人の間に産まれた主人公が、神に戦いを挑むって物語ですが
王道と言いますか
ベタベタと言いますか
ストーリーが、ものすごくスタンダードで、ラストも気持ちイイくらい都合良くて
あまりのスタンダードぶりに、いさぎよさを覚えるほどでした。
後ろに座ってたお兄ちゃん達が
『マジクソだったぁ』と言ってましたが…∑(‾口‾)
オイラは面白がったす(≧▽≦)
心に残るコトは何一つありませんでしたが、また観たいとも思いませんが
なんと言いますか…
単純に面白がった(≧▽≦)
以上
神話の型を借りた怪獣映画?
「神の力(?)」ってぇのが、あの程度のピンポイント(しかも,地域限定?)で襲って来る"バケモノ(?怪獣?)"だったなんて…
冥界に追いやったはずの悪の化身(=兄弟)に、ダマされそうになってしまう「神(ゼウス)」、って…決して、全智全能とは、思えないし、あまりにもな人間クサさにチト期待外れ
途中出場の「メドゥーサ」だけは、皆様の御想像どおり(?)というか、期待イメージに反しないのではないか?と…
その「メデューサ」がいるという冥界への行く道映像が
日本語訳のせい(?)か、
まるで、日本人的(?)地獄イメージの"三途の川(!?)"みたいな所(そこを渡す船賃?までもが、いわゆる、"六文銭?"を想起させるようなコイン!だからか、コレってば、日本製かっ!?と疑ってしまったほど…)
なもんで、洋の東西を問わず「人間って、似たようなイメージを持つもんなんだな…」って、思えた
←まさか!?映像化にあたって、東洋的イメージを意識したりなんか、してないよね?
内容的には、ピンチになっても、ゼッタイやられん御都合主義のヒーロー譚で、
勧善懲悪(白と黒の色分けで子供にもワカリヤス過ぎっ!
←でも、なぜか?主人公の乗るペガサスは、黒毛…
←丁度イイ白馬が見つかんなかったのか?
はたまた、神話的意味合いでも有るのか?については、知識が足りんので、失礼…)
モノだけど、
映像的には、その技術が有ったら、ウルトラマンorゴジラ系映画でも製作してくれっ!…と思ってしまうウルトラ世代の悲しき性(サガ)…
関係無いけど、前述の"三途の川(?)"の"渡し賃(?)"を投げる場面で、
子供の頃、河原でやった事、有るかもしれない「段飛ばし(石投げ?←呼び名は、地域差、有りかと存じます!)」をフッと思い出してしまった人も多かったのでは?…
3Dはやめておいた方が良い
今、ハリウッドで最も旬の俳優サム・ワーシントンを主役に据えた話題作「タイタンの戦い」は、誰でも楽しめるが、誰も傑作と思えない中途半端な作品となってしまった。
個性的なキャラクターや、特別派手ではないが堅実に魅せてくれるアクションは、確かに楽しませてくれる。超常的な派手さはないが、ある意味カンフーアクションのような、納得のできる戦闘は必見だ。
しかししかし、全体的なスケールが小さすぎるので、妙に地味な仕上がりで、衝撃度が低い。
ギリシャ神話の解釈云々などではなく、話の大きさが感じられないので、小綺麗に纏まっていて感想を言うのに苦労する。
同じギリシャ神話もので「パーシージャクソンとオリンポスの神々」という映画が最近あったが、アレと比較しても今作は観客を引き込む力に欠けていた。
「パーシー」も「タイタン」も、神様は好き放題したうえに、飼い犬にちょっと手を噛まれたからぶち殺そうと考える。だけど、息子のひたむきな姿を見て考え直し、扱いにくいハデスだけを倒して大団円、という作りは共通している。
メデューサがついでに倒されるところも同じだ。
実はメデューサには双子の姉が2人いて、メデューサは末妹。ゴルゴン3姉妹と呼ばれていたことはあまり知られていない。
それと、本作は3D上映が主だったが、あれは何の意味もないので通常の2D上映で見ることをオススメする。
3D特有の飛び出してくる感覚は皆無。3Dメガネを外してもぶれるのは字幕の文字だけで、他に違和感は感じない。
取って付けたような3Dではなく、2Dの方が料金も安く、迫力も十分。
2D上映館は少ないかもしれないが、なんとか探してなるべく2Dで見てほしい。
サム・ワーシントンは何度も人類の危機を救っているが、興行・評価的には「アバター」以外はあまり成功していない。
新進気鋭のアクション俳優の次回作に期待する。
3Dの醍醐味!
前半はダルいが、巨大サソリが出てくる辺りからは目が離せません!
3Dは迫力満点。
サム・ワーシントンが、『アバター』の怪鳥からペガサスに乗り換えて大活躍です!
ハデス役のレイフ・ファインズの怪演も見所。
GWにピッタリの大作です!!
ちょっとがっかり
筋立ては至極単純で分かり易く、まあ楽しい映画でした。でもアバターと比較しちゃいけないとは思いつつ、3D作品で主演も同じとなるとどうしても比較したくなります。制作費も違うから仕方ないんでしょうが、3Dで見るほどの映画ではない様な気がします。これから見る人は安い通常版の映画でいいかもです。
もったいないような。。。
最近流行(?)の神様ネタだけど、どうもツメが甘いというか、途中でふふふと笑けてくるのはなぜだろう。。。
サム・ワーシントン、なんだかもっといい映画に出ればいいのに、と残念な思いでした。
古代のジェームズ・ボンドといったところか
1981年にハリーハウゼンが製作した名作を、次期ジェームズ・ボンドの呼び声も高いサム・ワーシントンを主演に据えてリメイク。旧作は「スター・ウォーズ」より4年も後の作品ながら独特のレトロ感があった。対して、今作は最新のVFXをふんだんに使い、しかも3Dだ。課題は旧作の筋書きの踏襲加減とオリジナルなアイデアの盛り込み方だ。
冒頭、旧作で印象的なアイテム、金属のフクロウ“ブーボー”が早速出てきてペルセウスが目にとめるが、老兵が「それは置いてけ」と言う。これは旧作との決別を意味するものだ。たしかに戦いのアドバイスをしてくれる爺さんも出てこない。代わりに、守護役イオが登場する。しかも若い女性だ。これからの展開にも期待を持つ。
だが、なんとかオリジナリティを出そうと小技、大技を繰り出すものの、巨大サソリ、魔女の三婆、黄泉の渡し舟、メドゥーサ、クラーケンと続くプロットは代え難く、映像はダイナミックになったものの、二番煎じの感は否めない。つい先頃「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」で同じ題材をヒントにした現代劇を観たばかりで、運悪く割を食った格好にもなった。
だからといって、決してつまらなかったわけではない。これはこれで面白かったし、3Dも楽しかった。おそらく、旧作を知らない人はじゅうぶん楽しめる作品に違いない。
気に入ったのはラスト。ここは旧作と違うし、気が利いている。このラストに★半分献上だ。白くないペガサスはサム・ワーシントンに似合っていた。
旧作では、王女アンドロメダが可憐だったが、今作ではなかなかの美人。守護役の女性も絡めて、ある意味、今回は古代のジェームズ・ボンドといったところか。
p.s.1 アメリカって、美女が鎖やロープに繋がれるの好きだよなー。代表作=キングコング!
p.s.2 公式HPが重た過ぎ。どれだけの人が快適に見られるのだろう?
是非3Dで鑑賞を…
『神と人間の対立』という壮大なテーマの割りに訴えてくるものも貧弱でアクションと特撮に終始するいまどきの洋画…と言う感じです。
いま思えばまるでRPGゲームに参加しているような感覚。
一番無敵と言われるクラーケンとの戦いも…。
始まりのシーンがとても期待感が持ててイチバン良かったかな~
これはある作品のリメイク版と言うことでそちらのほうに興味が出てしまいました!
個人的にチャールトン・へストン氏の『十戒』を勝手に想像してたのがマズかったです。(あれも巨人像が動いたり巨大サソリが登場するでしょう!?)
ご覧になるかたは是非3Dでご覧ください。
リメイクで前作を超えるのはやはり難しい。
3D版の評判があまりよくないので、2Dで。というか3Dはアリスに独占されてた。
日本の怪獣映画が、着ぐるみ路線を追求したに対し、アメリカのモンスター映画では、コマ撮りの人形アニメで制作されたものが多かった。(スターウォーズの初期のもの、CG化される前のものにも使われていた)
その大御所のハリーハウゼン版のリメイク。他の作品だけど、地面から現れた骸骨軍団とチャンバラするシーンなど、今見てもよくできてる。技術的には現在のCGの方が遥かに進んでいるけれど(たしかに最後のモンスターはこの映画の方が迫力あったが)、リメイクで前作を超えるのはやはり難しい。
ストーリーもどこかで見なれたもので、もう一捻り欲しかった。
監督は日本のアニメ好きを公言してて、聖闘士星矢も気に入ってるという。だったら、冒険に出かける勇者たちにそれぞれ聖衣を着せてあげればよかったのに。
「パーシージャクソン~」の大人版ね。
「シャッターアイランド」のように、考えさせられる映画も好きだけど、こんなお気楽に楽しめる映画も好き。
クリーチャー達が良いわ~。
巨大さそりとの戦いは、面白かった。
クラーケン(「パイレーツ~」に出てきたのもクラーケンだったね)には、もっと暴れて欲しかったな~。
そして、メデューサ!!
彼女の不気味さが良かった。
本当に、見つめられたくない目だった。
砂漠の住人もいい。
ハムナプトラに出てきても良さそう。
「アバター」では、半分くらい青い人?だったサム・ワーシントン。
今回は、表情もよくわかり、可愛さもあり。
養父とのシーンがわずかで終わってしまって、残念だったけれど、絆の強さは、よく伝わってきた。
それと、何と言っても、レイフ・ファインズのハデス!
ええわ~。 あの目! さすが!!
難を言えば、ペルセウスと人間の兵士達との友情をもっと描いて欲かった。
個性的なキャラの人達がたくさんいたのに、ドラコに、エル・・・
名前を覚えるヒマもない。
「アバウト・ア・ボーイ」に出ていたニコラス・ホルト。男前になったね~。
人間は謙虚さを忘れちゃ~いけないのね!!
それなら、ゼウスさん、浮気しちゃ~いけないよっ!
あっ!! ワタシ、ヤバいかも。。。
ワーシントン起用映画ではあるけれど
公開初日に2Dでみました。お勧めです!っていうような映画でもなければ、 金がもったいないっていうほどひどくもなく、はっきり言って普通です。わくわくするような映画ではなかったのが残念。CGも少し貧弱だし、合格点には届かないというのが、正直な感想です。
脇役俳優もグッド
サム・ワーシントンが好き(特に声)なので、まぁ満足です。
脇を固める俳優人がすばらしかったので、サムが弱くみえちゃったかなっ。
リーアム・ニーソンや、ハデス役のレイフ・ファインズはさすがに
インパクトがありました。
アクリシオス王は、全くわかりませんでしたが、ジェイソン・フレミングとは!
007/カジノロワイヤルでは、変な感じーと思っていた、ドラコ役の
マッツミケルセン・・・凛々しくて勇ましくてステキでした!
2Dでも私は充分楽しめました。カメラワークが3D意識してる~って
感じでしたので目が疲れず、ええやん!という具合でした。
効果的なサウンドもナイス!
興奮が足りない。
幾つかあるパワフルなアクションは見応えあるものの,
数が少なくて拍子抜け。
なにより大味なドラマのせいで,興奮ポイントが弱く,
いまいち乗り切れないまま終わってしまった。
主人公ペルセウスが
流されるだけの性格で魅力に乏しい・・・。
英雄譚にも成長物語にもなっていない。
上映時間80分くらいにしたら,
アクションアドベンチャーに特化されて,
かなり面白く仕上がったんじゃないかと思う。
吹き替えで3D版を鑑賞。
体感アトラクション的で,悪くなかった反面,
盛り上がれるアクションが少ないから消化不良。
神と人間は身勝手な生き物だ!!
CGが売りのアクション大作でした。この作品って3Dにする必要があったのかな。メガネを取って見ても、大して変わらなかった。スト-リ-は単純で、ゼウスが人間味のある神で面白かったな。メデュ-サがあんな姿になった理由がわかり、可哀想になった。人間も神もそれぞれ身勝手で、どっちもどっちだなと思った。
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