「ハチャメチャ!!!」ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
ハチャメチャ!!!
2009年(アメリカ)
ダグの結婚前夜祭にラスベガスへ乗り込んだ4人の男性の馬鹿騒ぎと
予期せぬ出来事が、パンチの効いた笑いで描かれる。
凄く高いスィートルームに泊まった4人(ダグと教師のフィル=ブラッドリー・クーパー、
歯科医のスチュと新婦の弟のアラン)
まずホテルの屋上に上がって酒で乾杯する。
翌朝、目覚めるとスィートルームは荒れ果てて、鶏と赤ちゃんと、浴室には
デカイ虎がいたのだった。
そして何と、花婿のダグが消えていた。
彼らは前夜の記憶を完全に喪失していた。
そしてフィルが腕に巻いていた病院のタグを頼りに、
前夜の行動を辿って行く。
まず、浴室の虎に驚愕する。
(脚本が実に面白い。伏線はラストまでに見事に回収される)
記憶を失った訳は、アランが酒に強烈なドラッグを混ぜた為だし、
虎は酔っ払ってドラッグで羽目を外した(外したどころではないのだが・・)て、
その結果、マイク・タイソン邸に乗り込み、飼っていた虎を盗んでホテルまで連れて来たのだ(これはタイソン邸の防犯カメラにバッチリと写っている)
マイク・タイソンが部屋に乗り込んできて、アランは強烈パンチを見舞われる!!
虎を返しに行くシーンも笑い満載だ!!
麻薬から覚めた虎に驚いた4人は、車から転げ降りて、途中から車を押してタイソン邸へと向かうのだった。
《部屋にいた赤ちゃん》
この訳は歯科医のスチュが何とストリッパーのヘザー・グラハムと結婚式を挙げていたからなのだ。
ヘザー・グラハムが天使のように可愛い。
スチュの婚約者の浮気の話しも、仲間に笑われる種なんだけれど、このエピソードは
スチュを傷つけている。
新郎ダグを発見するまでの紆余曲折・・・ここからは是非ご自分でご覧ください!!
こんなドラマティックなバチュラー・パーティー。
彼らは一生忘れないだろう!
かなり大笑いさせて貰いました。
この映画は低予算なのにコメディ映画として興行成績で記録に残っているそうです。
アランのヤラレっぷりは、タイソンに一発、スタンガンで2発その他多数。
最高に痛そうでしたよ。
元はと言えば彼が酒に入れたドラッグのせいだもんね!
面白かったです。