しんぼるのレビュー・感想・評価
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賛否両論でしょうが、私は好き!
きっとこの映画は、賛否両論だろうな。と前半で悟りました。
一緒に観ていたお友達も、結構な前半でいびきをかいて寝てしまう始末。
大阪生まれ、大阪育ち、ダウンタウン世代の私には、ついつい松ちゃんを贔屓目で観てしまうところもあるけれど、私は「大日本人」より好きかも。
とにかく、松ちゃんは天才。
彼の頭の中の「何か」を「お笑い」という経験を交えて形にしたものが、この映画。
だから、この作品に意味を求めてはいけないのです。
なんであの部屋に来たの?
なんであれ押したら、こうなるの?
そんなこと、松ちゃんの映画に限った話じゃない。
フィクションってそんなもん。
ドラえもんの映画観る時、ドラえもん存在について異議を唱える?
スーパーマンがなんで空飛べるのか、なんか真剣に考える?
この映画の設定は、自分の身に起こりえるような普通な出来事(部屋に閉じ込められる)から始まるから、何だか意味を求めたくなるんだろうね。これが逸脱したような設定ならば、「なんでなんで???」なんて考えずに、すっと「映画」だってことわきまえて観れるのかもしれない。
でもそういうシュールなところが、松ちゃんらしいと設定だと思うなー。
私は単純に、面白いと思いました。
松ちゃんの自分の好きな「笑い」の部分が、いっぱい出ていた気がする。
初めのストーリーと、あの部屋の話、どうやってくっつけるんだろう、なんてワクワクしてたら、やっぱり裏切らない形でくっつけてくれました。
大きく観ると、結構単純なストーリーなんだけど、0からあれを思い浮かぶには、やっぱり松ちゃんの思考回路は、良い意味で狂ってるなーと思う。
残念
大日本人が大好きだったし、ダウンタウンの笑いも好きなのでハードルを上げて見てしまいました。は~残念です。映画の構成は所々好きなんですけど・・・やっぱり残念です。見た人全員が?になったと思います。まあそれが松本仁志やねん言われたらそうかもしれません。
時間が無駄。
『しんぼる』というタイトルがどんなものかと気になったのでDVDで観ました。
…何が面白いのかわからない。
たまにクスッとなる箇所がありますが、テンポは悪いし何であの部屋に閉じ込められたのか、あの外人たちは何だったのか、クライマックスの意味は…疑問がたくさん残り後味が悪いです。
あくまでも個人的意見ですが、お金を出して観るものではありません。あれは松本人志の自己満足に過ぎないです。
しんぼる
人間のたどってきた道、という解釈しました。
そして、人間とは?みたいな
なにかをしたくてなにかをしてみて、喜び・興奮・絶望、全てをおさめた素晴らしい作品だと思う。
そしてインスピレーションがかなり広がる。私の場合は全ての問題につながると思う。メディアでとりあげられてるものから夫婦の不仲まで。
未来への欲求、過去の愛しさ懐かしさ、とにかく書ききれないほど色々考えさせられた。
最初超超笑ったけど、中間すぎから笑うっていうか、マウスの実験みてるようななんかそんな感じになった。
楽しかったです。
松本さんありがとう
観るゲーム
この映画に求めるものが「笑い」だとすると、私は「大日本人」よりは笑えました。
ダウンタウンには数々の笑いで愉しませてもらってるし、ダウンタウンが出現した時ほどの衝撃を持ったコメディアンは未だいないと思います。
でも、映画作品に関しては、新しい事をしてるわけでもないですし、私は漫才やコントを映画に盛り込んで、それで映画の天下を取るのは、いくら松本人志でも厳しいと思います。
でも、次回作も観に行きます。
今回の作品は映画というより、松本流実写版ゲーム映像って感じでした。
待ってたんです!
松本人志の第2弾を!!!!!
嬉しくて、公開初日に行きました。
大日本人が非常に好きで、4回程観にいきました。ちなみにDVDも買ったのですが、なぜか1度も見てません・・・
しんぼるは、大日本人よりわかりやすいというか、より映画っぽくなってたと思います(偉そうな言い方ですみません)
なので、前作よりは観やすいと思います。
相変わらず、細かいし、よかったです。
ただ、どちらがスキかと聞かれたら、大日本人と答えます。
(大日本人の前半部分のみ)
あ、レビューになってないかな?
ガマン、ガマン。
ちょっと我慢が必要。確かに布石なのは分かるが、ひっぱった割には、一発ギャグ。世界は好きだけど、もう少しストレス無く鑑賞したかった。
全体的に映画作品を撮ろうとして力んで見えてしまった。怒涛のモノボケで押し切って欲しかった。ファンなら分かってくれる、ラインをまだ越えていない。
基本的には好き。吉本資本がバックに付いている。まだまだチャンスはあるだろうし、ぜひ、また撮って欲しい。
すべらない話か、ゆるせない話か。
松本人志をこよなく愛するヒトならば、
きっとおおいに楽しめる作品なんだと思う。
が、そうでないヒトには前作同様、不可解な作品。
とはいえ…前作よりかなり観客を意識したつくり。
観易くは…なった気がする。なんとなく。。
私は彼の笑いの才能には目を見張るし大好きだが、
映画監督としては、あんまり興味がない^^;
今回は随分と外国勢を取り入れ、海外ロケまでして、
(映画っぽく)スケール感を出しているが、話は別で
小さい笑いが渦を巻いて「しんぼる」から湧きおこる。
その笑いも…またドリフっぽい。
映画というより、コントを観ているのが前半となる。
謎の覆面レスラー、エスカルゴマンとパジャマの男が
どこかで絶対つながるはずだ!と誰もが思うだろうが
まんまと彼の思索にのせられたあげくが、アレだ(爆)
ちょっと「大日本人」ぽい演出になるが、彼が思い描く
世界観。がどこかにあるのだろう。北野たけしといい、
笑いの天才格が描く映画の世界では、どこかでネタと
センスが仲良くシンクロしているのだが、哀しいかな、
凡人にはすんなりと入ってこないのである…。物語は
もっと単純で分かりやすい方がいいと思うが、なぜか
コントの部分で彼らはそれを成立させているのである。
残念なことに、映画では物語がいちばんの軸になる。
要所・要所の面白さを話のリズムに上手くのせないと、
短編コント集。という風になり、笑いの渦は一過性に。
まぁ(分かっているだけに)コント部分を大いに楽しみ、
彼がどうやってあそこから脱出を図るのかを見守る…
という態勢でこちらも構えていればいい話なのだが。
私なら、こういうのはお金を取って観せるのではなく、
TVの深夜枠で(別にゴールデンでもいいけど)
「○○な話特別編」とか、マニア向けに流してくれれば
それなりに…きっと楽しめる気がするんだけど^^;
(適材適所。しかしあのパジャマは似合ってましたね)
最低。最悪。
遊びで作ったのか?
見る側をバカにしてないか?
なぜこんな駄作を作らせた?
松本人気で見に来る客が入場してしまえばそれでよいという考えか?
作るのは金持ちの勝手と開き直るのは結構だが、もうこいつの作品は絶対に見ない。
貴重な時間が無駄だった。他の映画を観るんだった。
松本監督の脳内探訪ツアー (〜1800円)
『松本人志のコメディ』を期待すると裏切られる。
『松本人志の脳内観察』を期待すると裏切られない。
映画にストーリーを求める人は裏切られる。
映画は個人の心象風景だという人は裏切られない。
……てとこだろうか?
結局この映画は思い切り金を掛けたプライベートフィルムのようだし、こんな独りよがりな映画で金取んなという意見があるのも至極尤もだ。しかしそれは本作を『駄作』と呼ぶ理由とはなるまい。
展開は鈍重だし、笑えるかどうかも人によりけりだが、クライマックスに代表されるような強烈なイメージも少なく無く、『大日本人』でも見られた、長い時間をかけて描いてきた物語を一瞬で(しかも意図的に)破壊する展開は、おいそれと真似できるもんじゃない。
何より人によってこれだけ賛否や解釈が分かれる映画も珍しいし面白い。その点、ロロ・トマシさんのレビューに賛成だ。
個人的には“しんぼる”を刺激する度に起こる現象の数々は「詰まる所、笑いは原始的衝動の一部に過ぎない」という、芸人らしからぬ超然とした姿勢の表れとも思えるし、逆に人間の本能に深く根付く『笑い』に対する畏敬の念とも採れた。
はてさて次回はどんな奇妙な物を見せてくれるのやら。
早く出たかった
松本さんのお笑いのファンです。だけど映画のファンにはなれません。最後まで観ました。映画に携わった方で映像や配給会社のかた、クリエイターの方も居たはずです。どうして誰もまっちゃんを止めなかったのだろう。日本映画史上ワーストでした。
松本さんのけじめ
松本さんの今までと今とこれからが明かされる映画。
まず色々な小道具(他人も含め)が周りに散らばっているから、それを利用してより良い場所を目指す。
次に祭り上げられる。だから、支配する決心をする。彼みたいな長髪・髭・白衣装・空中浮遊という分かりやすい[しんぼる]となり、特権としての気紛れで他の全てを支配し始める。
この世の全ては彼の気紛れで決まってしまう。生まれる事も、オバマ大統領誕生も、ロートルレスラーの奇跡(あれは、いがらしみきおに親しんだ者にとっては[SINK]の実写版として嬉しくなった)も…全ては神様の気紛れだ。
前作でヒーローを演じた松本さんは、今回はそれ以上になる。
選ばれし者の気紛れが我々の全てを支配しているという事を見せられたという意味で、そして[SINK]の事も含めて、これはだからホラー映画なのだ。
祭り上げてしまったが故の『反省』を我々はすべきだ。松本さんが最後に見せてくれなかった未来を自分の力で何とかしようとするなら、彼の気紛れに耐えられないなら…まずは悔い改めなければならない。
次回作も期待してます。
松本人志さんの事が好きな人だけ観に行って下さい。
ごっつやガキやすべらない話じゃないんだから。
伝わらない人には一生伝わらない。
万人受けする作品じゃないですが僕はおもしろかったです。
笑いに対する思いを映像化
これは劇場映画としては無理があると思うのでCランクとした。が、部分的には悪くない。観る人全てに受け入れられる敷居の低い作品ではないが、松本人志の笑いへの強い思いを感じる意欲作だ。命がけで挑戦し続けていれば笑いの神は味方する。だから松っちゃんには常に「笑いの神様」がついているのだ。今後も斬新でハイレベルな笑いを生み出し、我々を驚かせてくれるだろう。
ぜんぜん面白くない。とにかく最悪
みましたけど、ぜんぜん面白くないですね。クスリともしませんでした。あとラストの意味がさっぱり分かりませんでしたし…本当に金を捨てるような感じでした
松本人志、映画、思想…考察
前作「大日本人」について松っちゃんが「誰も見たことない映画になった」みたいな発言をしてたのを、インタビュー記事かなんかで読んだ記憶があるんですが…自分が「大日本人」を観た時の率直な感想は「既視感に溢れた映画」でした。
別に批判とかじゃなくて、正真正銘、それは松本人志だった訳です。
ダウンタウンのコントに少しでも触れたことのある人なら、松本人志が撮った映画と、ハッキリ認識できたんじゃないでしょうか。
ただ…確かに…それは万人受けする内容じゃなかった。
「俺は全然平気だけど、これ、映画でもやっちゃうんだ」という思いが、鑑賞中(爆笑しながら)に何回も頭を過ぎりました。
そういう意味では「誰も見たことない映画になった」んでしょうねw
そして、今作「しんぼる」です。
これに関して松っちゃんは「ニュートラルな気持ちで観て欲しい」と発言してましたが…その通りだと思いました。
これはですね……松本人志の「枠括り」で観てはダメな映画なんですよ。
爆笑の連続であるのは確かなんです。笑いが止まりませんでした。
だけど、そこから先が存在するんです。笑いのその先――
ツマラナイ。クダラナイ。スバラシイ。オモシロイ…感想のレシピが様々に用意されている。
実はこれって、脅威なんです。
一辺倒を許さない図式。
お茶の間の、お笑い芸人の領域を遥かに凌駕している。
面白くない映画だよな……駄目な映画だよ……意味不明だし…と言う意見なら、ハッキリとレビューで一刀両断してください。
それはきっと正しい意見なんです。間違いない意見です。
でも、僕は思うんです。
映画って、両極端の意見が存在していて、初めて健全であると…
ここで、僕は「しんぼる」の感想を敢えて保留にします。
スコアの「A+」も暫定的に評価したものです。印象も付けません。
どうでしょうか、皆さん?
映画について…真正面から、今一度、考えてみませんか?
こういう作品か
初日舞台あいさつに行ってきました。まっちゃんおかしかった!写真撮られてるとこはかなり笑えた!作品のほうの白いの空間のいろいろ出てきたり、まっちゃんが叫んだりしていろいろ楽しめた。最後はいろいろ考えさせられた。 自分なりに結構楽しめました。
スベッてる話
パジャマ男の行動が,とにかくまどろっこしい。
めっちゃ,もどかしくてイライラ。
ほとんど笑えなかった。
何を言いたいのか最後まで訳が分からない。
オチはちょっときな臭くてイヤ。
神になる為の修業?
主人公は,無垢なる者の象徴?
そうなら松っちゃんミスキャスト。
相方の浜ちゃんの方が合っていたかも。
「マルコヴィッチの穴」みたいな意外性を感じても,
今作の場合は,一人よがりでしかない印象。
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