「暗い海・緑ふかい岩場の孤島。。」パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉 ばかたれさんの映画レビュー(感想・評価)
暗い海・緑ふかい岩場の孤島。。
冒険が勇ましい。
欧米の歴史を掘り起こす緊迫感が、この季節に涼しげ。
自然環境の生い茂る迫力が、満足感を持って、人間の思いに入り込んでくる。
なまみの気持ちを奮い立たせる健康の彫りの深さを言えてる。
ハリウッド女優の凄まじきロマンス的欲望の甘みが、背景に、情熱的フルーツの新鮮味のようにメロンメロンにとけた。
民族間の葛藤よろしく、登場人物が駆け引きをし合う中盤は、製作者側に深い思い入れがあるのだろう。細かい言い合いはよく分からなかったが、
燃えつきかけたそれぞれの命が再生できる様子は、精神のこの時代に、あきらめないしたたかさを後押しする自然パワーで、
主役のスパロウの最後のシーンは、「永遠には生きない・・・望みもしない・・・が、人類の影の支えになる役目を握りこんでいる」事実を表現しているのではないか?
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