劇場公開日 2010年3月6日

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「ホタルのレイの漢気に男泣きさせられる、『アイアン・ジャイアント』と双璧をなす大感動作」プリンセスと魔法のキス よねさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ホタルのレイの漢気に男泣きさせられる、『アイアン・ジャイアント』と双璧をなす大感動作

2015年11月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

1920年代のニューオリンズ。幼い頃からレストラン経営を夢見るウェイトレス、ティアナは親友の強引な誘いに負けてナビーン王子が出席する仮装パーティにプリンセスの仮装で参加することになるが、そこで言葉をしゃべるカエルに遭遇。カエルは自分こそがナビーン王子でパーティに出ているのは自分の替え玉だと言い、元の姿に戻るためにキスしてくれとせがむ。半信半疑のティアナはしぶしぶキスを承諾するが、自分もカエルの姿になってしまう。途方に暮れる2人は元の姿に戻る術を知っているという魔術師ママ・オーディを探して湿地帯を冒険する旅に出る、というアメリカ南部を舞台にブードゥー、ケイジャン、ジャズ&ブルースが跋扈するやたらとソウルフルで泥臭いディズニー謹製ミュージカルアニメ。
主人公達よりも観衆のハートを鷲掴みにするのが道中で主人公たちを助けることになるホタルのレイ。夜空で一番美しく輝く星をエヴァンジェリーンと呼んで恋い焦がれるロマンチストの彼が見せる漢気に全男性は男泣きという『アイアン・ジャイアント』と並ぶ超名作です。

よね