「いろんなものの複写焼き増し」サロゲート わたぼうさんの映画レビュー(感想・評価)
いろんなものの複写焼き増し
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おいおい、マジかよ。
つまりは、便利な生活を得たら人間らしくなくて気持ち悪い! っていうことでしょう?
病気も、死の恐怖も存在しない。そんな世界はつまらないから壊しちゃえ。
サロゲートにかかっている安全装置も、脳に接続しているから100%安全と言い切れない。実際、破壊されてるし。
それがまた、ずいぶんと既視感ありあり。攻殻の攻性防壁の走らせ方に酷似しています。
疑問も多数残る。
体内器官はどうなっているのか?
飲食や排泄は出来ないだろう。
生殖行為なんてもってのほか。
全部が全部、疑似快楽。
サロゲートの製造シーンがほとんどないのは作り込みが甘いからだろうか? システムとしても脆いし、全体的に薄っぺらい。
世の中美男美女ばかりではダメなんでしょうかね。
種としての存在意義が問われる映画でした。
鑑賞劇場:TOHOシネマズ梅田
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