ごくせん THE MOVIEのレビュー・感想・評価
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懐かしい
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まあいわゆるTVドラマのごくせんが映画になった作品。
何か前半と後半に分かれてて、2話分が映画になった感じ。
2話目ではレンが卒業後もフラフラしとって、麻薬の密売に関与。
本人は悪気がなかったが、結局悪の組織に加担した形になった。
そしてその元締めは新進気鋭の議員立候補者の北村だった。
それぞれアジトに乗り込むヤンクミとレンたち。
ちょうどTVの生放送の会場で北村が演説をしているところだった。
動かぬ証拠をヤンクミが突きつけ、北村の信用はガタ落ち。
でキレて部下らと襲い掛かって来るがシバいて終了。
そして現在の生徒たちがその他大勢的に登場。ただの顔見せ。
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TVドラマ三部作を総まとめにした感じ。
亀梨が教生として赴任して来るところから始まる。
もこみちとか何とかヒロキとかその他のメンバーは数カットだけ出る。
小池鉄平に至っては、1人でいるシーンが2カットくらいw
一作目のヒーローの嵐の奴なんかは出さえもしなかった。
何かちょっとでええから現在の顔見せとこみたいな感じやが、
別にそんなんいらんのちゃうのかなあ。
まあ懐かしくはあるけど、みんな今だに同じ町にいるってのも変やし。
ヤンクミが妙に強くなってた。軽く叩くだけで相手吹っ飛ぶし。
あとヤンクミがTV(映画の中の)出すぎ。
TVドラマ時代からそうやったけど、ヤンクミが人知れずやった努力って、
絶対にみんなが見てるんよなあ、本人気付いてへんけど。
今回の、行動のほぼ全てがTV中継されるのってはその終着点やな。
まあTVドラマ時代からベタを絵に描いたような話ばかりで、
でもそれが何となく良いと感じていたものなので、
今さら1本の映画として厳しく批評する気はないけどね。
ドラマシリーズ3が観たいです。
仲間由紀恵やはり綺麗。
ジャージとお下げと眼鏡なのに可愛くて綺麗。
やはり美しいからかいわゆる美しいかっこいい衣装を着てのドラマ等が思い浮かばない。
トリックも地味ーなロングスカートだった。
この若い頃の美人さを引き立てるような衣装ばかり着用する作品も観たかったな。
三浦春馬目当てで何回も観ているが、あまり出番がなくドラマの3シリーズが観たいと思っている。今活躍している俳優の若い頃が見られるが、ダントツ綺麗な顔。改めて思った。
ヤンクミの教師としてのあり様は本当に素晴らしい。ただヤクザの孫、男何人をも投げ飛ばすという設定はあり得ない。原作も何冊か読んだが、これは面白かった。ドラマになるのもわかる。教室の落書きが凄いが、真面目に教師になりたくて勉強に励んだが、こんな学校に赴任して今までの自分とあまりの違いに精神を病む人が増えている、と目にした事がある。教師は大変なのだ。ただし真面目に取り組めば取り組むほど、大変なのだ。
「その子は私の大事な教え子。」「私はその子の先生だ。」名ゼリフだ。ただ悪との戦いの時に発せられるので実際の学校では言う場面はほぼ無いと思う。しかし、あらぬ疑いをかけられ追われている元生徒三浦春馬に「お前は大事な私の教え子だ。(だから私が守る!)」ジーンと来る。「俺らの大事な先生だ。」と生徒達が言って助けに来る。が。約束通り守り助けてくれるので、スカッとして観終われる。
まぁまぁ
いきなりハイジャックから始まるのは、踊る大捜査線を見ているようだった。しかも最初の約40分は普通の1時間ドラマと同じような内容だったし、黒瀬(沢村一樹)が悪者だということも大体読めてしまう。ドラマ版が面白かっただけに残念。でも普通に楽しみたいのなら十分楽しむ事はできる。
全国の山口久美子さま。
どうでもいいことだが、以前働いていた会社の同僚に
山口久美子さんがいた。ヤンクミとは呼ばれていなかったが^^;
私はTVシリーズを見たことがない。
…といっても、ちょろちょろ映ってたことはあるので、
大体のストーリーは分かる(ストーリーといっても…だけど^^;)
「トリック」のようなギャグ満載ドラマ?とも思えたが、
その後シリーズ化も大ヒット、かなりの視聴率を挙げたらしい。
すごいっすね~仲間さん。
彼女の演技は好きなので今回の映画版は観てみることにした。
…はて??これは…映画なのか^^;
ただのヤングスター大感謝祭に思えた。私には。
フィナーレを飾る豪華なメンバー(過去のすべての?なのかしら)
という触れ込みで、彼らを観るのは楽しいと思う。
あんなヒト、こんなヒト、今じゃ売れてる俳優陣が、みーんな
出ていらしたんですねぇ…♪って、そこで感動させてどうする!!
なんでしょうか、この番宣繋ぎのような取りとめのない展開。
私はずーっとこの作品のダイジェストを観ている気分だった。
でもまぁ…きっとこれがこのドラマの集大成。
知らん奴は黙っとけ!!と、ファンには詰られることだろう。
いーんだ、いーんだ。
オバちゃんは、地味な亀梨と佐藤二朗と沢村一樹が観れたから。
(しっかし錚々たるメンバーはスゴイ。あ、生瀬教頭?校長もね)
後味爽やか
ドラマでヒットしたものを映画にする場合、制作する側は特有のプレッシャーがあると思う。
「ごくせん」ももっとドラマチックに、よりセンセーショナルにしようと思えばすることは可能だったはずだ。
そこをあえて選択しなかったスタッフ。
勇気ある選択で、ドラマ派生映画の心意気を感じる。
これが最後と銘打たれたヤンクミの映画としては、最適な道だった気がする。
色々あって、ヤンクミがタンカをきって、人生とは何ぞや、何を大切にしなきゃいけないかを、こぶしを振り上げて謳い上げるのを、涙を流しながら見て、すっきりする。
ヤンクミはぶれない。
それが何より嬉しい。
不良映画だと思っている向きもあるかもしれないが、むしろ全然健全で、心の柔らかな幼稚園児にもお勧めできる。
おおげさな流血も残虐も不道徳もない。
今回卒業生代表で、悩みを抱えた竜がヤンクミの元に帰ってくる。
ラストその竜に対するヤンクミが大きい。
私もかくありたいと思った。
とにかく見終わっての爽快感は最近貴重だ。
家族で、友達同士で、子ども会で、教職員親睦会で、一人でだっていい。
あの爽快感をぜひ味わっていただきたい。
出演者では仲間由紀恵が大健闘。台詞が明晰で心に届く、コミカルな演技も手馴れた感じ。何よりすっきりと美しい。
映画初出演の亀梨和也は、時間を越えて、体型も変わっているのに違和感がない。台詞も自然で、たたずまいがクール。
数いる卒業生の中で竜に白羽の矢が立ったのは、単なる偶然ではない気がした。
躍進著しい三浦春馬も達者だ。鍛えられて場数を踏んで大きくなった。
生瀬勝久は言うまでもない。パッションを感じさせる人だ。
小栗旬、速水もこみち、成宮寛貴、小池徹平等友情出演者は少ない出ながら、しっかり人物を演じていて楽しい。彼等のファンは、ちょっとだけだからつまんないって思わないで、ぜひ見に行ってあげてほしい。
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