Disney's クリスマス・キャロルのレビュー・感想・評価
全38件中、1~20件目を表示
クリスマスキャロルの決定版
ディズニープラスで久々に鑑賞。
モーションキャプチャで描かれた人物が、実写ではないかと疑うぐらいとてもリアルでした。また、全体的にファンタジー要素が強めで、スクルージの人生や周りを取り巻く人々の関係もわかりやすくなっている印象を受けました。ただ、亡霊が襲ってくるホラーな場面も多いので、人によっては怖く感じるもしれません。そのため、鑑賞する際には注意してください。
それでも流石ディズニーと言えるぐらい、しっかりと内容がまとめられた決定版になっていました。
より良く生きること
<映画のことば>
人生は楽しめ。
死んだら終わりだ。
人間、生きていてこそ価値があり、言い換えれば「生きていて、なんぼ。」という部分があることは誰しも否定ができないところでしょう。
じつは、近隣市で毎月月末に開催されている「デスカフェ」に通い始めて、そろそろ一年になります。
そしてそれは、死を身近に考えることで、改めて死生観について思いを致すことで、より良く生きることを考えるという趣旨の集まりなのですけれども。
「死生観」ということばを聞くと、決まって評論子が思い浮かべるのは、この作品(の原作本)になります。
それで、今回に改めて鑑賞することとしたものでした。
改めて、いま生を受けて生きていることの大切さ、有り難み、それゆえに、将来に悔恨を残さない生き方をすることの大切さに改めて思いを致すには、決して悪い作品ではないのだろうと、評論子は思います。
その意味では、佳作と評しておきたいところです。評論子的には。
(追記)
二番目に登場する「現在の精霊」の足元に、二人の子供が隠れていたというのは、本当に象徴的と思います。
現代社会の問題は、多かれ少なかれ、その名の示す二つの要素(問題)に起因していると思われるからです。
反対に言えば、その二つを取り除こうと努めることが、本当の意味での「(より良く)生きること」なのかも知れないとも思います。
(追記)
<映画のことば>
「メリー・クリスマス、スクルージおじさん。」
「よせ、くだらん。」
「くだらない?クリスマスですよ。」
「浮かれるな、貧乏なくせに。」
「不機嫌なんですね、金持ちなのに。」
貧乏を/すれど我が家に/風情あり/質の流れに/借金の山
どんなに質素な暮らしをしていても、「流れ」「山」という山水の風流が自分の家にもあることを忘れず、「足るを知る」という生活を心がけたいものです。評論子は(も)。
(追記)
本作の原作はチャールズ・ディケンズの小説と承知していますけれども。
小学校に上がるか、上がらないかの頃、就寝前に亡母が、子供たちに読み聞かせをしてくれていたことを覚えています。
当時は亡父が大学病院に初めて長期入院した当時と覚えています(亡母も一人で夫婦の寝室で休むのが寂しかったのか、子供たちも、呼ばれて一緒の部屋で休んでいたことを覚えています)。
評論子には、往時の亡母の読み聞かせの声も彷彿とするような一本にもなったことを、申し添えておきたいと思います。
主に大人が楽しむディズニー映画でしょう
特に見せ場を感じないまま30分が過ぎてしまった。
ディズニー系は大人も子供も楽しめるイメージがあるが、これは出演陣からして大人に見てもらう商業意識を感じる。前もって情報を仕入れた人・字幕で見た人は声で誰が担当しているか解るでしょうが、私のように無知だったり吹替えの場合は逆に「これ誰かな?」そんな楽しみはあるでしょう。ゲイリー・オールドマンは似た顔してたかな。
主人公の「過去の思い出や行い」を精霊を通じて見せ、反省し、生き方を改める内容ですかね。しかし、アニメの中で「過去の映像」を表現するのは案外難しかったかも。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のロバート・ゼメキスにとってはアニメでタイムスリップ系を挑戦したことになるけど、現在と過去の違いが結構わかりにくい。高画質すぎたかもしれません。映像を楽しむのであれば、そりゃ素晴らしいですが、一人何役とか子供には解りにくいと思うし、大人が主に楽しむディズニーだと感じました。
個人的には、映像をボーッと見てただけで内容はあまり楽しくなかったけど、印象に残ったセリフを記入しておこうと思います。
・「死ぬんだったら死ねばいい。余分な人口が減って丁度いい」→ 世界人口、温暖化を考えると一理あるとは言える
・「金は墓場まで持っていけない」→ ある程度は残さないと、と思ったけどね。
・「男の子は無知、女の子は貧困。どちらにも用心しろ」→ 大人になったら何かある可能性が高いのかなぁ・・・
・「クリスマスなんてくだらない」→ そんな風に思ったら、せっかく美味しいもの食べていい日なのに悲しいからね!
映像では、G.オールドマン?をすっぽり塞いだもんだから、お仕置きで月の方まで飛ばされた部分が一番良かった。
ゲイリー・オールドマンも三役
2021年10月24日
映画 #Disney's #クリスマス・キャロル (2009年)鑑賞
文豪 #チャールズ・ディケンズ の名作をパフォーマンス・キャプチャーと3Dで映画化
#ジム・キャリー が一人七役こなしているそうで、相変わらず芸達者
素敵!!
クリスマスが近いということで、クリスマス映画。
こういうシンプルに良い話は、大好きです。何十年も語り継がれる小説なだけのことはあります。
ロバートゼメキス作品らしく、どうでも良い部分への異様なこだわりが最高でした!!
映像が美しい
モーション・キャプチャーという技術を
使った作品です。
キャラクターも背景も美しくて魅入ってしまいます。音楽とともに、しっかりディズニー作品であることを裏切りませんね。
スピード感もバッチリで、所々、ちょっとホラーチックな場面があるのがお気に入りです。
映像がキレイ
物語としてはスクルージが過去、現在、未来と旅をして今をどう生きていくかを考えさせる感じでした。
物語より映像の凄さに圧倒してしまいました。
実写なの?と思うほどのクオリティーです。
さすがディズニー‼
3Dで見た方がいいと思う。
地元のシネコンでの、初めての3D上映作品でした。
まずびっくりしたのは、客層がいいことです。
安くなる日に見にいくとやっぱりそれなりで、マナーの悪い人が多く、気になって映画に集中できないこともよくあるんだけど、割引サービスはいっさいなく、多少通常作品よりもチケット代が高いせいか、きちんと映画を見ようというような雰囲気だった。
また、通常作品も並行して上映しており、客が分散したせいか、適度にすいていて、非常に見やすかった。
内容は基本的にCGアニメなんだけど、絵柄はすごくリアルで、キャラクターの動きもスムーズ、本物の人間の動きをトレースしたような感じだった。
しかも3Dで、立体的なので、中に人間が入って動いてるような印象だった。
通常作品は見てないけど、3Dじゃなければトレースレベルで終わってしまって、そんなに面白くないと思う。
ストーリーは、有名な小説が原作らしいけど、どこかで聞いたような話で、はっきり言ってあまり面白くない。
面白くはないのだけれども、「幸福」というのはこういうことなのかもしれないという説得力はすごくある。
この映画は、ディズニーランドのアトラクションに入る感覚で、3Dの方を見た方がいいと思う。
王道物語がパフォーマンス・キャプチャーによってイマジネーション豊かに
「ポーラー・エクスプレス」でパフォーマンス・キャプチャーにハマったのか(?)、実に3度目となるロバート・ゼメキスによるパフォーマンス・キャプチャー作品。
今回の題材は、“クリスマス・キャロル”。もう何度映像化されたか分からない“王道”だ。
しかし、その“王道”が、パフォーマンス・キャプチャーによって実にイマジネーション豊かに表現されている。(スクルージが精霊と共に飛行するシーンなど)
それだけでも何度も映像化されているこの物語を蘇らした価値はあるだろう。
その技術の進歩には驚かされる。
ストーリーについてはもはや語る必要は無いだろう。
でも見てて思ったのは、人との交流、温かい心など、今でも身に染み入るという事。
何度も何度も伝えられているにも関わらず。
いや、何度も何度も伝えられているからだろう。
きっとこの物語は、これからも姿形を変え、語り継がれていくのだろう。
映像は凄いなぁ
さすがディズニーと言う感じの凄い映像だと思います。
実写と思う位に、手のしわや動き、どれを取っても凄かったです。
ただ、内容は昔のリメイクとは言え、ちょっとディズニーがやるには
大人に向け過ぎかな?って感じです。
ジブリもそうだけど、最近のこの手の映画はちょっと子供ではなく
大人の方を向き過ぎているように思います。
私達の年代が観れば、それなりに感じ取る物もあるだろうけど
子供は映像の凄さ以外で何か感じるのかな?
そんな余計な事を考えないで観れるなら
もっと楽しめたと思うんですが・・・。
まぁ、この主人公のようにならないよう、私も気をつけて
生活しよぉ~っと。(^^)
3Dでみたかった
さすがディズニー、間違いなく心を洗ってくれ、ハッピーエンド♪
DVDでみましたが映画館で3Dでみたかったなー。このお話しのアトラクションがディズニーランドにあれば楽しいんじゃないかと思ってみちゃいました。過去・現在・未来をライドに乗ってハラハラしてみたいです。
人間の理想像
クリスマスとっくに過ぎたのに見てみましたが、ダークな部分も笑いも兼ね備えたいい映画でした。
スクルージの、「金は墓場まで持って行けんからな」というセリフに、金より心が大切だと改めて気付かされました。
改心したスクルージのはしゃぎようがとてもかわいく、その後のシーンでは人間の理想像がかいま見えた気がします。
映像がとてもきれいだっただけに、3Dで見られなかったのは残念でした。
子供向けと思いきや
教育的な部分が強いかもね、観終わった後に過去の振り返りや今後の生き方について少し考えてしまった。そしてこの作品は冒頭から重たい雰囲気で話が続いていて正直大人から見ても怖いが、しかしこのおかげで楽しいクリスマスを過ごせるならばとても有意義な内容だ。人気俳優の実写と3Dの合成面白いは。
ディズニー専属声優、山ちゃんの適応性をあらためて実感した。
亡霊のつぶやきがとってもスピリチュアル
原作は、言わずと知れた英作家チャールズ・ディケンズの小説。これまで幾度となくハリウッドで映画化されてきたが、CGアニメーション映画として製作されるのは今回が初めてのこと。声優陣も豪華で、ジム・キャリー、ゲイリー・オールドマン、コリン・ファースらがボイス&パフォーマンス・キャプチャーを担当していることでも話題となった。
ホラーではないんだけど、めっちゃ怖かった……。アニメというにはリアルすぎる表情や動きで、子供には怖すぎてキツイかも。ストーリー自体、スピード感と重力感が3Dでバージョンアップされているので、3Dの価値は高い気がする。しかし、大問題は3Dで字幕は難しいため、豪華ボイスを楽しむか、豪華映像を楽しむか、どちらかしか選べないということだ。日本版吹替えの山寺宏一さんも素晴らしいのだが、やはりジム・キャリーがひとり7役に挑戦したというハナレワザにも興味がある。これは、2回見ろってことかな?(笑
3人の精霊が、とても個性的で楽しい。特に「過去の亡霊」のつぶやきはスピリチュアルな感じがしてイイ。だけど、やっぱりちょっと怖い。彼らがあまりにもサディスティックなので、少々スクルージに同情してしまった。
素晴らしい映画でした。
12/23DISNEY’S クリスマス・キャロルを見て来ました。
思った以上に、良かった~!
アニメなのに、人物の目、肌や髪の毛の感じがリアルで感心してしまいました。
アニメなので子供のためのものかと思いきや、大人のための映画です。
恋人同士がラブラブしながら見る映画では無いですね。
いやぁ、23日に見に行ったので、胸にズーンときました。
おかげさまで、24日のクリスマスイブには教会のクリスマスミサに行って募金をしてきました。
「地獄に落とさないでねぇ~」と祈りながら(笑)
こういう映画をクリスマスに流すの、すごく良いことです。
そうそう、本来のクリスマスはこういうことなんです。
ただ、日本のクリスマスはプレゼントをもらって美味しいものを食べる日になっているので、
悲しいかな、あまり共感できないのかも。
アメリカでは、震災や大津波で災害があると、ハリウッド俳優の方々が競い合って大金を募金しますよね。
おそらく、クリスマスキャロルの精神が行き届いているからこそできる尊い行動だと思います。
見終わってからの満足度が高い、素晴らしい映画でした。
こころ豊かに生きることのたいせつさ。俳優陣がすばらしいです!
クリスマス時期を過ぎてしまいましたが、
友人のお誘いで観に行ってきました♪
原作を未読だったので、どんな作品かを知る手段としては
よかったかなぁと思います
内容的には人生の教訓、的なことですね。
なによりもすばらしかったのは
「パフォーマンス・キャプチャー」の世界観の中で
演じきったジム・キャリーをはじめとする俳優さんたち。
上手なひとたちばかりだったので、安心して観ることができました。
とくにゲイリー・オールドマンは
スマートな紳士的な外見のイメージを個人的にもっていたのでびっくり!!
でもとってもよかったです
アニメとはいえ、かなり深いおはなしですし、
大人が、わすれてしまいそうなこころを取り戻す的な感じで観るといい作品かなぁ
と思います。
なかなか胸にひびくシーンが多く、
とくに過去の精霊のシーンではだいぶ涙してしまいました
年末にこそ、新たな気持ちになるために、おすすめです☆
全38件中、1~20件目を表示