「高度すぎる超能力合戦には完全に鼻白む」PUSH 光と闇の能力者 resuwisshu311さんの映画レビュー(感想・評価)
高度すぎる超能力合戦には完全に鼻白む
BC級的作品。
どうやら西洋系超能力シンジケートと中華系超能力シンジケートの抗争。
その狭間で右往左往するスーパー超能力者たちの人間模様を描いた映画。
注意深く視聴していれば筋は追っていけるし、ムーバー、プッシャー、ウォッチャーなど超能力カテゴライズも大体理解できる。(とはいえ視聴後にウィキで情報補完したが)
シナリオ記載をすると長くなりすぎるので感想から述べるとあまりに超能力合戦が高度すぎて、または心理戦過ぎて話半ばで完全に鼻白んでしまった状態。
でもエスパー映画である時点でそうなることは分かりきっていたこと。分かっちゃいるけどついつい見てしまうのは「超能力」対する憧れがあるからなのだろう。
舞台は香港。中華系サイキック多数。白人系もスラブ系(顔だち的に)、ラテン系、ニグロ系と人種構成豊富でいい意味でコスモポリタン。
超能力ウォッチャー系先読み能力、またはプッシャー系にせ記憶刷り込み人心操作能力は視聴者置いてけぼりになりやすいと思うが、リアルにサイキック能力が進化すればそうならざるを得ない究極高度なサイキックの形態。
娯楽作品としては赤点ながらサイキックに興味ある人間であれば見所はあるかもしれない。
総評二つ星
2008--
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