ラッシュライフのレビュー・感想・評価
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伏線を回収すると期待しただけにショックがでかい
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大きく4つのパートに分かれ、それぞれの人間の人生を描いていた。
犬や河原崎、黒澤など少しずつ繋がってそうなところはあったが、伏線回収とは言い難い気がする。
全体の物語を映画見た後に調べて読んでみたが、映画では描かれていないところ、あるいは描かれているけど読み取るのは困難すぎるところがたくさんで、伏線のない物語を4つ見た感がすごい。
フィッシュストーリー的なものを期待していたので、比べるとショックがでかい。
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原作至上主義では無いけれど…
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原作伊坂幸太郎。
原作を読んだのは3〜4年前か。初めて読んだ伊坂作品だった。
かなり面白く読んだのだが、至る所に偶然性と、かなり強引に辻褄を併せるところにはびっくりしたものだった。
映画に関する供述も在って、原作者が青年時代にシネアストだったのだろう…と思える箇所も在ったと記憶している。
今回、学生達が実際に映画を製作・宣伝・配給するとゆう初の試みがなされているのですが…。
完成品を観た原作者は果たしてどんな感想を持った事だろう?
私は原作至上主義では無いが、その中身の“改悪”振りにはただ唖然!
いや!概ね原作に沿った作り方だったとは思うのだが、登場人物達1人1人の物語が、1つに纏まる時のカタルシスが全く無いのは致命的と言えるのでは?
1人1人の物語を、それぞれ脚本・監督を別々な人物に担当させた弊害がもろに露見している気がしてならない。
〜餅は餅屋〜…って事でしょう。
(2009年6月26日新宿バルト9/スクリーン3)
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