劇場公開日 2009年6月13日

「退屈」ラッシュライフ TOKUSHIさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0退屈

2009年6月20日
鑑賞方法:映画館

伊坂幸太郎ファンで観に行きました。

僕にはあまり合いませんでした。
原作を読んだのは1年半くらい前なので内容はウル憶え状態で、原作のことの印象が強く映画は駄目だとかそういうことではありません。
原作ものの映画は基本的に原作と映画とは別物と捉えていつも観ています。

映画が始まってからあまり惹き付けられる要素が無く、観ているうちに退屈になっていきました。
境雅人が画面に映った瞬間にこの映画の雰囲気は変わり、引き締まります。
流石の存在感でした。私的に見所はそんな境さんの存在だけでした。

学生映画ということで荒削りな面もありますが、そこは武器であると思います。
しかしそれをなぜわざわざ伊坂幸太郎作品でやろうとしたかは解りかねます。
職業映画監督が金にはしり作るより、学生の情熱で料理して欲しかったということでしょうか。

隣のカップルは良かった〜と言っていましたが、
僕には合いませんでした。
原作が好きなら小説でとどめておいてもいいかもしれません。

TOKUSHI