「ペ・ドゥナが素晴らしすぎる!」空気人形 ゆめさんの映画レビュー(感想・評価)
ペ・ドゥナが素晴らしすぎる!
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かなり前に一度観て、良かった記憶がありこの度再視聴。
空気人形と言い換えてあるも、主人公はいわゆるラブ・ドール。そんなラブ・ドールののぞみが「心」を持って…というほんのりファンタジー。
(好きな作品なんだけど主人公が主人公だけに若干人に薦めづらいのよね…。)
個人的良かったポイント
・まずもって主演のペ・ドゥナがめちゃくちゃ魅力的。
この作品、画面の切り取り方や、小道具、衣装も可愛くてそれだけでキュンキュンくるんだけど、やっぱり主演のペドゥナちゃんが本当に人形みたいでものすごく可愛いのだ。
あんなに細くて本当に人形みたいな人いる!?
ヌードも披露してるけど、この作品においてはいやらしさより無機質さと美しさが勝るのすごいよな。
そしてヌードシーンよりも官能的なのがジュンイチから空気を吹き込まれるシーンなのだ。
・時代や人の心の空虚さと空気人形を重ね合わせるのはうまいなあと思う。
・この作品、びっくりするくらいセリフが少なくて、全編通してゆったりとした静かな雰囲気。その分登場人物たちの動きや表情に語らせているのがすごいなあと思う。
・改めて観たら出演俳優陣かなり豪華。
柄本佑さんや星野真里さんのあんな使い方。
人形職人役でオダジョーが出てきたときは嬉しかった。優しい眼差し、素敵だったなあ。
あとジュンイチにのぞみが空気を吹き込むシーンは切なくもあり、軽くホラーでもあった。
切ないはずなのに戦慄。
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