劇場公開日 2009年8月22日

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「お父さんは悲しいです。」96時間 Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0お父さんは悲しいです。

2013年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

なんとなく見たけど、おもしろかった。

けっこうベタな映画で、すでに見てる人が多いのかもしれないど、何見ようか迷っているなら、かなりお勧めできると思います。

昔の映画で言えば、アーノルド・シュワルツェネッガー(前カリフォルニア州知事)主演の「コマンドー」というところかな?

「コマンドー」と違うのは、一緒に行動する妙な黒人女性がいないのと、敵を殺す時に迷いがないことです。

よくありがちなストーリーだけど、ハリウッド的なしがらみがないところがいい。

通常のハリウッド映画だと、必ず女性が出てきてくっついてきたり、敵を殺す時に迷いがあり、結局逃げられて後でもう一度対決とか、反撃受けたりするんだけど、それがまったくないのが気持ちよかった。

敵が攻撃してきたらたらとりあえず殺す、必要なことを聞き出したら殺す・・・・。

敵役の人も全員かなり憎たらしい感じで、これは殺されてもしかたないかな?と思わせるところがすごい。

私は娘いないけど、とりあえずお父さん感覚で、主人公に感情移入してました。

でも、これよく考えると娘も悪いと思う。

お父さんの言うことをよく聞いて、ちゃんと従っていればこんなことにはならなかったし、悪役の人も死なないで済んだ(悪いことは悪いんだけど、問答無用で殺すというのはどうかな・・・・?)。

できれば娘をお仕置きした方がいいと思うだけど、この設定では無理です。

命がけで戦って娘をとり戻しても、お仕置きひとつできないなんて、お父さんは悲しいです。

Push6700