インクハート 魔法の声のレビュー・感想・評価
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魔法の声で復活
ドイツの児童文学作家コルネーリア・フンケの原作『魔法の声』の映画化。内容的にも確かに、児童文学らしい、夢あるシチュエーションの中に、ハラハラさせるファンタジー・アドベンチャー。
主人公・モーは、自分も知らない魔法の声を持っていた。彼が、娘のマギーに本を読んで聞かせているしと、その声によって、本の登場人物の悪役・カプリコーンが現実の世界に飛び出してきた。そして、妻が、カプリコーンの元に連れ去られてしまった。
12年の年月を経て、成長したマギーと共に、カプリコーンが登場した邪悪な本を見つけ出し、妻の居場所を突き止めて、救出に向かう物語。その救出劇に関わるのが、同じく本の中から飛び出したホコリ指の優柔不断なキャラ設定と、ラストの選択が、児童文学らしい深みを与えている。
主役のマギーの父役には、『ハムナプトラ』のブレンダ・ブレイザーが演じている。相変わらず、よく分からない敵を相手に、大切な者を守り抜こうとする役どころを演じている。まあ、映像美もストーリー展開の面白さも、そこそこ程度で、日本の上映館も少なかったのは、納得。
夢がある!!
ブレンダンパパは、やっぱり頼もしい。
ブレンダン・フレーザーのお子様向けアドベンチャー。
相変わらず、ブレンダンパパは、頼もしい。
魔法の舌を持っていると自覚していなかったモーが、子供に読み聞かせる本を、うっかり声に出して読んでしまい、悪いヤツを現世に召喚してしまう。
代わりに、モーの妻が本の中に閉じ込められ、娘のマギーと共に助けに行く~!!
劇場未公開だけあって、そんなにお金はかかってていない。
お城も砦みたいだった(悪人にはお似合いだけど)。
クリーチャーも、それなりだった。
超お金をかけて作った「ライラ~」と比べると、こちらの方が印象に残るし、後味も良い。
悪者にアンディ・サーキス。
おばあちゃんにヘレン・ミレン。
個性的なポール・ベタニー。
2シーンくらいしか出番のなかった、ジェニファー・コネリー。
芸達者な人が出ていて、楽しかった。
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