エスターのレビュー・感想・評価
全181件中、161~180件目を表示
もう二度観たくないほど怖い
サスペンスの要素を余すことなく取り入れた作品です。驚かせ方もうまく、油断の隙もなかったです。
クライマックスで明らかになる衝撃の真実には背筋が凍ります。
この作品に下手なレビューはいりません。とにかく「もう二度と観たくない」の一言。
何度みても面白い!
幽霊とかのホラーとは違って、人間の怖さが描かれている。
エスター役のイザベル・ファーマンの演技がとても上手(p*'∀`*q)
本当に凄い⭐︎
見ている内に話に引き込まれていって、どうなるんだろうって目が離せなくなる!
4回ほど見たけど、何度見ても面白い。
伏線、回収。演出が素晴らしい。
今までホラーとかあんまり見ないタイプの人間でした。僕は。勝手に中身が無いものやと思ってたからね。ホラー映画って。というかそんなんしか出会ったことがなかった。だからこのエスターは僕のホラーに対する考え方を変えてくれたかな。
幽霊映画とかあんまり怖くないんです。呪怨とかリングとか。ありえないでしょ。井戸から人が出てくるってコメディやと思て見てましたから。でもこのエスターちゃんはすごいリアル。こんなオンナ実際おるもん(笑)男が鈍感なんもすごい分かる。友達同士でも女の中ではこいつなんか危ないとか分かってるもんね。こいつと二人きりにさせたら彼氏を取られてまうとか、そういう危機感がなんかリアルすぎて(笑)違う意味でのホラーでしたね。最後の30分ぐらいの演出がすごく上手い。ああ、こうやって映画って作んねんなぁって。オチとかストーリーは確かに少し弱い。誰でも思いつくやんって感じ。でもそこにいくまでの伏線とかは見事としか言いようがない。脚本というより演出面での優れた映画です。
だれだか知らないけど演技がすげー
とにかくキャストの演技がすばらしい。
エスターの子はもちろんだが、お母さんの自然な感じや子役たちのかわいらしさもあいまって、映像にどんどん引き込まれた。
先にオチを見ちゃっていたけど、こんなに楽しめたホラーは初めてだ。
え・・・まさかの。。
予想を裏切られる映画で、ハラハラさせられました。
映画をみてモヤモヤいらっとしたのは久しぶりかなぁ。
マックス役のあのお嬢さんが凄く可愛らしいですね。最後はまあハッピーエンドなのが救いでした。
久しぶりにゾクゾクした
かなり印象に残る作品となりました。独特な世界観にゾクゾクしながら最後まで見ることができました。エスターの謎めいた恐怖に魅入ってしまいました!ラストに向かっていくにつれ鳥肌が止まらなかったです。後味が悪い作品でもなく、スッキリと見終えることができました。それにしても母親が気の毒な作品はなんだか見ていて心苦しいです;友人に是非観てくれ!と言える作品です^^
この少女、どこかが変だ。
エスターという9歳の「少女」を養子にした主人公夫婦に襲いかかる
恐ろしい出来事を描いたスリラーです。
聡明な「少女」エスター、パッと見は良い子に見えるんですが・・・。
首と両手首に付けているリボン。
風呂に入るときは鍵を閉める。
どこか違和感を感じる言動の数々・・・。
それらの伏線が一本に繋がるとき、あっと驚く展開が待っています。
正直『この手があったか!』と本当に驚きました。
前半の伏線が凄く丁寧に描かれているし、
後半の伏線の回収、展開も見事です。
久々に良質のサイコスリラーに出会った気がします。
女の戦い
養子として引き取った孤児エスター。彼女にはある秘密があった…。
既に実子が2人いるのになぜ更に養子をとるのか微妙に思いましたが、日本と違い裕福な夫婦が積極的に養子をとるのはよくあることみたいです。それに妻が3人目の子どもを亡くしたこともあり、養子をとることに更に積極的だったようです。
知能が高く絵が上手で可愛らしいエスター。夫婦が惹かれるのもよくわかります。義妹の面倒もよくみるし、夫婦は引き取って正解ねと思う…
が、徐々に明らかになるエスターの残酷さ、したたかさ。そして夫に色目を使い、妻の前でだけその本性を垣間見せる。妻は家族を守るため孤独なたたかいをエスターに挑む。
このエスターと妻のたたかいが見どころ。夫はエスターの見た目に騙されギリギリまでエスターの本性に気づかない。でも男ってそんなものかもしれません。同じ女だから気付く、分かる。
エスターの心が歪んでしまった本当の理由はただのホラー映画に収まらない女の哀しみのようなものが垣間見れ、映画としてドラマとしてとても面白かった!
#1
もっとエクソシズムな話だと思ってた!良い意味で裏切られた感がある!
エスターのクレイジーな演技(特にトイレのシーン)のおかげで映画が始まってから終わるまで一瞬たりとも画面から目が離せなかったです。
えーー
凄いのはあの子役。子供ですよね?それであの演技力はスゲー。怖さが引き立ちます。内容がな~何か最後ゾンビ映画になってるし、それでどうなったの?って疑問。後味悪いわ~関係ないけどあの蛍光色を使った絵は個人的に好きです。
怖い
最近のホラーはつまんないしこれもつまんないのかな?と思いましたが、いやいやいやめっちゃ面白いではないか!
ただエスター怖いです。
観た後頭から離れません。。。
最後のどんでん返しは想像つかなかったので余計に恐怖度が増しました。
映画館で観たかった。。。
意外性
やはりエンディングにどんでん返しのような展開でしたね。
想像していたより“怖かった”かもしれません。。
エスターの妹役・マックスを演じた子は、
本当に聴覚障害があるそうで手話での演技はとてもナチュラル。
そしてとても可愛い。
誰か彼女を守ってーーー!と一人興奮しました。
最後まで観てみたら、実は彼女が一番強かったのかも☆
これまた余談ですが、
殺されちゃったシスター・アビゲイルを演じていたCCH・パウンダーという女優さんは『AVATAR』のモアット(ネティリのママ)も演じてました。
この監督の今後に期待!
この監督の前作“蝋人形の館”が思いのほか良く、今作の情報を知った翌日に観に行きました。
表現がチープですが、とてもていねいに作られた佳作です。
キャストも良く、作品の雰囲気に呑まれました。ドキドキしたいひとにオススメです。
昭和のホラー漫画を彷佛!
原題は『orphan』孤児ですが、
邦題はorphanの少女の名前『エスター』
『オーファン』じゃ『オーメン』の二番煎じみたいだし、いいんじゃないですかね。
日本の宣伝文句『愛らしい孤児エスターの驚愕の正体が暴かれる時、 全世界の悪が、ひれ伏す』
ま〜大げさ!と言いたい所ですが、私その日の夢に見る程でした…
本当に怖かった!
オーメンみたいな悪魔の子とか超常現象とかアメリカ映画にありがちな宗教がらみの映画なのかと思ったんだけど、全然違いました。
霊的なものより、現実はリアルで怖い。
悪魔のような子供の映画と言えば、なつかしのカルキン少年『危険な遊び』とか『悪い種子』などもあるけど、エスターは2・3枚くらい上手。
上手の理由はその正体にあるんだけど、映画を先読みする自分でも衝撃の正体でした。反則ぎりぎりのグロテスクな正体は衝撃でした。
とにかく頭が良い(ずる賢い)エスターちゃんは養母を精神的に追いつめる、追いつめる。
死産のショックでアル中の過去がある養母は、エスターの企みのおかげで周りに信じてもらえない。
プロのカウンセラーまで騙してしまうエスター。
周りに信じてもらえないのは一番の恐怖、『ここまでやるか!!』と思う程、執拗な追いつめ方に見ている間中ハラハラして手が冷たくなってしまったよ。
エスターが養母を追いつめるのには理由があって…
その理由が正体に関わってくるだけどぉ。。グロい。怖い。哀しい。
登場人物も無駄がなくて素晴らしかった。
養父、基本良い夫でありよい父親でもある。精神的に追いつめられた妻を理解しようとしない所にイライラしたけど、彼の気持ちも解らんでも無かった。
一番可哀想な人でした。
養母の実子である兄妹。兄は初めからエスターがダサイ(ひらひらブラウスにチョーカー、ベレー帽の格好)と嫌悪感。
父母の関心を集めるエスターに嫉妬して学校でも冷たいが、所詮エスターにとっては赤子同然。あっと言う間に形勢は逆転する。
妹がまた良い。聴覚障害がある少女なんだけど、初めは優しい姉エスターを崇拝している。読唇術に長けていてエスターの命令で親の話し合いを盗み見してスパイになったり…
伏線も盛りだくさん
なぜ首にチョーカーをしてるの?
なぜ入浴中、鍵を閉めるの?
なぜ絵とピアノがプロ級なの?
なぜ歯医者に行きたがらないの?
彼女が持っているボロボロの聖書の中身は?
気づいた伏線は全て回収されました。
ただラストに近いシーンでのエスターの姿に会場から失笑が漏れました。
ちょっと滑稽で私も笑っちゃった。
こちらはずっと追いつめられた状態だったからちょっとホッとしたよ。
アメリカでもあそこは笑えるシーンなのかな?
狙ってだったら、この監督はすごい。
2時間、全然飽きずに見られた。
エスターが出てくまでの養母夫婦のシーンが長い気もしたけど。
丁寧に描いてるから、養母により感情移入できるし。
ただ、最初の死産のシーンがなんともグロくて。
のっけからこうだから結構きつかったです。
裏読みしすぎだけど、アメリカ人がすぐにカウンセラーに頼る事とか
最近のセレブの養子の流行についてもチクリと言っている気もしました。
逆に、孤児院協会とかあったらこの映画訴えられそうな気もするけど
とにかく『エスター』すごく面白かったです。
なんとディカプリオが製作者に名を連ねてます。
彼曰く『なんどでも見たくなる映画』だそうです。
製作者の手前味噌な意見かもしれないけど、
私もやっぱり見逃した伏線をもう一度確認してみたいと思える映画でした。
それにしてもエスター役のイザベルちゃん、すごい。
エクソシストのリーガン役のリンダ・ブレアと同じく、
ずっとエスターと言われ続けそうで可哀想だけど。
賢くて天使のような表情と悪の表情のギャップがすごすぎました。
とにかく自分のツボにハマり過ぎの映画でした。
昔愛読していた昭和のホラー漫画テイストを彷佛させてくれて大満足。
つじつまのあわない所も多々あるんだろうけど、力技でグイグイ持って行くパワーに圧倒の2時間でした。
エンドロールにコネタがあるので、是非席を立たずに見て下さい。
制作者の遊び心にこちらもニヤリでした。
肩が凝るほど怖い…… キャラ配置にも伏線にもひと工夫アリ。
いやー、怖かった!
もし子どもの頃に観てたらトラウマ必至な怖さだ。
子どもが大人を恐怖のドンゾコに突き落とす映画といえば古くは『オーメン』やカルキン少年主演の『危険な遊び』、『ハイド・アンド・シーク』みたいな変化球まで数多い。ネタは出尽くしたかもと思っていたが、まだその手があったか!と唸らせるどんでん返しが用意されている。
……まあ前の観客がペラペラとオチを喋ってたので全く驚けませんでしたけどね。ネタバレは劇場を出てからにしてくださいよ、ホント。
怖がらせ方がアメリカンホラー伝統のコケオドシ戦法に頼りすぎな点や、恐怖の根源=エスターの性格の掘り下げが浅い点などは不満。
だが主人公の難聴の実娘をストーリー進行とサスペンスの両方に活かすアイデア、その他の登場人物の配置の巧みさ、ブラックライト・白バラ・ピアノ等の伏線を自然な形で物語に織り込む手腕はかなりのもの。
そして最大の立役者はエスターを演じたイザベル・ファーマン。この邪悪な娘を見事な説得力で演じ切ってみせた。
ラスト近くの彼女が『ルームメイト』の頃の名優J・J・リーそっくりに見えたのは僕だけだろうか?
普通にしてりゃ可愛いのにねぇ。末恐ろしい子役だ。
一発芸とはいわないが
一発芸とはいわないがオチがかなりの部分を占める映画。こけおどしといわれてもホラーは音が大事。
子役のイザベル・ファーマンちゃんは怖い、怖い。アホな長男とハンデを持った次女という組み合わせもいい。ラストはもちろん母は強し。フォトギャラリーも怖いですな、なんか違うのも混じってるし。
ピーター・サースガードはこういう中途半端な男がよく似合う。
秘密のエスターちゃん
自ブログより抜粋で。
--
この映画は簡単に言うと、オカルト映画の傑作『オーメン』(1976年、監督:リチャード・ドナー)のダミアンのごとき邪悪な娘・エスターの巻き起こす、それはそれは恐ろしい“度を超したイタズラ”に翻弄される家族のドラマ。家庭を舞台にしたサイコ・スリラーであって、いわゆるオカルト映画とは違う。
外見はかわいらしいのに、いったんスイッチが入ると想像を絶する凶行に走るエスターではあるが、彼女はダミアンのような悪魔の子ではなく、やっていることは一応物理的に人間に可能な行為。
ただ、彼女には観客を仰天させる、ある秘密がある。
なんだけども、実は筆者は、鑑賞前にこの秘密に察しがついてしまっていた。ネタバレしたレビューは避けていたにもかかわらず、目にしたすでに観た人の感想から想像ついちゃって。
そんな経緯もあって、ここではネタバレしないよう、細心の注意を払って言葉を選んでいますが、とにかくその驚愕の事実っていうのが、この映画の印象を決定づけてしまうほどにインパクトのある秘密で、それに触れずにエスターを語ることはなかなか難しい。ネタバレしないよう気を遣っている評論サイトや感想ブログであっても、ついついほのめかす言葉で彼女を形容したくなるのもわからなくもない。
そんなわけで幸か不幸か薄々エスターの秘密に感づいた上でこの映画を観ると、最初の方から思わせぶりなセリフがけっこうちりばめられている。
それどころか彼女の不可解な振る舞いも、おおかた合点がいく。知らずに観るとありえないような彼女の言動も、巧妙な脚本で計算された筋の通ったものだとわかるのよ。
それらは本当なら、秘密が明かされた時点で氷解する伏線のはずだったんだけれども、正直なところあんまり怖く感じなかったのもそういった裏打ちを確認しながら観たせいかもしれない。
それほど怖くなく、作品の肝とも言えるエスターの秘密までも気付いていたからつまらなかったかというと、そんなことはない。
ホラー映画らしからぬドラマ重視の脚本のお陰で、それでも面白く観られた。
幼い末娘・マックスには聴覚障害があって手話と読唇術に長けているとか、ケイトにはアルコール依存症だった過去があり、マックスを池で溺れさせかけたことがあるといった、脚本的な仕掛けや工夫が随所に見られ、一家を巧みに操るエスターの悪知恵も、対する家族の心の機微も説得力のあるものだ。
なにより、すべてを根底から覆すようなエスターの隠す驚愕の秘密は、それと感づいていても唸らされる。彼女を演じたイザベル・ファーマンの子役とは思えぬ怪演もあって、今後語りぐさになるであろう。
エスターを演じたイザベルの巧さは評判通り。天使のような笑顔と悪魔のような裏の顔を見事に演じ分ける、末恐ろしい逸材だ。
また彼女に負けず劣らず驚かされたのが、末娘・マックスを演じたアリアーナ・エンジニアちゃんの自然な演技。劇場用パンフによると、実はアリアーナちゃん自身、聴覚に障害をもっているそうで、手話の自然さはだからこそなんだろう。さらにパンフによると、芝居はけっこう場当たり的な演技だったらしく、前日に何をやったかも覚えていなかったというのが子供らしいところだが、そんな彼女の迫真の演技は一見の価値ありだ。
血の気の低さからホラー映画が苦手という人にも薦めたい見所の多い本作ではあるが、惜しむらくは、エスターの秘密が明かされてからの怒濤のクライマックスがずっと薄暗く、彼女の“正体”をはっきりと確認できなかったことが残念。
闇の中に浮かび上がるおぼろげな彼女の姿は、まさしく“それ”で、それを年端もいかぬ子役が演じているという現実も含め、いろんな意味でおぞましい。その姿、もうちょっとしっかり見たかった。
かくも怖いもの見たさで見たくなるのが、女性の素顔でありますから。
いっそホラーの方が怖くないかも?
てっきり「オーメン」や「ジョシュア」のような展開に
なると思い込んで観ていたのですが、のっけから本人が
手を下すシーンの連続で、あっけなく裏切ってくれます。
「ジョシュア」の母親役のベラ・ファーミガを、ここでも
母親役に配しているのは、その辺を狙ったのではないかと
思えるほど・・・。
ホラーとは異質の怖さ、いっそホラーの方が怖くないと
思える現実感のある恐ろしさを感じました。
全181件中、161~180件目を表示