エスターのレビュー・感想・評価
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伏線、回収。演出が素晴らしい。
今までホラーとかあんまり見ないタイプの人間でした。僕は。勝手に中身が無いものやと思ってたからね。ホラー映画って。というかそんなんしか出会ったことがなかった。だからこのエスターは僕のホラーに対する考え方を変えてくれたかな。
幽霊映画とかあんまり怖くないんです。呪怨とかリングとか。ありえないでしょ。井戸から人が出てくるってコメディやと思て見てましたから。でもこのエスターちゃんはすごいリアル。こんなオンナ実際おるもん(笑)男が鈍感なんもすごい分かる。友達同士でも女の中ではこいつなんか危ないとか分かってるもんね。こいつと二人きりにさせたら彼氏を取られてまうとか、そういう危機感がなんかリアルすぎて(笑)違う意味でのホラーでしたね。最後の30分ぐらいの演出がすごく上手い。ああ、こうやって映画って作んねんなぁって。オチとかストーリーは確かに少し弱い。誰でも思いつくやんって感じ。でもそこにいくまでの伏線とかは見事としか言いようがない。脚本というより演出面での優れた映画です。
だれだか知らないけど演技がすげー
久しぶりにゾクゾクした
この少女、どこかが変だ。
ゾーッとした
エスターが33歳だったとは思いつかなかったし、かなりハラハラ、ドキドキ、イライラさせられた。ジワジワ迫って来る恐怖、マックスにこの先何が起きるだろうかという想像が作る恐怖……
何も考えずに観ていい作品だと思います
パパがあんな殺され方するなんて、チョット気の毒だったな。
女の戦い
養子として引き取った孤児エスター。彼女にはある秘密があった…。
既に実子が2人いるのになぜ更に養子をとるのか微妙に思いましたが、日本と違い裕福な夫婦が積極的に養子をとるのはよくあることみたいです。それに妻が3人目の子どもを亡くしたこともあり、養子をとることに更に積極的だったようです。
知能が高く絵が上手で可愛らしいエスター。夫婦が惹かれるのもよくわかります。義妹の面倒もよくみるし、夫婦は引き取って正解ねと思う…
が、徐々に明らかになるエスターの残酷さ、したたかさ。そして夫に色目を使い、妻の前でだけその本性を垣間見せる。妻は家族を守るため孤独なたたかいをエスターに挑む。
このエスターと妻のたたかいが見どころ。夫はエスターの見た目に騙されギリギリまでエスターの本性に気づかない。でも男ってそんなものかもしれません。同じ女だから気付く、分かる。
エスターの心が歪んでしまった本当の理由はただのホラー映画に収まらない女の哀しみのようなものが垣間見れ、映画としてドラマとしてとても面白かった!
小憎たらしい…
この作品については、先にレビューを観るべきではないですね。
DVDレンタルの参考に借りる前に観たのですが、いかんかった。
でも、知っちゃっててもかなり楽しめました。怖い。
マックスが可愛すぎて、エスターがとても小憎たらしい娘に見えました。
そこが狙いなんだろうな。まんまとやられました。
それとパパ、いつまで経っても勘づかないダメ夫でしたが、
彼の気持ちは彼の気持ちでわかります。
ママがマックスとダニエル?を守ろうとしたように、
パパもまたエスターを守ろうとしていたんですもんね。
なので終盤のパパは普通に悲しかった。
家族のいざこざを凄く良い感じに複雑に出来ているなと思いました。
って言うか、エスター頭良すぎ。殺す時はやたら豪快だけど、
そういう人間関係を狂わせるための方法を知り尽くしてる感じがしますw
なんか見た事有る系
幽霊ではない怖い話で、よくある事がいっぱい有った。
展開に突っ込み所が多い。
『いやいやそれは無いでしょ〜』
『もうちょい良い策があるだろ』
などムカムカしてしまった。
夫婦間でどうして私の事は信じてくれないの!
なども日本のドラマや何かでよくあるフレーズ。展開的に旦那死ぬな、って途中で想像した人多数だろう。
だがこのイザベラちゃんホント怖いです。本当にそういう発育障害を持った30歳ぐらいの人なのかと思ってしまったぐらいに演技は圧巻でした。
面白かった
怖い映画好きじゃないけど
この手の映画としてはベタだけど良くで来ていると思う。
怖かったし、目が離せなかった。
ベタだから、予測出来るけど
何パターンかある先を自分の予測と照らし合わせてみると
この手の映画は面白くなる。
最後はどういうオチをつけるのかなって見ているとね。
男の俺としては、鈍感な旦那さんが奮起してくれると思ったんだけどな~(笑)
ショック!!
初めは怨霊や悪霊的な物語やと思ってたけど、バリバリの殺人鬼やったんですね。エスターさん。
実は大人やったってゆうオチはおもしろかったんやけど、もうひとひねり欲しかったですね。
しかし、年齢がバレてからのエスターの顔は別人でしたね。特殊メイク的なあれなんですかね??
でもまぁ、普通に怖かったし、おもしろかったです。
えーー
怖い
養子じゃなくて、ペットにしとけばさ~…
昨今、怖い映画なんか
すっかり無くなってしまったな。
と、思っていたら、
こりゃ。
かなり怖かったでした。
観終わった後、
しんどかったでした。
良かった。良かった。
映画館で観たかった。
掻い摘んだ内容としては
行儀良さ気な娘を養子にしたら、
実は子供とは思えない
老獪な悪人だった。
でもどう見ても
そんな風には見えない。
誰も信じてくれない。
面倒くさい。追い出したい。
と、言う嫌な雰囲気の
二時間の話ですが。
冬の田舎の一軒家、
死産した元アル中の妻。難聴の娘。
抜けた兄貴。なんか頼りない旦那。
ヤブなカウンセラー、
様々な登場人物や、小物などが
全てエスターを怖くする為に
必要な役割を果たしております。
また、最近の映画の傾向なのか、
はたまた昔からそうだったっけか。
今作でも女は戦い、男は阿呆です。
観終わってみて。
結局のところ最も
リアルに怖いのは
田舎の殺人一家や、
殺人装置を操る人や
古の神々や幽霊や
ゾンビなどではなくて、
異姓に依存した人なのかもしれないね。
と思いました。
意外性
はじめオドレイ・トトゥ
そして最後は中島みゆきだった。
(未見の方は絶対読まないでくださいね)
うーん、面白いです。おすすめします。粋を極めたカメラーワークと脚本そして演出。出演者の素晴らしいパフォーマンス。イザベルさんの超絶演技には舌を巻きました。末恐ろしい。
精神に疾患を持ったホルモン障害による成長不全の成人女性だったというオチなんですが、その容姿から大人の女性として異性に見られることが無く、それ故屈折した人格形成を成し、異常なまでのファザーコンプレックスとトラウマが彼女を狂気に駆り立てたということですな。殺人鬼とはいえ、なんかフリークスの悲しみのようなものを感じて、彼女に同情する自分がいました。ジョンを誘惑できず、またダメかと悲嘆し、マスカラが溶けていく姿は可愛そうでした。絵とピアノで別の人生を歩んでほしかった。厳しいでしょうが恋愛もしてほしかった。正体がわかってからあとも、ずっと中島みゆきを見ていたかった。彼女のことをもっと知りたかった。
輸入版Blu-rayの特典についていた「Chilling alternate ending(凍りつくもう1つの結末)」=生きのびていた=でもよかったなあ。
この監督の今後に期待!
この監督の前作“蝋人形の館”が思いのほか良く、今作の情報を知った翌日に観に行きました。
表現がチープですが、とてもていねいに作られた佳作です。
キャストも良く、作品の雰囲気に呑まれました。ドキドキしたいひとにオススメです。
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