「ダークキャッスル」エスター kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ダークキャッスル
三人目の子を死産で亡くしたケイト・コールマン(ファーミガ)だったが、耐えられない苦痛のために地元の孤児院で養子をもらうことを決意した。夫のジョン(サースガード)も聡明で大人びた一人の少女エスター(ファーマン)に惹きつけられ、彼女を養子として引き取ることになった。長男ダニエル(ジミー・ベネット)と聾学校に通う幼き長女マックス(アリアーナ・エンジニア)。ダニエルとは同じ小学校に通うが、風変わりな彼女はいきなりイジメに遭うが、大声で叫んだりして難を逃れる。兄妹の前で小鳥を殺すし、イジメっ子に対しては滑り台の上から突き落としてしまう・・・それでもジョンの前では従順だったり、ケイトの前でも愛情たっぷりな様子を魅せたりする。ピアノ教師だったケイトはエスターにピアノを教えるが、弾けない振りをしていた・・・突然のチャイコフスキーの演奏には驚かされる。
しばらく平和に暮らす家族だったが、孤児院の教師が書類を調べてわかった新事実を両親に伝えにくる。過去にも万引きとか傷害事件の現場にエスターがいたことを・・・。事実発覚を恐れたエスターは孤児院教師を罠にかける。そしてハンマーで殺害。従順だった妹マックスを銃で脅し、仲間に引き寄せてしまうという徹底ぶり。
そしてついにはケイトへの心理攻撃が始まる。なつかないことを理由に死産した子の形見であるバラを切り取ってプレゼントしたりという嫌がらせ。怒ったケイトがついエスターを押し倒すが、エスターは自分で自分の腕を万力にかけて骨折させる。そして元アル中だったケイトにワインを飲ませるように仕向けて、マックスが一人乗っていた車のサイドブレーキを外して・・・
そしてエスターの悪行に気づいたダニエルは殺人の証拠を探ろうとするが、逆に殺されそうになる。一方で過去にいたロシアの孤児院に電話してみるケイトだったが、そこが精神病院だったと知って驚愕。ダニエルは重傷を負ってICUに入れられたが奇跡的に助かった。そこをまたエスターが襲う・・・怒り狂ったケイトが鎮静剤で眠らされるなど、見た目は9歳の子供であるエスターには罪が無いと皆が思うところが憎いプロットだ。彼女は実はロシアでは連続殺人犯人で、異常ホルモンによって33歳までずっと子供の姿をした大人だったのだ。
やがてジョンを誘惑するエスター。しかし、失敗に終わり、ジョンをめった刺しにして殺してしまうのだ。ロシアから連絡を受けたケイトは病院を飛出し自宅へ戻り、クライマックスへ・・・
最初から死産の悪夢のシーンとか、交通事故を起こしそうになるシーンとか、わざとらしい恐怖の効果はバツグン!しかし、二度目となると、おいおいワザとらしいぞ!(笑)となってしまうはずだ。そして、ずっと首輪やバンドをしているエスターの秘密とか、二回目ならではの楽しみもあるのだが・・・やっぱり、本性を現わしたエスターの老けメイクが恐ろしかった。
『アーロン・クォック エスター』で検索したら、いきなりでかい文字のネタバレが見えてしまいました。😂😂
製作年が同じ2009年なので、突貫のパクリなのかな😸😸。香港だから1ヶ月くらいで。
子供の写真を見たのですが、実際にみたらあんぐりしますね。
bionさん、コメントありがとうございます!
この女の子を見たいがために何度もリピートしてしまいますよね。
タイトルが全く思い出せないのですが、香港映画にそっくりなプロットの作品がありました!しかも主人公が男の子・・・ううむ・・・