「80才の自叙作品」アニエスの浜辺 SpicaMさんの映画レビュー(感想・評価)
80才の自叙作品
「誰の心にも心象風景があると思う。私の場合は浜辺。」
「家族は心で繋がった小島のようなもの」
「映画は家。私は住人。」
映像で自分の来し方を振り返った作品。59歳で逝ったドゥミ監督との最期の日々のエピソードは知らなかったし、さすがに豊富な経験をされていて有名人も出てくるし、歴史的なムーブメントもいくつも出てきて、興味深かった。
最後にこの映画の制作時点の話になり、カルティエ財団に展示を依頼され「もう80だけど嬉しい」とワクワクされている様子がとてもチャーミングだった。
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