サマーウォーズのレビュー・感想・評価
全246件中、221~240件目を表示
平成上田合戦!
以前、『時をかける少女』で心地よい作品を作った押田監督の作品ということで劇場に足を運んでみました。
感想は、面白くてそして涙がホロリときます。
ストーリーや展開はまさしくアニメというか映画ですね。
そして、宮崎作品とかでもよく描かれるような大きな家族を見せてくれますね。
たくさんの登場人物が出てきてそれでいて全員がしっかりと役どころをこなしている作品。
こういう作品はしっかりとした構成をしているからこそ作れる作品なんでしょうね。
見ながら歴史好きな私としては、陣内家=真田家ってイメージなんだろうと思いながら見ていました。
上田合戦といったら真田が徳川に知略で勝った有名な合戦ですからね。
あんな門構えの家でスーパーコンピュータを駆使して仮想空間で自由な発想でラブマシーンと戦う。
まさしく平成上田合戦だねぇ。
面白くて楽しめてそしてホロリとさせてもらいました。
満足な作品でした。
ほっこり
『時かけ』の監督ということで、観に行ってきました。
面白かったです。
「家族」ということで沢山のキャラクターがいて、
ところどころでなんかニヤけてしまいました。
現代では少なくなってきた、家族に限らず人のつながりを
ものすごい理想的な絵では無く、現実の範囲で描きたかったのかな?
と、思いました。
家族の方々の個々のスペックは別としまして笑
全体的には面白いですが、
ところどころのつなぎがお粗末でした。
自分で「こうなったんだよな」という決定を下しながら見ました。
仮想世界のことは特にそうでした。
尺の問題でいろいろカットした結果だということにします。
最後に、
私は途中泣きそうになりましたが、
最後まで泣きっぱなしではなかったです。
最後は無くというよりほっとして笑顔になる感じでした。
細田監督、ポストジブリにコイコイ!!!!!
こういう映画に出逢うと、俺、日本人に生まれてよかったな~と、つくづく思います。
日本が誇るアニメーションの傑作に、今年も出逢えたんですから!!
去年の夏は「ポニョ」。今年は「ヱヴァ」と本作…サマーウォーズ!!
主人公の顔が真っ赤になり、鼻血ブーな古典的演出がありつつも…扱うテーマがネット社会であり、携帯であり、アバターwこの発想が凄いw
おまけに大家族と協力して、巨悪と戦うて…エンタメてんこ盛りスなw
あと、作り込みがハンパないスわw
一つの部屋に家族全員が一堂を会し、横にスクロールしていくワンシーンワンカットの場面で、何やら実写と見紛う程のトリップ感を感じてしまったのは、自分だけでしょうか??
ストーリーは当然壮大で、エンターテインメントしてるんですが、そういったシークエンスの一つ一つが、兎に角ツボにハマるんです。
これはもう、観て頂くしかない。
アニメって結構、偏見持ってる方もいらっしゃいますよね。
でも、その方々にも『どうして嫌いか』という持論は当然有る訳で、否定するつもりは毛頭ないんですが…
そういう方達にこそ、是非観て頂きたいと思いました。
10年先も語られる1本であることは間違いなしです!!とりま、劇場へ!!!!!
あと、桜庭ななみちゃん、大好き!!!!!(これは関係ないか…orz)
う~ん・・・微妙としか・・・
楽しい!
最高!!!
日本人なら観た方がいい
夏にぴったり。
ちょっとマニアックな映画
胸がすっとする映画
きれいに整えられた朝顔たち、昔ながらの武家の家屋、広く開け放たれた縁側、大きなテーブルで大家族みんなでたべる食事。
昔の田舎のお盆の頃の風景で、思わず「いいなあ」とつぶやいてました。
鼻の奥にすっときれいな空気が入ってくるような感覚でした。
笑いあり、ぐっとくるシーンもあり、個性的なご親戚に「あーこんなおじさんおばさんうちの親戚にもいたいた」と思わせられるキャラクターばかりでとても面白かったです。
なによりも、気弱だけどまっすぐで一生懸命でとてもやさしいケンジ君がとてもよかった。
劇中での重要なシーンではケンジ君に「こんなふうに言ってほしいなあ」と思うセリフをそれ以上の言葉で返してくれました。
こんな男子はとってもいい。うちの婿にしたいです。
ナツキさんとの恋物語もさわやかでとてもよかった。(というか過ぎ去った青春時代を思い出して少しうらやましかった)
当方、アニメ映画はまったく見ないほうです。
先日、職場の同僚に無理やり連れて行かれたエヴァンゲリオンを見て「ほほーなかなか面白いのお」と思いましたが、やはり予備知識がまったくない状態でしたので、消化不良でした。
この映画はそのようなこともなく、心ゆくまで楽しめました。
近いうちにまた見に行きたいですね。
おすすめです。
清々しい!
世界危機の夏。恋する夏。
人との「つながり」を大切に生きよう!
素晴らしすぎて、何も言えない
夏の田舎とおたくな世界
つながり
気分爽快
この夏一番の爽快感!!!
鑑賞後の充足感は、ここ最近見た映画の中でもぴか一。
夏休み、朝顔、お祭り、夏が詰まった作品です。
アニメ好きさんだけじゃなく、実写を観に行く感覚で、沢山のひとに見にいってもらいたいと思いました。
アニメという媒体を使ってますが、そこにいるのは、もしかしたら実写でも出来たかも知れないなと思うほどに、人間味溢れ、血の通ったキャラクター達です。
だからと言って、表現はアニメの良さを活かしきった構成になってるのでアニメなのは大正解なのですが!
間のとり方というか、画面の切り取り方と言うか……
大胆なエピソードの持っていき方も、豪快な演出も、アニメだからこそ嘘っぽくならず、最高のテンションで喜怒哀楽を引き出してくれました。
気持ちよく笑って。笑って。
そして、怒哀の部分は小ネタを上手く使って、余りその部分を引き摺らないように演出されてるので、爽快感が強い作品に仕上がっていると思います。
自由主義の欧米の方には理解され難いかも知れない、
そして、今の日本から失われつつある、
干渉し過ぎだとも思えてしまう日本人が昔から作り上げてきた狭いコミュニティでの関係性。絆。家族愛。
それを軸にしながら、けれどネット上の希薄になりがちなつながりを否定するでなく、その昔からあるつながりと、新しく構築されてきたつながりを見事に繋ぎ合わせて、連携させて作品を作り上げています。本当に凄い。
作品のもう一つの軸である、デジタル世界はマニアックな印象で取っ付き難くはあるかもしれないけれど、それ以外の分かりにくい部分は極力省いて、家族とか絆とか喜怒哀楽、万人が共通のイメージを持ちやすいものを使って、物語を構築してるから、直感で観れる。
そのせいで、すっと内容が入ってきます。分かりやすい。
「つながりこそが、ボクらの武器。」
まさに キャッチコピー通りの作品です。
今なら前売り券にガイドブックついてるので、ぜひそれを買って、
ついでに、
花札(こいこい)
武田軍真田家
上田合戦
この3つの基礎知識を入れておくと更に楽しく観れるかと思います。
あとですね、最近のファンの方は、何から何まで、新鮮な気持ちで観れると思うんですが、古くからの細田さんファンにとっては、エピソードのうちいくつかはは真新しいものでないかも知れない。
……少なくとも私は、そうでした。
キーワードは 夏休み 田舎 八月一日 デジタル ゲーム
タイトルが似てるのも間違いなく確信犯ですね(笑)
それでもそれはそれ、
あの時、衝撃を持ってみた大好きな作品を懐しく思い出すのは、
夏に田舎に帰って、祖父母との出来事をを思い出す。
何だかその懐しい気持ちに似ている気がします。
10年たって、鳥取(笑)だけではなく長野の山奥にも、日本全国で高速インターネットが可能になり、それだけ時代が追いついてきた今、あの作品が、こういう形で昇華されて、目の前に現れたのは、嬉しいサプライズでした。
エヴァ「破」とはまた全然違う進化を見た感じです。
沢山のひとに見て欲しい。
自信を持って人にオススメ出来る一本だと思います。
絶対夏に、大画面で観てください(^^!
全246件中、221~240件目を表示