劇場公開日 2020年1月17日

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「主人公健二が「ヘタレ」って設定も良いですね。」サマーウォーズ よしさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5主人公健二が「ヘタレ」って設定も良いですね。

2020年6月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

AIが暴走した仮想空間を守るべく、主人公健二と、健二の先輩夏希家族のが戦う物語。

時をかける少女を製作した細田守監督の作品だけに、期待値MAXで鑑賞した映画です。
その期待に違わない秀作でした。
典型的なアナログと思われている「家族の絆」をベースに、デジタル世界の危険性・問題性を洗い出して展開するストーリーは秀逸でした。
特に、中盤からは畳みかけるようなAIと戦う展開は見事。114分の上映時間も中だるみなく、あっという間に鑑賞することが出来ました。
正直、「デジタル空間の闘い」については、余り共感を抱くことが出来ません。所詮、「非現実社会」だから、と割り切って鑑賞してしまうからだと思います。この作品では、現実社会とのリンクがしっかりと明示されていた分、その違和感を減じることが出来た、感じています。

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よし