劇場公開日 2009年9月12日

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「惜しい。」TAJOMARU 小太郎さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0惜しい。

2009年10月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

ショウケンがよかった。妖怪じみた変態っぷり最高。時代を背負っている感じが出ていた。
 松方さんは流石。森(藪の中)での登場シーン。作品世界に引き込まれた。俺の庭にようこそ、といった感じ。作品に箔をつけた。
 全体的には楽しめたものの、後半のバタバタが残念。映画からVシネに格下げってカンジ。大事な大事な決め台詞も、上っ面をなでるだけの力無いありきたりな言葉。ガツンと胸に迫ってこない。
 出演者には、ほとんど文句なし。これだけ、揃えておきながら、脚本が甘い。『羅生門』っていうお手本があったんだから、もっと頑張って欲しかった。

小太郎