「流石はM・ストリープ様、あなたにゃ誰もかないません!」ダウト あるカトリック学校で カサキショーさんの映画レビュー(感想・評価)
流石はM・ストリープ様、あなたにゃ誰もかないません!
M・ストリーブ様にはいつもやられてしまいます。
「プラダを着た悪魔」の鬼編集長は圧巻だったし
「マンマミーア」では、そんなことまでできるの!と
感嘆させられました。
今回の「ダウト」はどちらかと言えば、
はまり役の部類だと思うが、
それを見事に演じきっておりましたね。
一見厳格過ぎて生徒からは嫌われている
カトリック学校の校長役で、
あなたは、進歩的で生徒にも慕われているものの
立場の弱い男子生徒と不適切な関係を持ったと思われる
フリン神父を追い詰めていく役どころです。
その追い詰め方は、青白い炎を連想させる凄まじいものでした。
私自体は、
エイミー・アダムス演じるシスターの立場になりきっていました。
疑惑の中、この厄介な問題を何処まで荒立て
どのように対処すべきか。
どうしてそこまで確信を
信念をもてるのか。
こんな、自信と信念に満ち溢れた役は
メリル・ストリープ様、
あなたにしか演じられないだろう、と思います!
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