「“change”はしない」レスラー EC07さんの映画レビュー(感想・評価)
“change”はしない
2009年の流行語?はChangeかもしれないけど、この映画はChangeしないこと、いかにして自分の人生と折り合いをつけるかを描いた、2009年最高の映画。背中で悲哀を語るロークの入場シーンは、レイジング・ブルにおけるデ・ニーロをも凌駕して、プロレスというどちらかと言えば蔑まれがちなアトラクションに男の美学を持ち込むことに成功した。乱暴にいうと〈下品なミリオンダラー・ベイビー〉。
ロークとマリッサのメタル談義には、小生、思わず膝を叩きました。
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