チョコレート・ファイターのレビュー・感想・評価
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ジージャーのアクションが素晴らしい
女の子を主人公にしたピンゲーオのアクション作品。
日本のヤクザと現地マフィアとの抗争がメインで、阿部ちゃんがガッツリ出てます。
敵も個性的でボスはズラ感がすごく、側近もニューハーフ?みたいな人種。
劇中は日本語が多くて、酒屋でも呑んでるボトルがよかいちだったり面白い。
あと作中で「マッハ」見てて、でもブルースリー真似してたりと謎な一幕も。
とにかく主役のジージャーのアクションが素晴らしく、撮影前4年もかけてトレーニングしたのも納得です。
往年のジャッキーを思わせるアイディアに溢れたアクションの連続で、特にクライマックスのビルでの戦いは見事。
そして皆三階くらいから生身で落ちてるけど大丈夫なんだろか?
阿部ちゃんの件もあって、振り返ると任侠映画のようでした。
またNG集が面白く、この撮影がいかにハードだったかわかります。
みんな怪我に次ぐ怪我で、やはりビル戦はヤバかったようですね。
いや、久しぶりに観たけどこれは本当面白いアクション作品です。
スゴいアクション女優がいた!
ジージャー、なんちゅうアクション女優なんだ!?まさにその一言に尽きる作品でした。ハリウッドのアクション系の女優さんと比較しても、遜色ないというか、軽く上回るアクションスキル!しかも、かわいいときてる。出演作調べてみたら、なんと同い年かい!!
アクションのキレ味、スピードがハンパない。構えたフォームもしっかりしてるので、構えてる体勢だけでも映える。一人倒したら、基本のフォームに戻る。ブルース・リーや、リー・リンチェイのウォン・フェイフォンのようなスタイルがまたカッコいい!そして、上段蹴りや回し蹴りがカッコいいを通り越して、もはや美しい。しかも、カメラワークで早くスタイリッシュに見せるわけでなく、単純に彼女の動作が早くスタイリッシュ!節々で繰り出される大技も見ごたえ満点。特に道場シーン、サマーソルトキックや 横回転蹴りは、思わず唸りました♫
ストーリーはほぼないというか、よく分からないけど(笑)、もはやそんなことはどーでもいい!中身のないストーリーを補って、大量のお釣りが来るぐらいのアクションでした!
彼女の次の作品はなんだ!チョコレート・ソルジャー!?タイトル適当だな!(笑)でも、見る!!
すごい
初のタイ映画だったけど、驚きの出来。あたまからっぽで拳を握ってしまう。見終わった後も余韻が。
ラスト近くの戦いはキル・ビルを思いしたが、続きがまだまだ。身体中のアドレナインが沸き立つ。主役の彼女はひたすら強かった。
日本代表の阿部寛も良い役だった。切れ味のいいアクションシーンも新鮮だった。
それにしてもチンケな邦題。せめて、チョコレート・ガールかなあ。
格闘シーンにもう少しメリハリがあれば、もっと良かった。
知的障害を持つ少女が、母親の治療代を稼ぐため、組織と戦う物語。
ジャッキーチェンやブルースリーを意識した少女の格闘シーンは、一見の価値があります。主人公ジージャー・ヤーニンの体格が華奢なので、軽い印象は否めませんが、それでも迫力十分です。
同じような格闘シーンが多いことで、ややメリハリを欠いている印象になったのは残念です。用心棒のような人物と一対一の格闘シーンを作るなどがあれば、より良かったかもしれません。
ゲスト的に出演していた阿部寛に、少し無理やり感があったことも少し残念でした。
無理やり起用なら、武田梨奈とジージャー・ヤーニンとの共演の方が観たいのですが・・・
アクションのキレ味がスゴイ
主人公を演じるジージャーのアクションのキレ味がスゴイ。これ、スタントなしというのだからタマゲます。
キックアスのクロエ以来の衝撃でした。
ストーリーはともかく、バリエーション豊富なカンフーアクションは観る価値ありです。
甘くはない! 美少女超絶アクション!
『マッハ!』のプラッチャヤー・ピンゲーオ監督による2008年の作品。
お馴染みのムエタイにカンフーの要素も取り入れ、超絶レベルのアクションがてんこ盛り!
敵対するタイのマフィアのボスの女と恋に落ちた日本人ヤクザ。
女は男を日本へ逃し、一人で子供を産み、育てる。
二人の間に産まれたのは、女の子。名は日本の言葉“禅”にちなみ、ゼン。
産まれながらにして発達障害のあるゼン。
他人とのコミュニケーション能力や一人で生きていける術も無い。母や幼馴染みが面倒見る。
そんなゼンだが、人並み外れた驚異的な身体能力を持っている。
投げ付けられたボールを見ずに軽々とキャッチ。時にはナイフも。
幼馴染みと見世物的なお金稼ぎ。
またゼンは、TVや映画などで見たアクションを一瞬にして覚える。
なのでゼンがよく見るのは、あの独特の怪鳥音が有名なカンフー映画(権利の都合上、映像は使えなかったらしい)や『マッハ!』など。
母が病を患う。薬などに多額のお金が掛かる。
多くの人にお金を貸していた母。
ゼンと幼馴染みは母の病院代の為、お金を返しに貰いにあちこち回る。
が、誰も彼も拒否。荒々しく追い払われる事も。
そんな時は強行手段。ゼンの腕っぷしの強さが物を言う。
そしてそれは、タイの裏社会にも知れ渡り…。
マフィアとの対峙。
母と娘のドラマ。
父との再会…。
ドラマチックな要素や展開は設けてあるが、正直ドラマ部分は…。
平凡というか、薄っぺらいというか、ありきたり。演出も演技もストーリーもお粗末。(日本人としては、阿部寛が一定の存在感を見せるのは誇らしいが)
でも、それを充分過ぎるほど補うのが、主演ジージャー・ヤーニンと彼女が魅せるアクション、アクション、アクション!
幼い頃からテコンドーを始め、黒帯も獲得。
新人ながら主役に抜擢。本作の為に4年間みっちり修行。
撮影時は20代半ば。そんな若い女性から驚異のアクションが次々繰り出されるのだから、もう彼女のアクションを見るだけでいい。
加えて、なかなかの美少女。
続編の企画もあったようだが、音沙汰ナシ。
ジージャー・ヤーニンもこれ以降目立った活躍無いのは残念!
タイのアクション・スターが時折ハリウッドに渡っているが、彼女もひょっとしたらひょっとして…!?
謎の涙が、、、
DVDで。ストーリーの脚本とか編集とか、ダメだろ〜〜と、音楽もなんだこれ、と、失笑しながら観た前半、が、全部どうでもよくなる後半、ジージャー!!!
可愛い、健気、知的障害のある子っていう、文字で書くとその設定どうなんだと思うけど、それが泣ける〜〜なんだか分からないけどビャービャー泣いて、終わってからも思い返すとなんだか分からないけど泣けてくる。最後のオマケ?は怖過ぎて別の涙が。。。映画で死ぬ人ってほんとにいるだろうないただろうなって。。。危ないことやってるから偉いってわけじゃないけど、こういう風にしか生まれない種類の感動があるんだと思った。
驚いた
何も予備知識無しで見たら知ってる俳優出てきてびっくりw
当時は話題になってたのかしら…
話は思ったより重めでした。
いやー、カンフー某みたいなのだと思ってたので…
アクションいいですね!
カッコイイ!
期待してたアクションが見られたので満足。
とにかく最後まで見ろ!
【感想】
主演はジージャーという女の子 なんだけど、この娘、かなりカワイイ!服装がボロッチイし、髪もボサボサだから、チョット近寄りたくは無いですが、なかなか、萌えます。でもそんな、萌え娘が、ヤッちゃいます!それも、めちゃくちゃ、ヤッちゃいます!
スンゲーーーーーーーカンフーアクションを!!!
ハッキリ言って、女の子のアクションとは思えない、格闘っぷり!『酔拳』など全盛期のジャッキー・チェンを彷彿させるような、カンフー!!
そして、盛りだくさんなアクションシーンの量!!!とにかく、スンゲーーーーーーーーー!!!!! の一言に尽きる。
もう、完全に見入ってました。
【最後の最後で、もっとスゴイ事が起こる】
で、大満足で映画を見終わった後に、更にスゴイ事が起こる!!!!
それは、ジャッキーチェン映画ではおなじみの、NGシーン。そこで、サケビは気づかされた。これって、CGじゃなんだ・・・と。
とにかく、コレは見てくれ。
だまされたと思って見てくれ。
間違いなく、楽しめる一本です。
"あの時"の興奮が甦る
全てのアクション映画ファン必見!
特に1970年代にブルース・リーに熱狂した人達には、「またあの興奮が蘇るぞ!」と言いたい。
だって最初の格闘シーンは丸々『ドラゴン危機一発』じゃないか。
映画は必要最低限の映像のみ撮され、それらに関する説明は一切しない。
従って観客側は与えられた映像を脳内で反復させながら理解して行く。
とは言っても全く難解な映画では無い。寧ろ分かり易い位に分かり易い。
それどころか、時折苦笑してしまう箇所は度々訪れる。
なぜか父親役の日本ヤクザには阿部寛が出演しているのですが、その為に日本描写にて外国映画が陥る“トンデモ”感はやはり否めない。
それでも数多くのアクション場面は素晴らしいの一言です。
おそらく多少はワイヤーアクションも使用してはいるのでしようが、殆どのアクション場面が、拳対拳。蹴り対蹴り。肉体対肉体…と。お互いの攻撃が届き合う範囲内のアクションに限定・展開されて行く為に、アクション自体に説得力が有るのが大きく。エンドクレジットでのNGカットを見れば解る様に、激しいアクションによって、多くの出演者達が頭から血を流しながらの撮影風景を見てしまうと感動を覚えずにはいられない。
それ位にラストのアクションシーンは心の中で拍手を送りながら観ていた。
そりや幾らでも貶す所は沢山有ります。
阿部寛が乗り込んで行く場面等は、「これって『キル・ビル』!」…なんて思ったり。「たかが5000じゃないか!」…ってセリフには、そりゃ逆だろ!と、突っ込んでしまったり。
タイだけにIKKOもどきのオカマ軍団や、木梨憲武もどきのカポエラ男。マーブルチョコレートの食べ方が楽しいし、蝿が苦手な設定も面白かったのだが、それらは途中から余り意味をなさなくなってしまっていたり…と。後から考えてしまうと「何だったの?」的な場面は確かに多い。
しかしこの作品には、そんな風評をも覆すだけのパワーに溢れている。
何よりもこの作品を推薦するにあたり、ある有名な人が語ったこの言葉で締め括りたい…。
“考がえるな、感じろ!”
(2009年5月24日新宿ピカデリー/スクリーン5)
すげー
面白かったー
けど
うん。
なんていうか、
銃があるみたいだし、
もっと銃使えばって思っちゃったんですよね。
悪役たちの不合理さで、ちょっと乗り切れませんでした。
もちろんガチのアクションはすごかったです。ってかいつか死人出んだろこれ
痛快ハンディキャップヒロイン
『マッハ!』『トム・ヤム・クン!』大好きなので期待して鑑賞!その2作よりキャラクター、ドラマがとても魅力的でそっちの方でも楽しめました。まあ贅沢を言うとアクションは若干の見劣り感はあるかな…それでも十分異常なレベルです。ラストの立ち回りは本当に口あんぐりでした。突っ込みどころもありますが、そこ含めて愛せる映画です。
不満点としてはちょっと初戦までの件が長すぎること、強敵が一人ぐらいしかおらず、ハラハラ感が希薄だったこと、阿部寛のナレーションが意味不明なこと、効果音のつけかたがダサいことですかね…。プレステのゲームか。
まあとにかくジージャーちゃんが可愛いし、障害者という難しい役どころも演じつつアクションは圧巻!素晴らしい!『トム・ヤム・クン!2』でトニー・ジャーと共演してるみたいで日本公開がとても楽しみですね。
圧巻のアクションシーン!
アクションシーンが圧巻です!
アクション好きにはかなりオススメ!
本作視聴前に同じく女性が主人公のワイヤーアクション映画を見ていたので(ストファイのリメイクのやつ)、もうなんというか…本当にアクションシーンがワイヤー物とは比べ物になりませんでした…
も〜とにかくすごい!!
しかしグロ耐性があまり無いので思わず目をそらしたくなってしまうシーンもありました😨
DVD購入決定(^^)
美貌の、躍動
「マッハ!」などの作品で高い評価を集めているプラッチャヤー・ピンゲーオ監督が、新人女優ジージャーを主演に迎えて描く、アクション映画。
物語の流れを血眼になって追いかけることなく、その作品世界にただただ胸が躍る。目が離せない。気が付いたら、手に汗が吹き出していた。そんな、映画的魅力に満ち溢れた異色の傑作である。
驚異的な身体能力を持った一人の女性、ゼン。彼女は、「自分の身を犠牲にしてまで育ててくれた母親を救う」。そのたった一つの目的のために、壮絶なマフィアとの死闘に立ち向かっていく。
日本人の代表として、阿部寛が何故にこの作品に出演したのか。物語当初は思わず疑問符をつけてしまうほどに、物語の展開と俳優陣の演技には力点が置かれていない。「タイといえばオカマ」、「日本といえば畳」この極めて短絡的な視点が徹底して貫かれ、人物描写への深い理解への配慮は見えてこない。
しかし、主人公ゼンを演じた女優、ジージャーの格闘センスが目覚めたその瞬間。物語はいきなり水を得た魚の如く、観客の目の前で躍動を始める。
ビル街、冷凍庫、肉の解体場に、謎の日本料理店。様々な小道具を配置して作られた格闘ステージ。その中を一人の幼い女性が拳で、蹴りで、爽快を地で行く暴れっぷりを見せてくれる。細かく割られたカットを丁寧に繋ぎ、一発勝負の肉弾戦を鮮やかに、軽やかに切り取った世界には、無駄の無いアクションの設計図が張り巡らされ、いかに見せれば人間の五感を刺激する圧巻の戦いを作り出せるかを、この作品は教えてくれているようだ。
破裂した水道管の如くほとばしる血しぶきを敢えて見せない終盤の刀アクションも、古典の日本映画をきちんと鑑賞、研究した作り手の理解度の高さが伺える。なるほど、だから阿部は本作を選んだのか、そして選ばれたのかと納得させる場数を踏んだ殺陣と、男臭いやくざの香り。勢いで作り上げた訳ではない緻密な計算が、観客を最上級の幸福感へと誘い込んでくれる。
天は二物を与えるのだねと、思わず舌打ちしたくなる主演、ジージャーの美しさと、格闘センス。彼女の4年越しで磨き上げたアクション、まだまだ生かして欲しい。
最小限の台詞でまとめ、キャスト陣のほとばしる筋肉の美しさ一つで作り上げた奇跡ともいうべきアクション映画の可能性。否応無く、観客は観賞後に一人、呟いてしまうのだろう。
「格好良い・・・。」
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