なくもんかのレビュー・感想・評価
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終わり方や、あの人は結局どうなったの、など回収されていないストーリ...
終わり方や、あの人は結局どうなったの、など回収されていないストーリーが若干あったものの、やっぱり阿部サダヲがおもしろいので◎
お笑いの7番目の要素、「不幸」これは深い。
なくもんかで泣いてしまったけどさ
つくづく思うんだけど、宮藤官九郎の脚本って、スベッてるよね?逆にそれが面白いんだけどさ。
でも、そのスベリ映画も、長くなってくると苦痛です。いくら人情を描いているとはいえ、コメディ風の映画で、134分は長いです!コメディなら、さらっと100分くらいで。
ま、最後のシーンでは泣いたけどさ。なくもんか、で泣いてしまったけどさ。
カツが美味しそう~
カツ屋がどんどん繁盛していくシーンは楽しかったです
ソースのくだりとか笑いながら見てました
この3人のタッグの映画作品、全体としてみるとなんだったのかよくわからなくなりますが
笑えるシーンがたくさんあります
阿部サダヲじゃなければこんなにおもしろくないんだろうなあ…といつも思いながら見ています
究極の八方美人について、の映画
嫌いな人にも好かれたい、好きな人にはもっと好かれたい。究極の八方美人を阿部さんが演じてて、おもしろいんだけどスルッと心にささる感じがあった。
いたらウザいけど本当に困った時もしっかり助けてくれるんだろうなぁ、だから弟も電話しちゃうんだわ、なんて考えたり。
クドカン独特の面白さはあんまり感じない普通の映画だったかな。“なくもんか”ってタイトルが出るタイミングと文字の演出はぐっときた。よかった。
個人的にだが・・・。
個人的にですが、今までクドカン作品で
はははと笑ったことが無かったので
(クスリ笑いはありましたが)
あまり、期待しなかったのですが
これは違って思わずガハハハと笑った。
もちろん、笑えないといい作品ではない
とも思っていませんのであしからず。
阿部サダヲの独壇場とも言うべき主人公。
竹内結子のぶっ飛び嫁さんもいい。
気っ風のいい女性役は上手いなあ。
瑛太もぶっきらぼうな感じがいいです。
最後のオチはイマイチですが
全体的に話のテンポが良かったです。
個人的にはまずます。
水田監督にはクドカン脚本の悪癖を修正することは出来ない
生き別れた兄弟が、それぞれ幸せになって行く過程で、ひょんな事から再会し互いに信頼し合うようになる下町人情ドラマ。
前半はテンポ良く面白い展開を見せながら、後半に急激に失速していく宮藤官九郎が脚本を担当しているが、本作もまたいつものように、この悪癖が出ている。
原作ものだとストーリー構成が出来上がっているためか、そうした悪癖は見られないが、オリジナルストーリーになると、この悪癖が顔を出す。
本作もオリジナルストーリーだが、終盤の「父親の登場」や「沖縄」あたりのシーンは、そのテンポの悪さや面白みの無さは、とても前半とは同じ作品と思えないほど。
よほど腕のある監督が演出すれば、修正するなり強引に成立させるなり出来るが、水田伸生監督には、『舞妓Haaaan!!!』でも本作でも、そうしたクドカン脚本の悪癖を軌道修正することはできないようだ。
まったく、この悪癖は、どうにかならないのだろうか……。
タモリさんのくだりは笑いました!
物語は下町の家族のあったかい話、というわけではなく・・・
ずっと笑う、八方美人の山ちゃん。
山ちゃんは新たな家族によって変わって行くのか、と思いきや変わるわけでもなく・・・
クドカンの良さを打ち消す作品というかなんというか。クドカン大好きだけど、最後の締めもいまいちで・・・
マンハッタンとかタイガー&ドラゴンとか最高なのになぁ。
子供たちの最後の表情もどっちつかず。
さいごの弟の言葉を好きでやってるって返しは・・・どう取るの?だって日曜に発散しに行くくらい笑うのが辛いんじゃないの?
とまぁ、よくわからない作品でした。
やっぱ連ドラくらい長くないとクドカンの情報量の多さじゃ収まらないのかな?
そりゃ、そうなんだけど・・
「笑える悲劇」「泣ける喜劇」と言えば、そりゃそうなんだけど。どうも作りがコテコテしすぎ。「阿部サダヲ」のための映画であるような気もしてくる。「人の良い愚か者」的キャラクター以外も見たくなってくる。全体としては可もなく不可もなくと言うところだけど、最後だけはあまりにも陳腐すぎてよろしくない。
尺も全く気になりません!食べず嫌いせずに是非お楽しみあれ!40年は忘れない秘伝の映画です!
阿部サダヲって臭いと知りつつも何故か好き!クサヤの干物みたいに癖になる面白さが!彼にはあるのかも?
「こう言う話ってありえね~!」と普通ならリアリズムの無い映画は大嫌いとボロクソにけなす私でも、はなっから有り得ない事をやってのけてしまうお話って何故かツボにハマりますわな。理屈抜き、面白ければ、これは立派な我が国自慢のエンタメですわ!
それに、あの大でデブ徹子と言う娘がどうして竹内結子の様に綺麗になっちゃうわけ?そりゃだれでも結婚したがりますわ!でもとっても、性格がハキハキ、ちゃきちゃきと辛辣な態度で攻めまくるのが、またええのよ!廻りのキャラもみんなおもろい人が揃って居て申し分ない!!キャストはオール喜劇役者のパレードですね。そして特別賞をあげたいのは、いしだあゆみ。彼女が何故か認知症のボケって役どころなのも、以外な使い方で、これもハズレなし!
最初ちょっと尺が長いので観るのを躊躇していましたが、とんでも有りません!観て正解!もっと早く観れば良かったと後悔している位です。
今やっぱりこう言う人情バカ話少なくなってきたよね!!!
山田洋次監督も寅さんいなけりゃ、他の俳優では喜劇は出来ないしね、時代劇行っちゃうし、『釣りバカ』もこう言う感じでは笑えないもんね、山ちゃんの「好きでやってますから!!!」って言うあのセリフしつこい繰り返しなんだけれど、不思議と観ていて飽きないのは何故か?
それどころか、「お前、無理、無理、無理って顔書いてあるからもう、ようやらんといいから!」って画面に向かって言ってやりたくて、あれってスゴーク解るなー。あの気持ち!!
しかし、この映画どんな終わり方するのかな?って気になっていたのだけれど、賛否の分かれるラストかも知れないけれど、あれで好し好し!って私は納得した派です。
只笑いを取るだけでは無くて、面白さの中にも、ちゃあ~んと言いたい事は、ぎっしりと詰め、エコ博での兄弟コントで〆を決めてくれるし、さすが官九郎のシナリオですわ!!!
今年は、あの311天災のお蔭で、日本中がてんやわんやの大騒ぎになってしまい、お笑い不足ですから、気が塞ぎそうな時があったなら、ほんの少しの間でも、この映画を思い出してみて観れば、効きますよ!笑いが蘇ってくると思う。
とにかく観て欲しいよって誰にでも宣伝したくなる映画でした!
ハムカツだけ売って本当に商売になるのなんてツッコミはせずに観て下さいね!
私は、段々と年齢が上がって来たせいかこの手の映画を観ると涙腺が緩みそうになっていけませんが、それでも、腹を久し振りに抱えて笑いました。
今でもこんなご近所付き合いが誰とでも出来る、商店街は実際に日本の何処かに本当に残っているのかは疑問ですが、何故かこう言う作品は、寅さん同様、ハマリますよね。
それはきっと、どこかで私達が人情味溢れる人との繋がりを求めているからなのかも?
今晩のおかずは、ハムカツを食べながらこの映画を観るのも良いかも!
私のように、食べず嫌いして、未だ観ていなかった人にはお薦めの映画ですよ!
ドツボです
この手の映画、大好きです。
もう、ツボにはまったって感じで笑いまくりです。
難しいこと無し。
悲しみも全部笑いにしましょう。
阿部さんはもちろん面白いのですが、竹内結子さんの冷たくて淡々とした突込みが最高でした。
難しいテーマの映画も素敵だけど、単純に笑えて
観た後で暖かい気持ちにさせてくれる映画って大好きです。
クドカンワールド最高です。(^-^)
山ちゃんが自分に重なり…
誰も傷つけないように、究極の八方美人になった山ちゃんが自分に重なり、人事のようには思えず、かなり感情移入してしまいました。
ただ最後の終わり方が、あれで良かったと思われる方もいるでしょうが、僕はあまりぱっとしなかったと思いました。
いいのいいの、好きでやってますから
映画「なくもんか」(田尾伸生監督)から。
物語はタイトルとは逆に「泣いてばかり」(笑)。
それも、主演の阿部サダヲさんなら許せるけど・・。
面白ネタ満載で、書き切れないくらいだけど、
今回は、なぜかオーソドックスに選んでみた。
何回も何回も、主人公が繰り返し口にする台詞。
「いつも悪いね・・」と言われながら
人から頼まれたら断ったことがない主人公の口癖である。
「いいのいいの、好きでやってますから」
目指すは「究極の八方美人」だと言い切る力強ささえ感じた。
また「八方美人じゃだめかな。みんなにいい顔したい。
嫌いな奴にも好かれたい。好きな奴にはもっと好かれたい」
そんな台詞を、さらっと口にしながら、みんなを喜ばす。
しかし、彼だって人間。
いつもいつも笑ってばかりでは、精神的に疲れるし、
ストレスも溜まるだろうなぁ、と心配していたら、
彼なりの気晴らし方法があったので、ホッとした。(汗)
この作品、観終わって、何日も経過しているのに、
「いいのいいの、好きでやってますから」の台詞が
妙に耳に残って離れない。
自分も、同じような台詞をいつも言っているからかな。
ベタ
ベタでわかりやすく、観た後も気持ちがよい
阿部サダヲじゃなければ成り立たず、また、クドカンらしさ満載
でもあれが瑛太である必要もなく(だれでもいいやん)、クドカンらしさと阿部サダヲが目立ってるだけに全体的に微妙に中途半端
誰が観てもそれなりに楽しめそうだけど映画館でみる必要はなし
1月8日鑑賞
阿部サダヲのための作品ですね!
阿部サダヲ主演、水田伸生監督による映画第2弾です!
第1弾の「舞妓Haaaan!!!」のような笑いばかりのハチャメチャではなく、悲し過ぎて笑うしかないといった感じの映画です.....舞妓Haaaan!!!」も相当笑えましたが、こちらは笑いと涙がテンコ盛り....ピッタリ嵌まった感じの阿部サダヲが主演だから面白さ倍増!.....竹内結子のマジ蹴りも必見です!
史上最悪の駄目駄目おやじに最悪の形で見捨てられ、預けられたハムカツ屋の山ちゃん.....その一家や商店街の人たちにも嫌われないように、いつも笑顔の八方美人で一生懸命生きている姿を涙無くして見られません!
そのかいあって、商店街で人気者となりハムカツ屋山ちゃんを継ぐことができたばかりか、美人になって帰ってきた娘の徹子(竹内結子)と結婚もできた.....でも、世間は冷たいものだったりで.....本当に幸せな結末になったのか????
生き別れた弟の祐介との偶然の出会い.....予測不可能な方向へ.....。
日曜日の夜、腑抜けになって外出し、始発で帰宅したときのテンションの上がりようはどういうこと???
毎日継ぎ足し熟成したソースが売りのハムカツの運命は???
是非、観る価値のある作品と思います.....暴走列車のようにストーリが展開するので、あっという間の134分となるでしょう!.....そして、無性にハムカツが食べたくなるかも!!!
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