劇場公開日 2009年12月19日

のだめカンタービレ 最終楽章 前編のレビュー・感想・評価

全61件中、41~60件目を表示

5.0子供と一緒に楽しめる。最高の映画

2009年12月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

小学生の娘と観て来ました。泣いて笑って最高に面白かったです。劇場版はドラマと違って迫力があり千秋の指揮シーン、演奏シーンは感動します。のだめカンタービレは原作は地味めな絵なのですが華のあるキャスティングで成功したのだと思います。のだめと千秋役は上野樹里と玉木宏以外考えられない本当にはまり役です。樹里ちゃんは可愛かった。玉木宏カッコよかった。後編、楽しみです。

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めぐりん

4.0ギャグ、クラシックが満載!

2009年12月29日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

笑いました!
相変わらずののだめの変態っぷりに(笑)

そして
やはり大画面で見て、聴くオーケストラには感動しました。

でも
やっぱり私は
1番最初の連ドラのほうが好きかな…。

やっぱり
峰くんとか真澄ちゃんがいないとちょっと寂しい(ノ_・。)

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annna

3.5エンターテイメントとしてはお奨めです

2009年12月28日
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鑑賞方法:試写会

楽しい

幸せ

ヨーロッパロケや、玉木宏の見事な指揮など見所がけっこうありました。エンターテイメントとしては及第点だと思いました。ただ、前後編にする意味はあまりなかったように思えます。1本で、より中身の濃い作品に仕上げるべきでは無かったかと思います。

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そうくん

1.0ガッカリ

2009年12月26日
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鑑賞方法:映画館

上野樹里のは大げさ過ぎない?時間が経過すると残念。
ドラマから映画になった作品で最下位。
オープン売り上げは394,291,600円。
「ROOKIES」12.3億[84.5億]
「HERO」10.1億[81.5億]
「花より男子F」10.1億[77.5億]
「LIMIT OF LOVE/海猿」9.7億[71億]
「容疑者Xの献身」5.4億[49.2億]
「相棒」15.2億(6日)[44.8億]
「西遊記」5.2億[44.7億]
「ごくせん THE MOVIE」4.9億[35億]

この結果、最終興行収入は25億。
2時間ドラマは、前半の方が面白かったから後半気体薄いけど
後半も25億売り上げたらギリ成功かな?

とにかく、この作品はお金払って見る作品ではなかった。

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で~た~君

1.5映画の必要ある?

2009年12月26日
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鑑賞方法:映画館

単純

映画の必要ある?最近ドラマ⇒映画って多いけど、これは失敗ですね。
放送から時間が経ってるのに、キャストも同じで映画は
お金出すほどの作品じゃなかった。
キャスト総入れ替えしたほうが新鮮さがあったかも。
でも当時好きだった人は見ても良いけど、映画だけで評価すると駄目作品。

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だめだめ

5.0あのキャストと監督だからこそ出来たブラボーな作品

2009年12月25日
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鑑賞方法:試写会、映画館

泣ける

楽しい

興奮

いろんなエピソードがある中で、2人の成長を見せるのに最適な部分だけを抜粋して、とても良い作品になっています。

特に千秋の指揮する1812年は圧巻です。

後編への期待も膨らみます。

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琴音

1.0何だこれ? 大げさ過ぎ

2009年12月25日
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鑑賞方法:映画館

単純

上野樹里の大げさ過ぎる演技がワザとらしく残念。
なぜ、ドラマ放送と時間だたっているのに、同じキャストで?
ここまで伸ばすなら、アニメのほうが良かった。
それか、キャスト総入れ替えしたら大成功してたはず。

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はっぴー

5.0最高におもしろい!全てがスケールアップしています。

2009年12月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

2回目を観にいきました。1回目に観たときよりも、ストーリーがわかっている分、細かい心理描写やまわりの風景を細部まで観ることが出来、なるほど、そういうことか、、、と理解すればするほど、おもしろく、そして感動的な作品でした。

コミカルな場面も、シリアスな場面も全て、クラッシックの名曲に連動しており、その抜群な表現方法に、1秒1秒、隅々まで楽しめる映画です。あっという間の2時間、最初から最後までのだめワールドに引き込まれます。

この映画は、内容がわかってしまった後でも、素晴らしい音楽を聴きに何度でも足を運びたくなる映画です。
のだめちゃんの指先から出る、きらめく音が聴きたくて、そして、千秋先輩が指揮するマルレオケの1812の心をに響く音を聴くためにもう一度観にいくかもしれません。

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sirokuma

1.0映画の必要ある?

2009年12月24日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

内容的にはテレビと同じ、何で前半後半にする必要あったの?
面白いけど、テレビのときの方が良かった。
しかし、4年前の作品だから、皆老けたね。
もっと早く、映画化できなかったのかな?
消費期限が過ぎてる作品だった。もったいない。

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映画マン

4.5楽しい!

2009年12月22日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

ドラマからずっと見ていて、今回の映画を待ちわびていました。
昨日見てきたのですが、本当に面白い!
この作品は世代問わず受け入れられる作品だなと感じます。
ヨーロッパの景色も楽しめ、オーケストラの演奏にはただただ感動しました。
のだめと千秋のコンビを見ているだけで笑顔になれます。
全編の完成度が高いだけに後編にも期待しています。

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しほ

5.0爽快で、楽しくて、痛快で、悲しい。

2009年12月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

こんなに、ゆったりと寛いで笑い、
こんなに、緊張して演奏の始まりを待つ。
なんて、素晴らしい作品。

数々の名曲と恋模様とコメディの素晴らしい融合。
ドタバタあり、
ギャグあり、
とんでもなくおもしろいCGあり。
爽快で、楽しくて、痛快で、悲しい。

ベートーベンの交響曲第7番
チャイコフスキーの序曲1812
マーラーの交響曲第5番
バッハのピアノコンチェルト
トルコ行進曲 などなどのたくさんの素晴らしいクラシック曲。

名曲ができた時の作曲家の様子や、または時代背景など、説明してくれ、わかりやすく楽しめる。

また、ヨーロッパロケの重厚で繊細な建物は、見ているだけで、満足。

優雅な気分に浸れること、間違いなし。

クライマックス
千秋がダメダメオケだった、ルー・マルレ・オーケストラの式台に立つ。
数秒間
そして、演奏開始。

見ている私たちにも、その場にいるかのように、緊張が走る。
もう、作品と一体化してしまったかのよう。
映画館に居ながら、コンサートホールにいるかのよう。
良かった~。
ぜひ、音響設備の良いスクリーンでご覧になってください。

上野樹里さん、玉木宏さんはもちろんのこと、なだぎ武さん、チャド・マレーンさん、良かったわ~。

後編へむけてのストーリーも良く、早く4月にならないかな。

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りりー

5.0笑った!泣いた!感動した!

2009年12月22日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

いやぁ、よかった!
こんなに、笑っちゃうとは!
こんなに、感涙しちゃうとは!
番組改編期前に、前編をテレビ放送したいのと、GW狙いで
4月にしたんでしょうが、それまで待てないんですけど!!
『ライアー・ゲーム』と順番入れ替えましょうよ!!!!!

パンフを買いに行こうとしましたが、
ネタバレがあると嫌なので、後編も観てから購入することにしました。

予告編の反応が表すように、
お客さんのノリも、非常によく、
笑うところは、ほぼ爆笑に近かったですし、
緊張するシーンは、さっきが嘘のように、静まり返る。
集中力満点の状態。一緒に観たお客さんにも恵まれました(笑顔)

上映後の表情は、
女の子のほうが明るく、
「チョーよかったんだけど」
「チョーかっこよかったんだけど」
「え~、4月なの。早くやってよ」
公開初日に来るくらいなので、おそらく
作品のファンが多かったのもあるのでしょうが、
劇場には、満開の笑顔があふれていました!!

◇   ◇

〈 調和~ハーモニー~ 〉

クラシック
音楽家としての成長
この二つをコミカルに、
時にはシットリと描き上げる。
ザックリ表すと、こんな作風です。

作品冒頭に紙芝居調で断り書きがでますが
フランス人のセリフは、日本人の声優が吹替えていますし、
作品中には、マンガちっくなCGや、アニメーションが挿入されます。
作品ファンは、そんなこと百も承知ですから、なんの違和感もなく、
作品世界に没頭できますが、リアリティを求める人は、この部分を
念頭において、劇場に足をお運び下さい。“許せる嘘”は必要ですから。

私が一番感動したのは、
こんなの初めてだと思うのですが、
お客さんのリアクションなんです。

クライマックス、
予告編でも流れていた
千秋が指揮台に立つ、マルレ・オケの演奏会開始直前。

それまでノリよくざわめいていた劇場の
お客さんが、まるで自分たちも音楽会の
会場にいるかのように、息を呑んで見守っているんです。

“静寂”

気分は映画の鑑賞者じゃないんですね。
マルレ・オケにとって、そして千秋にとって
どれだけこの演奏会が、重要かをお客さんも知っている。
そして、成功を信じて、心を打つハーモニーが奏でられるのを、
心の底から願っている。ここは日本の映画館じゃない。フランス・パリなんです。

そのお客さんのメリハリのよさに、
感動をしてしまいました。え~、決して私は関係者ではございません(苦笑)

玉木宏さんも、
夢にでてきたというほど
苦労されたようですが、
本物の指揮者にしか見えませんでした!

☆彡     ☆彡

終盤には、
後編への前振りも用意されています。
後編は、上野さんのピアノシーンが、もっと増えそうです。

エンドロール終了後には、
後編の予告も流れますので、
席を立たずに、お待ち下さい。

後編が待ち遠しいです。
4月の楽しみが増えました(笑顔)

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septaka

5.0のだめ最高!!

2009年12月21日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

原作の大ファンなんですが、
裏切られず最高です!!(^O^)

ストーリーも原作に忠実で
始めから最後まで楽しめました

やはり映画ですね、
当たり前だけど映像技術が
すごくて、変態の森が‥笑
それだけじゃなくて、
千秋とのだめの絡みもすごい♪

クラシックも大迫力です
オケ場面もピアノ場面も
素晴らしすぎます!!

サウンドトラックが
欲しくなりました。

後編の予告も見れたので、
楽しみで楽しみです!!

早く4月になってほしいです!!
だけど、のだめが終わって
しまうのも寂しいです(;ω;)

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とんめ

4.0暴走のちステップアップ

2009年12月21日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

オープニングに鳥肌!
 「オペラ座の怪人」の幕開けに匹敵!!

ルー・マルレ・オーケストラの常任指揮者となった千秋。
でも,そのオケの実状は決壊寸前・・・。

マルレ・オケの不協和音が,やがて調和へと変わる展開。
構成は,2008年に放送された正月スペシャルと同じ。

新鮮味はなかったものの,
音楽パワーのおかげで,
ラストの公演,めっちゃ感動。

飛ばし気味の前半のコメディが,
後半のドラマを少し邪魔していて勿体なく思うも,
全編海外ロケが功を奏し,
スケール感と臨場感の演出盛り上げに成功。

音の世界の深い歴史背景で切磋琢磨する
馴染みのキャラ達の活躍も,
「うまくなりたい」純粋な思いだから共感。

文句を挿みつつ,楽しかったのは事実!

2010年4月公開予定の後編が待ち遠しい〜!

▲ エンドクレジット後に,予告編あり!!

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AKIRA

5.0コンサート気分に感動

2009年12月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

コンサートの指揮シーンは長く、見ているうちにコンサート劇と錯覚する。
ラブコメディーだが、主人公二人の愛情と、音楽的にはライバルである関係が意外に複雑で、この物語の魅力をさらに押し上げている。

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sawachi

4.5早く「後編」が見たいですね。

2009年12月20日
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鑑賞方法:映画館

2006年にフジテレビで放送され、人気を博した「のだめカンタービレ」の完結編。TV放送終了後もアニメでフジテレビで放送されている。

この「のだめカンタービレ」、実は、刊行前に原作のストーリーをフジテレビに教えたりしていて、TVやアニメが原作の世界観との破綻を来さないように、密な協力をしているそうです。そう聞いて、原作も読んでみたくなりました。

とは言うものの、前回のTV放送とこの映画の間が若干つじつまが合わない感じ、って言うか、説明不足な気もします。具体的には、谷原章介が演じる、松田幸久の件。原作などではきちんと描かれているのかもしれませんが、前回のTVレギュラー放送と、昨年の特番「のだめカンタービレ in Europe」しか見ていないと、話の繋がりが分かりませんでした。雰囲気で理解できましたが・・・。

演技としては、まずは、主人公のだめ=上野樹里。やっぱり、のだめと言えば彼女ですね。TV版のだめのあの特徴的話し方は、彼女の元々の話し方に近いんだそうです。と言うのは彼女、舌の筋肉が弱いと言うか、舌の使い方が上手くないと言うか、元々そう言う話し方の人なのだそうなんです。本人もそれを意識していて、インタビュー記事で、自分の素の喋り方がのだめに似ていると言うことを言っていました。それって(舌が上手く回っていない話し方)役者としてはかなり致命的な気もするんですが、逆に今回は、それを役に活かしているんですから大したモノだと思います。

一方の千秋先輩=玉木宏。3年前と比べて玉木宏は人気俳優になっていますからねぇ。3年前の若手俳優と言う感じから、脂の乗ってきた俳優と言う感じに脱皮してきているのを感じます。元々スリムな彼ですが、この最近の様々な役を演じたことで、より一段と見た目も、物理的にもシャープさが増したような気がしました。

さてさて、この映画はコンサートホールも映像としては意外に重要な訳ですが、オープニングには、ウィーンフィルがニューイヤーコンサートを行う楽友協会ホールが使われています。2年先まで空いていないと言う事だったんですが、突然一日だけキャンセルが出て、撮影に使うことができたそうです。また、ラストシーンのシアター・ブラン(白い劇場って言う意味ですね)のホールと言う設定になったのは(って言うか、シアター・ブランそのものが実在するんでしょうか?)、ぜんぜんパリとは違うスロバキアのレデュタ劇場。スロヴァキア交響楽団の本拠地だそうです。ヨーロッパを西に東に移動していますね(笑)。

劇場だけではなくて、オーケストラの方も重要です。千秋が常任指揮者に就任するルー・マルレ・オーケストラに扮しているのは、ブルノ・フィルハーモニック。チェコのブルノにあるオーケストラだそうです。

今回は、日本に残るR☆Sオーケストラのメンバーの出演シーンは殆どありませんでしたが、いよいよ後編では、そちらのメンバーも絡んでくるようです。楽しみです。

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勝手な評論家

5.0楽しい音楽の時間!

2009年12月19日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

楽しい

のだめ、待ってました!
原作もアニメもドラマも全部好きで、何度も見ました♪

とにかく上野樹里ちゃん、玉木宏さんがはまり役です!!
最初から、かなり笑わせてもらいました。
今回は千秋先輩の活躍が目立ってたので、後編ののだめに期待します!
千秋先輩の指揮がドラマよりもっと本物に近づいてました!
マルレオケでの『序曲1812』、
大好きな『ピアノ協奏曲第1番』は感動しました!
千秋先輩最高です♪
そこでののだめの複雑な気持ち・・・痛いほど伝わってきました。
2人の関係にも進展があって・・・
後編はどうなっちゃうの!?

プリごろ太のCGも凄かったけど、
変態の森が出てきたのにはビックリしました!!

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**coco**

4.0待ってました~よ!!のだ~めちゃ~ん!!(ミルヒー風)

2009年12月19日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

面白かった面白かった!!待った甲斐ありましたよ~w
のだ~めちゃ~ん!!w

実は自分、原作の方はからっきし読んだ事ありません。
TVドラマのファンなんですよねwTVドラマオンリーなんです。
だから、思っきりミーハー目線で鑑賞させて頂きやんしたw

のだめと千秋のハイテンション演技が大画面で観れるだけで満足でした~w
映画の論法がどうとか、物語運びがどうとか、そんな野暮ったいこと関係ないスわw
あの続きが大画面で、しかも、のだめ妄想CGフルボリュームで観れたことに感謝です!!クライマックスの演奏も興奮!!
あと、芸人(なだぎとチャドw)の起用と、彼らの演技が結構サマになってたのが好感度高し!!

ラストの続編予告も期待を煽りまくりで、憎過ぎるw
待っておりやすよ!!

PS.(ダルビッシュ)サエコはもう出演しないんでしょうね…w

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ロロ・トマシ

5.0『序曲・1812』に感動!

2009年12月13日
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鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

興奮

待ってました!
のだめと千秋、ふたりのぼけ?とつっこみが大好き!
変態の森に迷い込んでしまった千秋!
LOVEパワー炸裂なのだめに押されぎみ。
二人の関係も進展が・・・。
何といっても『序曲・1812』がすばらしー!
千秋の指揮が・・・。せんぱ~い!
ステキです!ブラボーです!

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グラまま

5.0さあ、これから楽しい音楽の時間の始まりデス♪

2009年12月12日
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鑑賞方法:映画館

 さあ、これから楽しい音楽の時間の始まりデス♪(#^.^#)
 のだめと千明が生の声の決めぜりふを語り、待ちに待った5000人の完成プレミア試写会が始まりました。
 1時間に及ぶ舞台挨拶では、異様な熱気に包まれるなかで主要10名のキャストが登場。余りの大観客の声援に、上野樹里はスッカリ緊張しまくりで、声を詰まらせて感激していました。みんな役柄のコスチュームで役になりきっているのに、ひとりののだめだけで素になってしまっているのです。そして思わずネタバレしそうになって、千明が盛んに突っ込みを入れておりました。

 のだめが語る見どころは、まず「変態の森」。千明との初共演を言われて有頂天となったのだめがお決まりの妄想に耽けるとき出現する「変態の森」は、CGの導入で大幅にスケールアップ!三千世界に埋め尽くされた森の生き物たちの大群衆がのだめを祝福します。演奏シーンの至福イメージもCGで大幅にパワーアップされているので、劇場版ならではのスケール感を感じました。
 他にも、並木ゆうことの気功パワー対決などCGシーンの見所満載です。

 そしてのだめがうっかりネタバレしそうになったところは、ストーリー展開。千明とマルレ・オケが軸のなかで、同時並行的にのだめも頑張っている姿を上手くシンクロさせているのです。千明の演奏がなぜかのだめの痴態シーンのBGMにぴったりはまるところは、武内監督の上手いところだとのだめも感じていたようです。

 さらにのだめの痴態もうぎゃ~とパワーアップ。今回はただ叫ぶだけでなくドラキュアに変身シーンまであります。千明の首筋に噛みつくところなんぞ、大爆笑に包まれました。

 ところで、武内監督が一番見て欲しいと指摘したところは、千明の指揮の成長ぶり。これを褒めてやって欲しいとのことでした。
 今回は、千明がマルレ・オケを再建していく過程が多いため、指揮シーンが多いのが特徴です。実際に吹きかえなしで指揮した玉木宏の指揮ぶりは、クラッシックファンの小地蔵が見ていても、そのひと振りごとに気持ちがこもっていて、ああ相当に勉強したのだなと感じるほどの指揮ぶりでした。
 玉木にとって、今回指揮者のシーンが多いことがかなり
 玉木と共に指揮者役として出演している谷原章介も指揮の演技を通じて玉木の辛さが分かったいと言っていした。そんな玉木でも、歴史あるホールの式台に立った瞬間に、苦痛が快感に変わっていったそうです。
 映画撮影では史上初の快挙となった、ウィーン楽友協会ホールでの収録は僅か1日しか空いていなかったという奇跡。そんな一流指揮者でもなかなか立てないホールで指揮出来たことを玉木は誇りに思うと述べていました。
 楽友協会ホールで冒頭登場するのだめテーマ曲は、一段と木管の音が柔らかく、色調の高い演奏になっています。

 また主役なみに声援が多かったのが、シュトレーゼマン。「この映画が終わったらワタシと合コンしてクダサイ!」であいさつし、観客を沸かせていました。でも、今回は出番が少ないのです。しかも、健康に不安があるみたいで心配です。パリにいたはずなのに、撮影はなぜか河口湖だったとばらしてしまって、慌てていましたよ。でも外国に見えてしまうので不思議ですね。

 あと監督が出演者に一貫して指導してのが、テンション5倍。これには普段温和しいエリーゼ役の吉瀬美智子は苦労したそうです。おかげ上野が「こんなにパワーがいっぱい詰まった映画はなかなか作れない」と語るほど、勢いのある仕上がりとなりました。

 ただひとりだけデオ役のなだぎだけは、どうしてもディランのキャラが出てしまいフランス人には見えないところが、ミスキャストかなと思います。

 さて肝心のストーリーですが、ラストは内緒にして欲しいと監督が希望したように、ファンにとって、ちょっとショックな展開でした。
 後半の予告編で千明がふと漏らす言葉に、普通の恋人として付き合うなら何も問題ないのに、というのです。一緒にフランスへのだめを音楽留学に誘ったこと自体が間違いではなかったかと千明は疑問を持ちます。
 いくら好きあった関係でも、音楽家同士という関係では別。どうしても相手の到達点に嫉妬してしまう心がおきて、ふたりの関係を遠ざけてしまうのです。

 マルレ・オケの再建だけではなく、定期公演で千明はのだめの音楽家としてのプライドをズタズタにしてしまうことをやってのけてしまいます。
 定期公演のプログラムに、交響曲『悲愴』が入っていることも意味深でした。

 のだめが本当に立ち直っていくには、4月公開の後編でピアニストとして大成していくことが不可欠のようです。

 さあて、楽しい音楽の時間は2時間一気に駆け抜けていきました。音楽的にも、たっぷり聞かせてもらえる『1812』など大満足です。普段聞かない人でも、クラッシックっていいなぁと感じてもらえることでしょう。ぎゃはぁ!

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流山の小地蔵