マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたことのレビュー・感想・評価
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よくある動物もの映画とたかをくくっていたが
総合:75点 ( ストーリー:75点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
邦題も今一つだし、どうせ人の言うことを聞かない馬鹿な犬が適度に悪戯をするちょっと楽しいだけの内容の薄い話なのだろうとたかをくくっていたが、若い夫婦の生活を面白おかしく描いていて予想を超える良さだった。いいことばかりでもなく、犬を絡めて2人の過ごした時間と家庭を見つめる真剣さもあった。ただの犬の映画にしては物語がしっかりとしすぎていると思ったら、実際の話を基に映画化したとわかり納得。主演の2人に加えて犬が素晴らしい働きをしていた。
イヌを飼ったことのある人なら誰もが共感できる映画
マーリーが可愛い。
ジェニファー・アニストンの演技がとても愛らしい。
オーウェン・ウィルソンは相変わらず男前。
内容はイヌを飼ったことのある人なら誰でも共感できるあるある話。
イヌを飼ったことのない人にはイヌを飼うとこんな面白い事があるんだと思える。
イヌを飼った時の必ず自分の愛犬が家族の中心になる家族の温かい姿がとても上手く表現されていると思う。
犬が主役なら大抵は
それだけでもう退屈な映画であるはずはない。
愛らしいお馬鹿なラブ、見ているだけでもう楽しいよ~。癒されるよ~。
あんな風に広い家で庭で、リード使わずに自由に飼ってみたい。アメリカでは(ヨーロッパも?)聞いたことは会ったけど、やはり安楽死が一般的なのかしら。
一緒に過ごした時間の積み重ね
マーリーは、新しい家族のそばに、いつもいた。特別なことをするわけではなく、家族を楽しませ、ともに遊び、ときに苛立たせ、家族が悲しいときには寄り添っていた。だから、家族の思い出には、マーリーがいつも登場する。そして、いなくなるときは、みんなが悲しむ。
それが、家族なのだと思う。
そうやって、ともに時間を積み重ねることで、家族が生まれる、ということを実感する。
思い出せば、悲しみや、楽しい気持ちを残すから、その分戻らない時間を大切に思う。特別なことをしなくてもいいけど、家族と寄り添えたらいいと思う。
犬ってすごいです。日常にある奇跡的なこと(日常生活全部かもしれないけれど・・・)かもしれないです。
マーリーの暴れぶり以外は、日本でもありそうな、特にめずらしくもないストーリーで、何がおもしろいのかよくわからなかった。
子供と犬が、かわいいということなのか?という程度でした。
コメディーだろうと思って見ましたが、特に笑えるところもなく、いたって現実的な映画でした。
でも、見終わった後、よく考えたらすごくおもしろくなってきた。
題名のとおり、マーリーのバカで言うことをきかないところがポイントなんだと気づきました。
犬の映画っていっぱいあるけど、利口で従順な犬が出てきて、その利口さと従順さで、涙をさそうみたいなものがほとんどでした。
でもこの映画ではバカで、言うことをきかないので、そのパターンに入っていない。
利口で従順だと、犬ってそんなものか?と流すところなんだけど、この映画ではバカで言うことをきかないので、いったい犬って何?と思えてきます。
でも、マーリーはバカで言うことをきかないけれども、主人や家族は大好きで、いつも一緒にいるし、それは生涯かわらない。
アメリカ人は家族、家族と言うけれど、現代では環境が変わると割と簡単に崩壊します。
恋人は言うに及ばず、友人だって同じです。
でも、犬は違う、犬には大きな家や高い車は関係ないし、あくまで飼い主の愛情が一番です。
環境が変わってもどこまでもついてくる。
南極物語とか考えると、餌をもらえない劣悪な環境に捨てられても、あくまで飼い主の愛情を忘れず、待っているかもしれない。
これってすごく奇跡的なことで、死んでしまえばもちろんなくなるけれど、哲学的に言えば「存在」に近いものと言えるのでは?と思いました。
このストーリーは、ありふえれた日常にある、奇跡みたいなものを表現しようとしているのかもしれない。
テーマが素晴らしいし、言いたいことはわかるんだけど、、映画としてはあまりおもしろくないのがちょっと残念です。
マーリーと家族の物語
久しぶりに泣く寸前まで来てしまいました。こういった作品に巡り合うことは本当に少なくなりましたね。見終わった後“映画はやはりこうでないと”と思いました。
主人公は新婚ホヤホヤのグローガン夫婦(後に一家)
二人は偶然バーゲンプライスで売られていたラブラドール レトリバー犬のマーリーと一緒の生活を始めるのですが、何と彼は人の言う事をまったく聞かないコントロール不可能なバカ犬だった事が判明します。
注目は久々に復活したオーウェン ウィルソンとジェニファー アニストンを初めとするキャスト陣の最高の演技、おバカだけどどこか憎めないマーリーの愛くるしさそして、ハートォーミングで予測不可能なストーリー展開です。特に主演二人の演技は最高にリアルでどこにでもいるような普通の夫婦を上手く演じています。脇を固める俳優陣もいい味を出しているのですが、この作品の1番のサプライズだったのが本作に登場する子役たちの演技力です。きっと彼らがいなかったら、ここまでの作品にはならなかったと思います。本当に素晴らしかったです。マーリーも表情豊かでいい味を出していました。(しかし、彼のような犬が現実にいたら正直、困りますけどね。)
それから、何と言っても予測不可能なストーリー展開もこの作品の魅力です。原作を上手く表現した最高のものになっていると私は思います。最終的にマーリーがどうなるかはわかっていましたが、まさかあんな終わり方になるとは思いませんでした。もう完全にやられてしまいました。また、「レボリュショナリー ロード~」のように重くなりすぎず、子供からお年寄りまで楽しめる作品に仕上げたと私は思います。
ただ、細かい事を言うならば、演出面にちょっと問題を感じました。何処とは書きませんが、映画がまるで私たち観ている側に“はい!ここで泣くんだよ。”と言っているような場面が後半1ヶ所だけありました。ヒントはマーリーが獣医さんのところへ連れて行かれるの2度目のシーンです。
しかし、この作品は老若男女を問わず、誰でも楽しめる傑作だと私は思います。是非、多くの人に観てほしいです。
動物ものって。。。
映画の予告編からは、マーリーがもっと暴れて、とんでもないことの、オンパレードかなと思っていたけれど、そうじゃなかった。
新婚夫婦の成長物語、家族ってイイなという物語でした。
そう思って見ると良いかも。
犬を飼っている私にしてみれば、そうそう!! そうなのよ~! ということがたくさんあり、共感でき楽しかった。
けれど、もっとおバカなことをして欲しかったな。
せっかく、オーウェン・ウィルソンが出ているんだし。
最後の選択は、日本人にとっては、ないかもしれない。
最後の最後に、泣かされたわ。
だから・・・ 動物ものって・・・
良いけど、映画館で見るには、ためらってしまうのよね。
ごく普通の幸せ
自ブログより抜粋で。
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サブタイトルや予告編のイメージから、バカ犬・マーリーに振り回されるドタバタ・コメディを予想していたんだが、実際はちょっと違っていた。
しかし、犬好きの人なら大いに共感できるであろうエピソードがいっぱい詰まっていて、そういう意味では期待を裏切らない。
(中略)
この映画の中で描かれるのは、一見幸せそうなカップルがそれぞれに悩みを抱えながらも苦楽を分かち合い、ごく普通の幸せを紡いでいく、まさに人生そのものの機微。
映画の中のジョンとジェニーは、その生活スタイルから日本の大多数の庶民の感覚よりは少しばかり裕福そうに見えるのだが、新婚生活や仕事の選択、子育てなどにまつわる悩みは万国共通なようで、最初に受けた印象よりずっと身近に感じられた。
人生いろいろ大変なことや思い通りにいかないこともあるけれど、それでも家族でいるって幸せなことじゃない?そんな優しい気持ちにさせてくれる映画だ。
ただ、ラストのマーリーに対する選択だけは日本人には共感しづらいかもしれない。これが日本映画だったらまずこういう結末にしないだろう。
映画的にはこんな辛口な終わり方もありかとは思うんだけど、いざ自分がその立場だったらなかなかこういう選択はできない気がする。
そこも含めて楽しいことだけじゃない人生の苦みとして共感するなら、この映画はきっとまたとない珠玉の作品となるだろう。
そんな懐の深さも持ち合わせたハートフル・コメディの良作。
やられた!そういう映画やったんや(>_<)!
全米No.1ヒットの犬映画。犬が好きな方は必見!そうでない方も必見!!とても心温まる1本です。
“おバカな犬が巻き起こすドタバタコメディ”くらいの予備知識しか持たずに観に行ったのですが、これが何とも心温まる映画でございます。最初の方は、確かにただただ面白いドタバタシーンが満載なのですが、ラスト近くには、吾輩思いっきり泣かされてしまいました。う~ん、そういう映画だったんですね~。いやあ、ヤラレちゃいました。もちろん、イイ意味で!
マーリーは、確かに“おバカ”な犬なのですが、その存在がやがて、家族の中で無くてはならないものになっていきます。でも、ペットってそうですよね。言葉が話せなくても、何も出来なくても、そこにいてくれるだけで、癒されてたり、励まされたり、慰められたり…。作中ジョンとジェニーにとって、マーリーはまさにそんな『君がいるだけで』的な存在になります。更にこの映画では、ジョンとジェニーの子供たちにとっても、マーリーが“かけがえのない存在”へとなっていく過程が描かれています。この子供たちとマーリーの絆に、吾輩泣かされてしまいました。世代を超えて愛される…。きっとマーリーは幸せだったんだろうな~と思います。特にラスト近くのマーリーを送るシーンでの、子供たちの演技にはヤラレちゃいました。犬好きな方には、堪らないシーンですよ。
ただの“動物出演、お涙頂戴映画”ではなく、キチンと人間のドラマも描かれていて、1本の映画として、観た人を、優しい気持ちにしてくれる“ハートウォーミング・ムービー”です。決して派手な映画ではありませんが、ホントに心が和む“良作”だと思います。聞けばこの映画、実話がベースなんだそうですね。う~ん、世の中まだまだ捨てたモンじゃないな…。
俳優陣も、主役(?)の犬に負けず、イイ演技を見せてくれます。オーウェン・ウィルソン、ジェニファーアニストン共に嫌味が無く、とても爽やかに夫婦役を演じています。観ていて、何の抵抗も無く感情移入することができました。何てことない演技に見えますが、コレって結構大事なことだと思います。だから何気にスゴイな!っと。あとジョンの上司役で出ていたアラン・アーキンがイイですね。効いてます!この人が出てくると、作品が締まります。シリアスでもコメディでも。オスカー獲ってから、益々意欲的ですね。ホントイイ役者さんです。あと、キャスリーン・ターナーには、驚きました。だって吾輩、誰かわからんかったから…(^^;。
笑いあり!涙あり!の感動ストーリー^^
子供と一緒だったので、吹替にて観賞。
子供向けの犬の映画と思いきや!?
ありゃありゃ!・・・結構、大人向けのシーンあり、
ちょっぴりハラハラしちゃいましたが・・・^^;
思った以上にテンポ良く、
そして何よりもマーリーのハチャメチャぶりの微笑ましいこと!!!(^o^)
笑えるシーン満載でした。
それから、久しぶりの主演ジェニファー・アニストンがキュートで可愛かったです^^
おバカな犬のマーリーを中心に
大変な時期を乗り越えつつも家族が愛を深め、
人生の喜びを経験していく・・・
愛情溢れる物語です。
4月4日イオンシネマ高崎にて観賞
心温まるオススメの映画です
先日eiga.comさんの試写会で観てきました。
単なる動物ものの映画ではなく、マーリーを取り巻く家族の愛を描いた
とても心温まる映画です。
マーリーのハチャメチャぶりに大笑いし、家族愛にジーンとし、最後の
シーンでは思わず号泣してしまいました。
映画を観ながら、小学生の頃に飼っていたマーリーに負けず劣らずおバカ
なことをするマルチーズの事を懐かしく思い出しました。そんなおバカな
犬から、映画の主人公のように、私もとても大切なことを教わった気がします。
とても大切なことって何?と思った方、是非映画館に足を運んでくださいね。
犬を飼っている人・飼ったことのある人にはもちろん、飼ったことのない人
にもオススメしたい映画です☆
∪o・ェ・o∪きゅ~ん♪
とっても面白かったです
親バカならぬ愛犬バカって感じですが、おおらか過ぎる面も(笑)
最期は犬飼ってた人なら泣くかもですが。・゚・(ノд`)・゚・。
演技してる犬はとっても利口なんだろうとか思いましたが
犬の成長に合わせてマーリーを演じた犬は全部で22頭だとか!!
タイトルはあざといですが
タイトルにはやりのフレーズがついているのが、非常にあざとくて映画の質を落としているように思いましたが、内容は予告編からの期待通りでした。オーウェン・ウィルソン演じる旦那のようになにか夫婦間でトラブルが起きた時にじっくり話して解決しようという心のひろい主人公を脇で元気づけているかのようなマーリーの姿に、思わず私も犬を飼いたいと思うほど心を動かされました。音楽のセンスも非常によく、とても素敵な「家族の映画」でした。
マーリーが作った家族
ただの動物もの映画ってカンジはしませんでした。
マーリーがいたからできた家族のストーリー。
夫婦ゲンカ・子育て問題・仕事のジャンル変更や転職に
マーリーがきっかけとなり問題の拡大や解決していくのが
アットホーム。
こんなふうに人生の分岐点にかかわってくるペットって
なかなかいないと思う。
マーリーとお別れのシーンはやっぱりせつないもの。
自分の今の心境にシンクロしているので見ているのが
辛かった。
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