マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたことのレビュー・感想・評価
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久々に穏やかになれた気がします・・・。
犬と飼い主のドタバタ劇を描いているのは意外と前半部分のみで、後半はハートフルな展開がメインになっていきます。
あくまで話の主軸は夫婦二人の生活で、味付けみたいな感じでマーリーがお馬鹿なことをしていきます。
前半の暴れっぷりとは逆に、どんどん衰弱していくマーリーの姿は、演技とはいえ観ていられませんでした。この映画で一番の名演技です。
犬がお好きでしたら是非。
いい意味で裏切られました・・・
久しぶりに泣きました!
ラストには、愛犬家であれば号泣してしまう感動シーンもあり、ペットと人との関係を深く考えさせられました。犬好きな人には必見の作品
予告編からは、愛犬が暴れ回るドタバタコメディを連想していました。けれども『プラダを着た悪魔』の監督作品だけに、愛犬共に愛を紡む夫婦の家族のハートウォームな物語に仕上がっていました。
ラストには、愛犬家であれば号泣してしまう感動シーンもあり、ペットと人との関係を深く考えさせられました。犬好きな人には必見の作品でしょう。
物語は、ジョンとジェニーと新婚前夜から始まります。お互いが新聞記者の仕事に忙しいので、悪友の子育ての予行演習になるという薦めもありジョンは、ジェニーに子犬をプレゼントすること決めます。ジェニーを驚かそうと目隠しをしてペッショップへ連れて行ったものの、意外と子犬って高い!雌のラブラドール犬で300ドルもします。
うーんと唸るジョンに、こちらはお安くなっていますよと進められたのが、チョット貧相なマーリーでした。それ以来ずっとマーリーのあだ名は「セールス犬」となりました。 生まれた時からいわく付きだったんですね。
それにしても子犬時代から、期待に叶う暴れよう。訓練学校で教官をマウントしてしまうところやお手伝いさんが悪魔の犬!と罵って、トンズラしてしまうところは爆笑してしまいました。普通ラブラドールって温和しくて、礼儀いいのだけれど、訓練のたまものか思い切り駆け回り、人を見たら体当たりでじゃれつくワンちゃんでした。きっと人一倍人間が好きなのでしょう。45キロのワンちゃんに体当たりされたら、大変ですが(^^ゞ
但し、もう少しマーリーの過激に暴走するところを見たかったです。
マーリーの果てしない暴走にも、ジョンとジェニーでした。そればかりかジョンはマーリーとの奮戦記をコラムに書いたところ大好評で、コラムニストとなり給料も倍増します。そうなると二人は自然に子作りの夢を実現させようと「励み」ます。
ここでは、ジョンの仕事に対する悩みとマーリーの自由奔放さが対比されていました。 名誉はあるけれど主観を加えられない報道記者か、自由気ままにかけるコラムニストかジョンは悩み職場を何度か変わります。チョット中途半端でしたけど。
それでも浜辺で、規制を破ってマーリーをリリース。他のワンちゃんもつられてリリースされ、一斉に海に向かって自由になって走っていくシーンを見るに付けて、監督はジョンに自由になれと言いたかったんだろうと思います。凄くメッセージを感じさせるシーンでした。
子育てのため、記者を止めてまで家事に取り組む、ジェニーでしたが、子育てとマーリーの面倒の両方をこなすことは大変です。
とうとう農場にマーリーを預けてしまえとブチぎれたジェニーと口論したジョンは、マーリーをつれて悪友宅に転がり込みます。
さてさて最悪になった二人の関係はいかに?というのが、このドラマの山場でしょう。結末は申しませんが、もう少し過激にぶつかってほしかったなとは思います。
そして敢えてラストに触れます。
老犬となったマーリーにはっきりと衰えが見えてきます。そんなマーリーを散歩に誘ったジョンは、マーリーにいつの間にかお互い歳をとったなと語ります。
監督は、寿命の短いマーリーに、老いることのノスタルジーも語らせていたのでした。 ふたりが語り合う丘一面の秋のススキ野のシーンがとても美しく、儚かったです。
あんなに家族に迷惑をかけたのに何故か過ぎ去ってみると、凄く愛おしくなる「セール犬」。実はコラムニストのジョン・グローガンが実体験を描いた実話なんです。それは単に「犬の映画」としては片付けられないメッセージを含んでいました。
やんちゃなマーリーを受け入れて、寄り添いながら、共に時を刻んでいったグローガン一家の愛の物語だったのです。
家族のいろんなエピソードが詰まりすぎていて、チョット描き足らずのところはあります。でも、最後のメッセージで、感動されるでしょう。
あんなに苦労されられたのに、マーリーに愛されたことに感謝するのです。愛したのでなくて愛されたというのです。
犬は、人を肩書きで差別しません。どんな人でも好意を示せば、分け隔てなく答えてくれます。そんな存在がどれほど有り難たいか気づかせてくれる作品でした。
きっと見終わったらペットをぎゅっと抱くしめられることでしょうね。
泣いちゃいました!!!
面白いと思います。
ほのぼのします。
マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたこと
退職で時間があり、大好きな映画に没頭。試写会応募に明け暮れてるなか、過去の35年の会社生活の反省です。僕もやれること、やれないこと、いろいろあったが、彼と同じように出来ないとか、他の仕事をやらせてほしいとか、はき違い人生を反省しました。僕の上司も困ったことでしょう。そんななかで、おバカな犬が気を紛らわせてくれてたのですね。いなかったら、家庭は維持できていたかな?涙のワンちゃんでした。最後の老化のくだりも他人事でないです。深い作品でした。
内容のあるすばらしい映画だと思います。
かわいい!
マーリーをとおして家族の絆が・・
マーリー(世界一おバカな犬が教えてくれたこと)
きっと家族も、きっとマーリーも、そして僕も幸せでした。
☆
“おバカ”ブームに乗りたいのは分かるけども、何だ?この邦題はと、
思わなくはないが、作品の方は、犬好きなら、動物好きなら、
笑って、泣いて、満足できるでしょう。僕は満足です。
動物モノではありますが、動物視点の作品ではなく、
平均的な家族ではないかもしれないけど、あくまで夫婦の、家族の物語で、
夫婦が飼う事になったセール価格で売られていた全く躾のなされていない
“マーリー”が家族の一員になり、子供が生まれ共に成長し、
おそらくマーリーも大きな変化を与える仕事を、人生を、
やがて訪れるその時までを描いております。
そのマーリーが邦題的には“おバカ”であったと、自由であったと。
おバカなヤツほど、世話の焼けるヤツほど可愛かったり、
いとおしく思ったりで、
そんなマーリーがホントにおバカかどうかは観て感じて欲しいですが、
僕は確かに初めのうちはおバカだなぁと、おバカなだけなのか?
と思っていたのに、子供との関わりはあまり描かれませんので、
ほぼ夫婦のと言っていいのかもしれない変化を、
気持ちを察しているような姿には、お前は計算してるなぁと、
かわいいなぁと思ってしまう。
おバカタレントと呼ばれる人々も、消えていかなければ、
その人物は相当努力してるってことでしょうな。
ラストでは泣いてしまうだろうな、というのは思っていたけど、
オチはついていたが
浜辺での“解放”というシーンでもウルッとしてしまった。いいシーンだ。
ベタだけど家の外から窓を通して家族の様子を、変化を、
幸せを見守るシーンもいい。
ジェニファー・アニストンがあまり魅力的に見えなかったのは、
ちょっと残念。
でも、十分満足。
★
心が温まるウルウルバージョン
とても良い映画
決してバカではありません、こんなに家族に愛されるなんて
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