「キスというよりチュ~の世界。」誰かが私にキスをした ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
キスというよりチュ~の世界。
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邦画でありながら程遠い映画ほど辛いものはない^^;
まぁ…監督さんがガイジンさんですから(爆)という点を
差し引いても違和感ありまくりの作品展開。なぜ今作を
日本という設定で撮らなければいけなかったのかしら(爆)
「誰かが私にキスをした」というよりも…
「誰かが映画でミスをした」
の方がタイトル的にバッチリじゃないかと…^^;(あ、失礼)
話の展開にムリがあるのは俳優陣にとっても辛そうだった。
堀北真希・松山ケンイチ・アントン・イェルチンまで出ていて
(ジャニーズの子はあまり好きじゃないんで割愛^^;)
この仕上がりって…まさに気の毒としか言いようがない。
記憶喪失になった女の子を囲む四角関係?という可愛い
内容に出来そうなものを、わざわざ洋モノテイストに包み、
映像で面白い実験を見せているかのようなショットにする。
本来実力のある俳優達に感情面での掘り下げを許さない
みたいな、それはそれでアメリカンテイストにしたい監督の
意図ではあるのだろうが、合ってないんだな、またこれが。
松ケンと堀北が何度も音を立ててチュ~しまくるのを見て、
なんか違いますよね?って思ったのは私だけでしょうか^^;
とりあえず、日本の3人はまだ見せ場があるから、いい。
泣けてしまうのはアントン・イェルチンのファンだろうか(爆)
あの彼が、この扱い。
「誰かが私に恥をかかせた」って責められても仕方ない^^;
この監督の手法・試みとしては成功なのかもしれない。
でも映画っていうのは実験だけじゃない。
俳優の演技から化学反応を起こさせるのが監督でしょ。
(父親の気苦労に同情するけど、私もあの嫁はイヤかも^^;)
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