劇場公開日 2011年8月19日

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「計算された 笑いと動き」カンフー・パンダ2 Blueさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5計算された 笑いと動き

2011年6月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

私、「アンチ3D派」ですが、この作品は 3Dで観てもいいかも…と思わせる キャラクターの動き。 アニメだけど、キッズだけではなく 大人もターゲット(視野)に入れた笑い(ギャグ)。 緻密に 計算されているなぁと感心しました。

『カンフー・パンダ』の続編。 カンフーを習得し 伝説の“龍の戦士”となった小心者で食いしん坊の ポーは、有能なマスター5たちとともに 強力な武器を操り、中国を制圧して カンフーを抹殺するという野望に燃える 新たなる敵、孔雀のシェン大老と戦う(作品情報より抜粋)。

声の出演が 豪華なのは言うまでもなく、“実写ではあまり面白くない ジャック・ブラック”が デブっちょパンダのポーとシンクロして 面白いです。 セリフも かなりイケてます☆
映画のプレミアでは“アンジーが 声の出演!”と広告塔にしてるけど、劇中では 印象が薄いティグレス(雌トラ)役。

注目したいのが 監督のジェニファー・ユー・ネルソン。 彼女、センスあります!! ネット情報によると、韓国で生まれて アメリカに移住した経歴をもつ方らしいですが、中国を表現する上での アイデアや色彩感覚が 絶妙! ストーリーを 中国の歴史と一部コラボさせて描いているところが、見たことある感じだけど 新鮮。 次回作があるなら、ぜひ同じ監督で 撮ってほしいです。

一つの作品で 大人と子供が“別々に楽しめる場面(笑い)がある”って、不思議だけど アリだと思いました。 今回は 2D鑑賞でしたので、ぜひ3Dを観て 感想を加えたいです。

Blue