「アベンジャーズへの前振り」キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー KGRさんの映画レビュー(感想・評価)
アベンジャーズへの前振り
お話がとんとん拍子に進んでちょっと物足りないというか上滑り感があった。
もう少し簡単を絞り込んでもいいと思ったが「アベンジャーズ」に続く前振り的な意味合いもあるし、これだけでシリーズ化はできないからしょうがないんだろうと思う。
もともとキャプテン・アメリカは細胞を改造された生身の人間であり、代謝が早くて傷がすぐ治るとか、氷の中で死ななかったとかはあるし、アーマーとシールドは持っていても、武器はシールドを投擲武器として使うくらいで、通常武器というか、通常の兵士と大差ない。
とはいえ、この映画に合わせて鍛えたというクリス・エバンスのムキムキぶりはすごい。
コミックではアベンジャーズとファンタスティック・フォーの接点はないようだが、仮に共演となったら、ヒューマン・トーチはどうするんだろう。
ヘイレイ・アトウェルは「ウディ・アレンの夢と犯罪」や「ある侯爵夫人の生涯」の時とは、ずいぶん印象が違った。
スタンリー・トゥッツィーは重要だけどメインではない役柄が多い。
のちのアイアンマンの父、スターク工業の社長、ハワード・スタークのドミニク・クーパーは、「マンマ・ミーア」のスカイ、「ある侯爵夫人の生涯」では、アール・グレイ(グレイ伯爵)だった。
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