「おもしろかったです。」キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー いも男爵さんの映画レビュー(感想・評価)
おもしろかったです。
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試写会で2D、劇場で3D吹き替えを観てきました。
基本的には主人公がヒーローになるまでをじっくり描く最近ありがちなアメコミ映画と同じですが、その分主人公であるスティーブのことがよく描けていたと思います。
肉体改造が済んだ後、戦場には行かずマスコットにされるわけですが、その時着ているコスチュームが原作通りの全身タイツ姿であるなど、原作ファンへのオマージュもバッチリでした。
映画のコスチュームを纏って、戦場に出てからは主用武器であるシールドを使うわけですが、壁に反射させて敵を倒すなど工夫が凝らされていていましたし、基本肉弾戦なので『アイアンマン』『マイティーソー』と違いCGに頼っていない点も良いですね。
そして最終決戦では秘密兵器満載のバイクに乗って単身敵基地に乗り込み、果ては巨大空中爆撃機での監督のジョー・ジュンストンの名作『ロケッティア』を彷彿とさせる空中戦が見られるなど、テンション上がりっぱなしでした。
キャストも主演のクリス・エバンス、トミリー・ジョーンズなど見事にハマっていましたが、一番はなんといってもレッド・スカルを演じるヒューゴ・ヴィーウィングですね。他の役者さん完全に喰っていました。さすがは元エージェント・スミス。
原作を知らないと楽しめない部分もありますが、知らなくても十分楽しめる映画です。まだ迷っている方は観ておくことをお勧めします。
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