「I am IRON MAN」アイアンマン2 Intuitionさんの映画レビュー(感想・評価)
I am IRON MAN
゛私がアイアンマンだ ゙
自ら正体を明かしたトニー・スターク。
トニーは一躍時の人(前からそうだったのだが)になり、子供にも好かれる存在に。
しかしトニーはアマーの動力原、そして生命維持装置であるはずのアーク・リアクターに体を蝕まれる。
政府には、皮肉にもスーツをもう作らないと決めた ゙兵器 ゙扱いされて引き渡し要求され。
モナコGPでは乱入してきたウィップラッシュに、勝利はしたがズタズタにされ。
無二の親友ローディとはド派手な喧嘩の末Mark2を持っていかれ。(これはトニーが悪いのだが)
血液中毒素も上昇していく。
本当に哀れなヒーローだと思う。
ここから感じた事つらつら書きます。
・スタン・リー
この人はもはやMARVEL映画に出なきゃいけない存在ですね。
今回も出てたけど…短い!
これはちょっと不満でした。
・悲しさ
リアクターの副作用で苦しむトニー。
傲慢社長が、余程不安だったのでしょう…自分に問いかけるシーンがあり、切なくなりました。
・すごいぞ!ホーガン!
ジョン・ファブロー演じるトニーの専属運転手ハッピー・ホーガン
前作ではこれと言って活躍は無かったが、今作は大活躍じゃないか!
F1カー爆走中のコースを逆走し、ウィップラッシュを跳ねて挟んで…もはや運転手の域ではありません。
ハマー・インダストリーズに乗り込み警備員を苦戦の末ノックアウト。ふと顔を上げると既にブラック・ウィドーが警備員数名を既に倒している。
「俺の努力は…」というような寂しい空気が笑えました。
・テレンスどこいった
テレンス…貴方は前作でスーツを着る事を心に決めていたでしょう…。
ドン・チードルは嫌いではないんですがね…。
これを不満に思ってる人は少なくないでしょう。
・まさかのS.H.I.E.L.D.
前作のエンドロール後に出たS.H.I.E.L.D.長官ニック・フューリー。
まさかこんなに本編に関わるとは…。
エンドロール流れてる時に帰る人結構いるので、「この人は…?」と思ってた人も居たでしょうね。
・キャップの盾は敷くためにあったようです
前作にチラッと映ってた未完成のキャプテン・アメリカの盾と思わしきもの。
今回も出ましたね。前作から何も作業進んでませんでしたね(笑)
それを[バキッ]と下敷きに…。
ここで「別の任務が」と、トニーのもとから離れたコールソン。何の任務かはエンドロール後に…
・トニーのラボが面白い
3Dで表示される色々なデータ。時には遊びの要素も。
新リアクター開発のために3Dいじってたシーンは素晴らしかった。カッコよく、トニーが超能力持ってるように思えました。
・クリムゾン・ダイナモ…
何だろうこの扱い…。
ウィップラッシュが最後スーツ着てますが、あれがクリムゾン・ダイナモですって…。
そしてすぐやられましたね…。
スパイダーマン3のヴェノムのような扱いで残念です。
別れた妻には笑えました。
まぁそんなこんなで楽しめたのですが、個人的には前作の方が良かったと思います。
今回はヴィランにあまり満足出来なかったので、IRON MAN3のヴィランに期待です。
(もうマンダリンでいいと思うのですがね…。ジョン・ファブロー監督は「メカニクルなアイアンマンに関わりすぎてソーのような世界は描けない」と、アヴェンジャーズの監督を断っているので期待はできませんね)
本編に関しては以上。
そして…
‐ニューメキシコ‐
「長官。発見しました。」
コールソンの目の前に巨大なクレーターが。
そしてそのクレーターの中には1つハンマーが。
これが何を意味するか。
このハンマーは、ムジョルニアと言って、2011年公開予定の Thor(原題) の主人公マイティ・ソーの武器です。
つまり、2012年公開のアベンジャーズに向けて、ヒーロー達が集結していってるのです。
ますますアメコミ映画から目が離せません。
因みに、本編よりもこの1分にも満たない映像の方が興奮したのは私だけでしょうか(笑)