劇場公開日 2009年7月18日

「織田裕二の新たなハマり役!」アマルフィ 女神の報酬 AKIRAさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5織田裕二の新たなハマり役!

2009年7月18日
鑑賞方法:映画館

楽しい

誘拐事件の真意が,なかなか見えてこずイライラ。

犯人たちの背後に大きな目的が見え始めると,
惰性が一転して画面に集中。

終盤は面白かった。

とはいえ,
ドラマが弱くて,訴えかけるものが無くて残念。

オールイタリアロケだからと観光ものにせず,
落ち着いてミステリーを見せてくれた点が好印象。

クールな外交官,黒田康作が,
「冷静沈着なキレ者」というだけじゃなく,
行動の中に人情が宿っていて魅力的な人物だった。

日本のしがらみに嫌気がさした様子も見え隠れ。

南米の前に,佐伯との会話から前日譚が気になる。

織田裕二の新たなハマり役,シリーズ化を希望!!

AKIRA