劇場公開日 2009年8月8日

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「涙すら出ない悲劇とはこの事」縞模様のパジャマの少年 マ王さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5涙すら出ない悲劇とはこの事

2024年6月30日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

マ王の映画仲間から「エグい映画があるぞ」と聞いたタイトルが「縦(たて)模様のパジャマの少年」だったので探すのに一苦労してたのよ、この作品😑
正解は「縞(しま)模様のパジャマの少年」だった🌀
似てるけど違うでしょ💨

さて内容はガチでエグい😫
ゴアとかグロ系ではないけれどバッドエンド好きのマ王も「まさかねぇ」とラストを見縊っていた💦
流石はPG12😆
でもこの手の映画は「ビューティフル・ライフ」で経験済みだったので、どうにかメンタルへのダメージは避けられたが覚悟は必要な映画です😐
進行形で鬱症状な方は少し鑑賞を躊躇って下さいな😅

マ王は幾つか戦争映画を観ており当然、アメリカ万歳戦争は正義👍といった物から真逆の戦争ド反対💢といった物まで幅広く観ています✨
その中でも前述した「ビューティフル・ライフ」と「プライベート・ライアン」「フルメタル・ジャケット」の3作品は抜きん出た反戦映画だった🥸
本作は「ビューティフル・ライフ」のテーマ、ホロコーストにおける悲劇の極みを描いた作品(フィクションなのを願う)なんだけど、どうにも全編英語ってのが違和感でしか無い😬
もうドイツ語バリバリでしょ、ココは😤
まぁイギリス映画ってトコで唯一許せるかなと(コレがハリウッドだったら許せん商業主義)
まぁ逆に言えばイギリスでしか作れんかもしれんけどね←ドイツには恨みしか無いから
だから最後まで英語劇として進行していくので気を抜くと「ん?この人ってドイツ人だったっけ?」となった(ならなかった?)
やっぱり言語は正しく使わんとね😶

物語が進むにつれ全てが狂気へと傾いていくのに、美しいドイツの森と友情だけが宙に浮かんでゆく😟
母親がブランコで遊ぶシーンに戦争という歪んだ正義が見え隠れしてます(本作の印象深かった場面です)

余談だが「縞模様のパジャマの少年」はアマプラで観たんだけど、その説明が「言葉に出来ない感動」「感動的で素晴らしいストーリー」と紹介されているのさ😐
あのラストシーンで何をどう感動しろと言うのか解らない🙄
ていうかアマプラの説明は案外下手クソだと思っているのはマ王だけなのか?

映画館での鑑賞オススメ度★★★☆☆
アマプラ字幕読みにくい度★★☆☆☆
意外と子役の演技が上手い度★★★★☆

マ王