「一人の少年を護る兵士達」セントアンナの奇跡 myLIZさんの映画レビュー(感想・評価)
一人の少年を護る兵士達
1983年アメリカの郵便局で定年3ヶ月前という黒人郵便局員がドイツ製の銃で一人の男性客を銃殺。
郵便局員の家を警察が捜索したところ、1944年8月8日のナチスにより破壊されたサンタ・トリニータ橋の装飾品の頭部が見つかる(時価5億円相当)
この事件はアメリカから海を越え、イタリアの1944年8月12日にナチスにより村人500人以上の虐殺が起きたセントアンナの大虐殺の真実に繋がる…。
イタリア人兵、ドイツ人兵、アメリカ側として戦う黒人兵。1944年の戦争の背景が分からないと、少し話に苦労するかもしれません。
戦闘中の身でありながら、言葉が通じない少年と出会い、彼を護るため歩き出す兵士達。
とても残酷で悲しい映画だけれど、奇跡の実話を是非ご鑑賞ください。
コメントする