風が強く吹いているのレビュー・感想・評価
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予想通りシュール
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弱小どころか部員10人で2人以外は未経験で幽霊部員という大学陸上部。
突然リーダー的な奴が箱根駅伝を目指すとか言い出す。
そして色々なエピソードをこなしつつ予選通過。
さらに本戦でも2日目繰上げスタートになりながらもシード権獲得。
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去年から個人的に走り始めてるんで楽しみにしていた作品。
まあ感動的で悪くはないのやが、あまりにもシュール過ぎる点が多々。
まず上記のようなメンバーでたった1年で予選通過するのはあり得ない。
それに最後、アンカーのキャプテンがレース中に膝を壊してしまい、
足をひきずりながらゴール、シード権獲得。ええええええええ?
繰上げスタートしたチームがやで?????
初日4走の時点で10位くらいにつけてたのに、5走が風邪で不調。
繰り上げスタートにまでなったんやから、5走だけで20分くらいは遅れとる。
さらにアンカーが膝を壊して遅れ、その結果シード権獲得って事は、
5走と10走がマトモな奴やったら完全に優勝しとるよね?(場)
2時間で箱根入賞までを描くからどうしてもこうなる。
予選通過までを描いた方が内容に厚みが増して良かったのでは?
あと予選会でのマネージャーの言葉がアホ過ぎ。
「この人達、自分がゴールしたらそれで終わりじゃないんだ」
そりゃ10人のタイムの合計で予選順位が決まるんやから、当たり前やん?
全ての予選会選手が同じように考えてるに決まってるんやけど。
お前はもうちょっとルールを勉強しなさい(場)
青春の眩しさが愛おしい
走っているだけでドラマのような箱根駅伝を映画にしたのだからつまらないわけはない、原作の不良少年の更生のような造りすぎを綺麗にモディファイし文科省推薦のような健全な青春群像劇に仕上げております。林さんの体幹のぶれない走りは綺麗ですね、バックに千住さんの音楽がつくと中継映像とは違った趣が出て感動が増します。
湖畔の練習のシーンで以前観ていたことに気付きました、ハイジとクララのくだりで思い出しそうなものですが、こうまで憶えていないのは流し見していたのでしょう。きっと気持ちに余裕が無くベタな青春ものが苦手な時期だったのかもしれません。年を経ると青春の眩しさが素直に愛おしくなるのは不思議です、そういえば唄にありましたね、青春時代が夢なんて、後からほのぼの思うもの~♪でしょうか。彼らのように何かに打ち込んでいたかというと誇れるものもなく、凡庸な青春だったと思いますが良い時代だったと感謝しています。
最悪
原作を20回近く繰り返し読み、そろそろ映画の方も見てみたいなと思えばこのありさま。
今まで見た映画の中でも一番ひどかったです。
原作を読んだことがなかったりする人は楽しめたのかもしれないけど読んだことがある人には物足りない映画だったと思います。
まず駅伝の走順が変わっている時点でひどいと思います。
東体大の榊が、本来8区を走るはずが10区を走っています。
この時点でおかしいのになぜか榊が走る前に走と榊が仲直りと言うのでしょうか、会話を交わしているのです。もし駅伝で寛政大の選手と会話をするシーンがあるとすれば唯一キングとムサがいる8区でちょっとした言い合いをするところ以外は駅伝中寛政大のメンバーと会話するシーンはなかったはずです。
もし話しているシーンを追加するぐらいなら走順を変えるよりはまだましです。
さらにはラスト、ハイジが足を痛めるシーンがありました。しかしあのシーンもあんなに大袈裟にはこけず、しっかりと前を向いて真っ直ぐ走ったというような記述があったはずです。
東体大にたった2秒差で勝利する設定です。そんなギリギリな勝負のなかであんなに止まっていたら勝てるわけがありません。
その他にもいくつかの点から今回のこの映画は酷いものだと思いました。
この投稿をみて、気を悪くした方がいれば申し訳ありませんでした。
2時間にまとめるのは無理がある
原作読んですぐ実写版見るってやつ。
いや~でもあの長編を2時間におさめるとこうなってしまうわな!
といった感想。
それぞれの住人が走と絆をつないでいく過程が
あってこその感情移入からの感動!!!!!!
な感じだったから、それをはしょっちゃうとこうなる。のはわかった。
けど2時間のなかでつめこめるだけつめこんでくれている感もあった。
私としてはムサがすごむシーンが好きだったので
それを少し変えていたのが残念だったかな。
でも神童の母から電話がかかってくるシーンはないた。
いいシーンでした。
なんせ一番好きなハイジさんを小出くんが演じってるってのが
私的に一番のみどころでした♡
きれてビールぶっかけるシーンかっこよかった
…。
原作ファンですが未だかつてないぐらいガッカリさせられました!!俳優さんは素晴らしいのに(ハイジ・走・ムサ・神童はかなりハマリ役!!)脚本が…2時間にまとめるのは困難な作品ですが、そこは監督の力量でしょう。それぞれの大切なエピソードがなかったり、大切なセリフがはしょられてたり、そうゆう意味じゃないのに…とか。大切な出会いのシーンがハイジがあまりにも美化され過ぎ??(ドテラも洗面器もない!!レザーに赤いハットって!!笑)カケルも荷物多いし(エピソードど合わないし、心情表現できてない)ラストなんてハイジがこけるとかあり得ません。あの走りで逆転とかないでしょう。別物として観るべきでしたが納得できない部分が多すぎました。ショックです。皆さん素敵な走りをされてたのに…「泣」とゆうのは期待外れとゆう意味です。
掛け値なしに良作
正直言って、ただのスポ根ものとみくびっていた。
こちらの評価もよかったので見にいったが、最高だった。
「走ることとは何か?をもう一度みたくなった」
「長距離選手への最高のほめ言葉は”速い”より”強い”」
この言葉の意味は今の日本の若者へのエールだと思う。
走ること=生きること。
急ぎすぎず、くじけず、あきらめず。
挫折しても力強く生きていく。
それを、心を絆でつなぐ象徴である箱根駅伝というモデルで表している。
生きる勇気をもらいました。
ありがとう。是非迷いのある若者に見てほしい。
きっとさわやかな感動と生きる勇気をもらえます。
風を感じて。
どうせこういうスポーツ映画はベタだから…と
敬遠する人ほど観た方がいいかもしれない作品。
荒唐無稽な設定や場面、ありえんだろ~?的な
展開も多い今作に冒頭から強く感じられるものは
この題名どおり「風」である。
追い風でもあり、向かい風でもあり、しかも強い。
その風をきって走ることの素晴らしさと、連動して
バランスを掴むことの難しさを丁寧に描いている。
原作は読んでないのだけれど(いつもスイマセン)
きっと素晴らしい物語なのだろうと想像できる。
とにかくカケル(林遣都)の走りを観るだけでも満足。
実際の箱根駅伝を待ちきれない人はぜひ映画館で!
…と宣伝したくなるほどの気持ち良い爽快な走り♪
ハイジ(小出恵介)という逸材と出逢い、人間的にも
成長著しい彼の活躍と、それぞれのランナーの挫折、
おそらく実際の駅伝ではもっと凄いドラマが生まれて
見るもの応援するものの胸を熱くしているのだろう。
まったく体育会系に疎い私であっても…^^;
これはかなり興奮できるスポーツ映画だった。
さらに、これまた可愛いニラという柴犬まで出てくる。
ポイント倍増v
我が家の男勢もマラソン(見るのが)大好き!である。
確かに箱根駅伝では毎年さまざまなドラマが生まれ
大きな話題になるが、実際のランナー達が感じる風と
見える景色は、一体どんなものなのだろうか。
(来年はかぶりつきで観てみよう。もちろんTVだけど)
作りものじゃない走り!
走くんの走りはとっても美しく、ハイジもカリスマ性があって、本当にいい映画でした。もう一度、見たいなぁ。来年の箱根駅伝に出てくる学校、ランナーそれぞれのドラマを感じながらテレビ観戦したいと思います。
爽やか
駅伝にかける男達の裏側を描いた作品で、爽やかで観た後も気持ちの良い余韻が残る。
しかしながら、中途半端なエピソードもいくつか観られ、それらをもう少しキッチリ描いてほしかった。
また、10人それぞれのエピソードも場合によってはとってつけた感が否めなかったので、やや惜しい。
全体的にはうまくまとまっていたと思うが、最後のエンドロールとともに流れるシーンはない方がよかったような…。
心地よい爽やかさ☆
私は駅伝に全く興味がなく彼に連れられて鑑賞しました。
でも、とっても爽やかで笑いあり感動ありで2時間ちょっとがあっという間でした。駅伝初心者でも飽きずに十分楽しめます。
特に林君(カケル役)の走りはそのスポーツをしている彼からも理想のフォームらしく、演技だけど羨ましかったそうです。
私は、ニラが可愛くてたまりませんでした。
ただ、他の方も書かれているようにハイジが足を引きずってゴールするシーンでの沿道の応援者が小出君に出会えた嬉しさから立場を忘れて笑っていたのがとっても悲しかったです。無理に涙を誘う感動ストーリーではなく、純粋に走る楽しさを伝える作品だと思えたのでエキストラにもちゃんと演じて欲しかったです。
きれいなフォーム!
林くんの美しいフォームに見入ってしまいました。
いかにも気持ちよさそうに走っているのだもの。
全員が縦に並んで走りながら、
ひとりひとりにスポットライトが当たるシーンがかっこよかった。
でも、気になったのは沿道のひとたち。
最後、ハイジがゴール目指して足を引きずりながら進むシーンがあるけど、
あれを笑いながら応援するってどうよ!
ハイジやカケルたちが泣きそうに、必死になっている表情と、
応援者たちの「小出くんだ~」みたいな満面笑みの表情が合ってなくて
気分が乗れなかった。
爽やかでした~
本作の予備知識なく観に行ったのですが、思いがけず良い映画でした!
毎年観ている箱根駅伝を思い出し、その裏にはこんなドラマもあるかも知れない…と思ったり、親戚の子が箱根を走った時の事を思い出しては「箱根駅伝に出るまでにはこんな過酷な事が…。」と思ったり。。
兎に角、走る姿が綺麗。
そしてみんな爽やかで観ているこちらも風を感じる爽快感。
笑える場面も多いし、泣ける場面もしっかりあって良かったです。
特に、田舎で神童と呼ばれた彼が、箱根当日に体調を崩して最下位に…。
やっぱりいざとなると自分なんかダメだ、と自責にかられる彼に
母親からの温かい言葉にじ~~~~~~~んとして泣けました。
友情っていいなとか、目標に向かって頑張る姿っていいなとか、
走るって気持ち良さそうとか、観る人それぞれに感じ取る事が多い作品だと思います。
「話が出来すぎてる。」と思う人もいるかも知れませんが、
私は理不尽なほどにハッピーエンドが好きなので良い展開でした。
沢山の人に観てもらって、お正月の箱根でも盛り上がって欲しいです。
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