「【揺蕩うような、ゆっくりと流れる時間と人々と美味しそうな食事に癒される作品。荻上監督の初期作品を思い出す作品でもある。】」ホノカアボーイ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【揺蕩うような、ゆっくりと流れる時間と人々と美味しそうな食事に癒される作品。荻上監督の初期作品を思い出す作品でもある。】
■他人との距離がうまく取れないレオは、彼女に言われるままハワイ島へ旅行に来る。
それから半年後、レオはその旅の途中で出会ったホノカアで映画館の映写技師の仕事をして暮らしていた。
そんなある日、レオは町でも有名なイタズラで偏屈な老婆(倍賞千恵子)と出会う。
◆感想
・日曜日の晴れた午後に、自宅でゆっくりと見たい映画である。
・ストーリー的には大きな展開はない。(小さき事は多数起きる。)
・作中の料理を担当したのは、高山なおみさんである。ピッタリである。
ー 私事で恐縮であるが、高山さんの著作は”日々ごはん”を始めとして、ほぼ総て持っており、料理の際に参考にしている。飾り気のない料理であるが味は抜群である。-
・若き岡田将生さんが彼女(蒼井優)から、別れを告げられ、彼はビーさん(倍賞千恵子)に拾われ、彼女の家に住むようになる。
ー この辺りの描き方が何とも可笑しい。80になってもエロ本をレオに取り寄せをお願いするお爺さんとか・・。
ホノカアの映画館の人達も常に居眠りしているお爺さんや、お菓子が好きな女性(松坂慶子)さんであったり。-
<心や身体が疲れている時に、ぼんやりと見たい映画である。(大いに褒めています。)
因みにハワイもお勧めであるが、(本島はちょっと・・、だが。)ニューカレドニアの離島(沢山あります・・。)なども、誰もいないリゾート地としてはお勧めである。(敢えて、島の名は記載しない。)>
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