「2000年代後半の独特な雰囲気」ホノカアボーイ kpさんの映画レビュー(感想・評価)
2000年代後半の独特な雰囲気
ストーリーはともかく、めがね、かもめ食堂、プールと続きこの映画を見て、共通する一つの情感がそこに感じられた。今の時代の似たようなテイストの映画にはそれがない。きっとそれは、映像技術が程よいくらいに映写され、今のように鮮やかすぎてもなく、曖昧な部分が映像の質感としてあるからなのだと思う。だから、技術が悪い意味で先に進み過ぎてしまっているから、こういう肌感の映画はこの年代でしか成立しないので、口惜しい。
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