「全編ハッピーな雰囲気だけど、ストーリー構成がしっかりしてる!」ロシュフォールの恋人たち ともさんの映画レビュー(感想・評価)
全編ハッピーな雰囲気だけど、ストーリー構成がしっかりしてる!
シェルブールの雨傘はフランス純度100%って感じでしっとりしていて愛や情緒がずっしりだったけど、
恋人たちはアメリカのブロードウェイぽい要素も入り混じっていてハッピーで軽やか&華やかなイメージ!
旅をしていたり、旅立とうとしている人々が主な登場人物であるということも大きな特徴だったと思う。
アメリカ要素でいえば、ジーンケリーが出てきてタップダンスまで始めたの笑った😂
ストーリーに関して、最初一人一人のキャラクターをとりだしてソロで奏でたりアンサンブルしたあと、最後は全部のパートが重なって交差するみたいな感じで進んでいて、構成が綺麗だった!一人一人のキャラも立っていてみんな好き!特にポエマーな彼と旅人の愉快な2人組が良い味を出していた。
一人一人のテーマソングが重なっていくラスト秀逸!何度でも聴ける!テーマソングひとつひとつをとっても、どれもキャッチーで個性が出ていて面白い。
ララランドは音楽とダンスに関してはロシュフォールの恋人たちをだいぶ踏襲してるよなぁ〜と思った。とくに、『ミアとセバスチャンのテーマ』は冒頭のフレーズがほぼほぼ同じだよね。
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