「踊りや歌が今ひとつが生かされていない」ロシュフォールの恋人たち Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
踊りや歌が今ひとつが生かされていない
ウエストサイドストーリーのジョージチャキリスがいきなり登場し驚かされた。さらに、ジーンケリーまでステップを踏む。しかし、フランス風のミシュルルグラン作の曲が今ひとつ彼らのダイナミックな動きに合っていない様に感じてしまった。
カトリーヌドヌーブとその姉が歌って踊るのが見せ場ということの様であり、確かに悪くは無いのだが、二人とも今の感覚ではいけてない衣装や化粧のせいか、綺麗に思えなかった。
ストーリーも大人のお伽話的で割と良い骨格に思えたが、細部の味付けが今ひとつのせいか
つまらないと思ってしまった。シュルブールの雨傘であれだけのモノを創った監督だけに残念。
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